猫にかまれて入院が10年で約3倍、医師が注意呼びかけ
オーストラリアで、猫にかまれたり引っかかれたりして入院する人が増えています。2015〜16年度には1,219件でしたが、2024〜25年度には3,459件と、10年でほぼ3倍になりました。2024〜25年度、猫にかまれたり、たたかれたりしたことは、人や植物、動物との接触による入院の理由で3番目に多く、毒ヘビにかまれるケースよりも多いと報じられています。
猫の歯やつめはとても鋭く細いため、皮膚の奥まで刺さり、穴があくようなけがと、押しつぶされるようなけがの両方になりやすいといいます。かかりつけ医(GP)は、思った以上に深い傷になることがあると話しています。猫のだ液やつめにいる細菌が傷口から血液に入ると、治療しないままでは、命に関わる「敗血症」に進むおそれもあります。外に出る猫や野良猫はより危険が高く、免疫が弱っている人や糖尿病の人も注意が必要です。かまれたり引っかかれたりしたら、すぐに石けんと冷たい水でよく洗い、皮膚が破れていればGPや急患クリニックで診てもらうよう呼びかけています。熱が出たり、皮膚の色が変わったりしたら、救急外来へ行くべきだといいます。
日本でも、犬や猫にかまれた傷は小さく見えても化膿しやすいため、早めに病院へ行くよう言われています。傷を甘く見ないことが大切ですね。
かわいい猫でも、歯やつめはとても鋭いのですね。毒ヘビにかまれるより多いというのも意外でした。皮膚が破れたら、すぐに洗ってお医者さんへ。猫を飼っている人は、ぜひ覚えておいてください。