カテゴリ
車・運転
免許の切り替え、州ごとの交通ルール、車の購入、登録(Rego)とCTP。
運転免許12本
車・運転ACTでの免許の切り替え(Drivers with licences from overseas)オーストラリア首都特別地域(ACT)では、永住ビザを持つ人は外国の免許で3か月まで運転でき、その後はACTの免許が必要です。日本は「recognition status」を持つ国で、フル免許なら追加の講習や試験なしでACTのフル免許を取れます。ACTに住む一時ビザの人は、ACTの免許を取ることも選べます。車・運転日本の免許からの切り替え(Converting an overseas licence)オーストラリアに住む人は、州・準州の運転免許へ切り替える必要があります。日本は多くの州・準州で「公認国」とされ、車の免許は学科・実技試験なしで切り替えられる州がほとんどです。ただし期限、認められる英訳、手数料は州・準州ごとに違います。車・運転仮免許と段階制の免許(Graduated licensing)オーストラリアで初めて運転免許を取る人は、学習免許(L)、仮免許(P)を経てフル免許に進みます。この段階制の免許の仕組み(Graduated Licensing Scheme)は州・準州ごとに違い、学習免許を取れる年齢、練習時間の記録、仮免許の期間がそれぞれ決まっています。車・運転NSWでの免許の切り替え(Moving your overseas licence to NSW)ニューサウスウェールズ州(NSW)では、永住者はオーストラリア到着から3か月、一時ビザでNSWに長く住む人は住み始めてから6か月以内に、NSWの免許が必要です。日本は試験免除の国の一覧に入っており、車の免許は学科・実技試験なしで切り替えられます。英訳は指定の機関のものに限られます。車・運転NTでの免許の切り替え(Transfer your overseas driver licence)ノーザンテリトリー(NT)に続けて3か月を超えて住む人は、NTの運転免許に切り替える必要があります。日本は試験なしで切り替えられる国の一覧に入っています。手続きは自動車登録所(MVR)の窓口で行い、申請すると日本の免許はNTで使えなくなります。車・運転QLDでの免許の切り替え(Transferring to a Queensland licence)クイーンズランド州(QLD)では、永住ビザなどを持つ人はQLDに住んで3か月たつと、QLDの免許が必要です。日本は公認国の一覧に入っており、車の免許は学科・実技試験なしで同じクラスの免許に切り替えられます。英訳はNAATI承認の翻訳者のものが必要です。車・運転SAでの免許の切り替え(Transfer your overseas driver's licence)南オーストラリア州(SA)では、外国の免許を持つ人が永住者になると、3か月以内にSAの免許を取る必要があります。公認国の車・バイクの免許なら運転試験なしで切り替えられます。日本の免許の条件は州政府の確認ツールで確認します。費用は免許の期間に応じた更新料です。車・運転TASでの免許の切り替え(Converting an overseas licence)タスマニア州(TAS)では、永住ビザが出てから6か月を過ぎると、外国の免許では運転できません(延長が認められた場合を除く)。日本は公認国で、有効な免許なら学科試験と運転評価なしでTASの免許に切り替えられます。手続きはService Tasmaniaで行います。車・運転免許の翻訳(English translation of a driver licence)日本の運転免許は英語ではないため、オーストラリアで運転したり州の免許に切り替えたりするときに英訳が必要です。NAATI認定翻訳者の英訳、大使館・総領事館の運転免許証抜粋証明、州の翻訳機関などの方法がありますが、どれが認められるかは州・準州ごとに違います。車・運転VICでの免許の切り替え(Convert overseas licence)ビクトリア州(VIC)に長く住む人は、住み始めた日から6か月を基準に、外国の免許をVICの免許へ切り替える必要があります。条件は免許の種類、取得年齢、保有期間、発行国で変わるため、VicRoadsの確認ツールで確認します。英訳はNAATI認定翻訳者か在豪領事館のものが認められます。車・運転旅行者の運転と国外運転免許証(International Driving Permit)旅行者・ワーホリ・留学生など一時滞在の人は、有効な外国の免許でオーストラリアを運転できます。ただし運転できる期間や、英語でない免許に必要な英訳・国際運転免許証の扱いは州・準州ごとに違います。永住ビザを得ると、多くの州で一定期間内に州の免許へ切り替える必要があります。車・運転WAでの免許の切り替え(Moving from overseas to WA)西オーストラリア州(WA)では、市民・永住者は外国の有効な免許で3か月まで運転でき、その間にWAの免許への切り替えを申請します。日本は公認国のため、有効な車の免許なら学科試験と実技評価は免除です。申請料A$63.50と免許の更新料がかかります(2026年10月時点)。
交通ルール11本
車・運転自転車のルール(Bicycle road rules)オーストラリアでは、自転車は「車両」として交通ルールに従います。ほとんどの州・準州で、自転車に乗るときは承認されたヘルメットの着用が義務です。ノーザンテリトリー(NT)では、17歳を超える人は道路以外の公共の場所と歩道でヘルメットが不要です。歩道を走れる年齢は州ごとに大きく違います。車・運転日本と違う交通ルール(Road rules for visitors)オーストラリアも日本と同じ左側通行ですが、ラウンドアバウト、信号のない交差点での優先、メルボルンのフックターンなど、日本と違うルールがあります。交通ルールは州・準州ごとに定められているため、運転する州の公式ページで確認してください。車・運転飲酒運転の基準(Drink driving and BAC limits)オーストラリアでは、フル免許の多くの運転者は血中アルコール濃度(BAC)0.05未満で運転しなければなりません。仮免許(L)とP免許の人はBACゼロです。バスやタクシーの運転者などにもゼロや低い基準があり、ACTでは一部の外国の免許の人もゼロです。基準と罰則は州ごとに違います。車・運転電動キックボードのルール(E-scooters)電動キックボード(e-scooter)を公道で使えるかどうかは、州・準州で大きく違います。自分の電動キックボードで公道を走れる州もあれば、レンタルの電動キックボードだけが決まった地域で認められている州もあります。年齢、ヘルメット、走れる場所、速度の上限も州ごとに決まっています。車・運転反則金と違反点数(Fines and demerit points)オーストラリアでは、交通違反をすると反則金に加えて違反点数(demerit points)が記録されます。一定期間に点数が上限に達すると、免許の停止などの処分を受けます。フル免許の上限は多くの州・準州で3年間に12点、NSWは13点です。仮免許・P免許の上限はさらに低く、点数の照会先も州ごとに違います。車・運転運転中のスマホ(Mobile phones and driving)オーストラリアでは、運転中にスマホを手に持つことや体にのせることは、どの州・準州でも違反です。フル免許の人は、車に固定したホルダーで通話やナビを使える州が多い一方、仮免許(L)とP免許の人にはさらに厳しい制限があります。カメラによる取り締まりもあり、反則金と違反点数は州ごとに違います。車・運転駐車のルール(Parking rules)オーストラリアでは、道路に駐車するときは標識の指示に従い、車の進む向きに合わせて道路の左端に止めます。信号のある交差点から20m、信号のない交差点から10m以内などは、標識がない限り駐車できません。「No Stopping」と「No Parking」の違いなど、日本と違う標識の意味に注意が必要です。車・運転ラウンドアバウト(Roundabouts)ラウンドアバウトは、中央の島の周りを一方向に回る円形の交差点です。入る前に、すでに中を回っている車に道を譲ります。左折は左車線、右折は右車線を使い、曲がる方向のウインカーを出し、出るときは可能なら左のウインカーを出します。車・運転スクールゾーン(School zones)オーストラリアの学校の周りには、速度が下げられる「スクールゾーン」があります。多くの州・準州で、学校のある日の朝と午後に40km/hになりますが、時間帯や速度は州ごとに違います。南オーストラリア州は、子どもがいるときに25km/hです。標識に書かれた速度と時間に従ってください。車・運転速度制限とスピードカメラ(Speed limits)オーストラリアでは、標識のある道路は標識の速度、標識のない道路は州・準州が定める既定の速度が上限です。市街地の既定速度は多くの州で50km/hですが、NTは60km/hです。スクールゾーンの速度や時間、仮免許・P免許の上限速度も州ごとに違います。車・運転有料道路(Toll roads)オーストラリアの有料道路は料金所のない電子式で、現金では払えません。タグ付きのアカウントか、一時的なパスで払います。パスは走行後でも、NSWでは72時間以内、VICとQLDでは3日以内に買えます。払わないと請求書が届き、手数料が加わります。
車の購入3本
車・運転中古車の担保・盗難チェック(PPSR、Personal Property Securities Register)中古車を買う前に、連邦政府の動産担保登録簿(PPSR)で、ローンの担保になっていないか、盗難や全損の記録がないかを調べられます。検索には車台番号(VIN)が必要で、ナンバープレートでは調べられません。2026年10月時点の手数料はオンラインでA$2です。車・運転車の売り方と名義変更(Selling a vehicle)車を売ったら、売り手は州・準州の交通当局に売却を届け出ます(多くの州で「notice of disposal」)。届け出の期限は州で違い、7日の州と14日の州があります。届け出をしないと、売ったあとの違反や通行料の責任を問われることがあります。州によっては、売り手が検査の証明書を用意する義務もあります。車・運転中古車の買い方(Buying a used car)中古車は、免許を持つ販売業者・個人・オークションから買えます。個人売買は安い反面、販売業者から買う場合の保護の多くがありません。買ったら州・準州の交通当局で名義変更(登録の移転)をし、多くの州で期限は14日です。検査の証明書が必要かどうかも州ごとに違います。
登録・CTP12本
車・運転ACTの車の登録(Vehicle registration in the ACT)オーストラリア首都特別地域(ACT)では、車の登録をAccess Canberraで行い、登録のときに対人の強制保険(MAI保険)を買います。MAI保険は過失の有無にかかわらず、事故を起こした運転者も含めてけがを補償します。名義変更は14日以内で、6年を超える車などは事前に車検が必要です。車・運転任意の車両保険(Car insurance)車の登録に必要な強制保険(CTP)は、人のけがだけを補償し、車や物の損害は補償しません。相手の車や自分の車の修理代に備えるのが任意の車両保険で、補償の範囲によって主に3つの種類があります。保険料や補償の内容は保険会社や商品で大きく違うため、比べて選びます。車・運転強制保険(CTP、Compulsory Third Party insurance)CTPは、車の事故で人がけがをしたり亡くなったりしたときの補償にあてる強制保険で、車の登録と結びついています。車や物の損害は補償しません。登録料に含まれる州と、保険会社を選んで買う州があり、補償の考え方(過失の有無)も州・準州ごとに違います。車・運転NSWの車の登録とCTP(Vehicle registration and CTP in NSW)ニューサウスウェールズ州(NSW)で車を使うには、NSWの登録(Rego)と、登録と同じ期間の強制保険(CTP、green slip)が必要です。登録の更新・名義変更はService NSWで行い、5年を超える軽車両は毎年の安全検査が必要です。他の州からの車をNSWに置く場合は、NSWで登録し直します。車・運転NTの車の登録(Vehicle registration in the Northern Territory)ノーザンテリトリー(NT)では、車の登録を自動車登録所(MVR)で行います。登録料には対人の強制保険にあたるMAC保険が含まれ、保険会社を選ぶ必要はありません。期間は1・3・6・12か月から選べます。中古車の名義変更は14日以内で、7年以上の軽車両は検査が必要です。他の州の車は、NTに住んで3か月以内に登録し直します。車・運転QLDの車の登録とCTP(Vehicle registration and CTP in Queensland)クイーンズランド州(QLD)では、車の登録(Rego)とCTPの保険料を、交通・道路局(TMR)に一緒に払います。CTPの保険会社は自分で選べます。中古車の名義変更と他の州からの登録の移転は14日以内で、どちらも安全証明書(safety certificate)が必要です。車・運転車の登録(Rego、Vehicle registration)オーストラリアで公道を走る車は、州・準州の交通当局に登録(Rego)し、期限までに更新する必要があります。対人の強制保険(CTP)は登録と結びついていて、登録料に含まれる州と、別に保険を選ぶ州があります。窓口、更新の期間、検査の要否は州・準州ごとに違います。車・運転車検にあたる検査(Roadworthy inspections)オーストラリアには、日本の車検のように全国一律で定期的に受ける検査はなく、検査が必要な場面は州・準州ごとに違います。名義変更のとき、他の州から登録を移すとき、登録が切れた車を登録し直すときなどに、認可を受けた検査場で検査を受けて証明書をもらいます。車・運転SAの車の登録とCTP(Vehicle registration and CTP in South Australia)南オーストラリア州(SA)では、車の登録(Rego)の更新と一緒にCTPの保険料を払い、更新のたびに保険会社を選べます。手続きの窓口はService SAとmySAGOVです。中古車の名義変更は14日以内です。他の州から引っ越した人は、3か月以内にSAで登録し直します。車・運転TASの車の登録(Vehicle registration in Tasmania)タスマニア州(TAS)では、車の登録の窓口はService Tasmaniaです。登録した車には自動車事故保険委員会(MAIB)の強制保険料がかかり、登録の費用と一緒に払います。期間は3か月・6か月・12か月から選べます。名義変更は14日以内で、登録が3か月以上切れた車は検査を受けて登録し直します。車・運転VICの車の登録とTAC(Vehicle registration and the TAC charge in Victoria)ビクトリア州(VIC)の車の登録はVicRoadsが扱い、登録料には交通事故委員会(TAC)の負担金が含まれます。CTPの保険会社を選ぶ必要はありません。登録は12か月が基本で、3か月・6か月も選べます。中古車の名義変更や登録のし直しでは、多くの場合に車検証明書(roadworthy certificate)が必要です。車・運転WAの車の登録(Vehicle licence in Western Australia)西オーストラリア州(WA)では、車の登録を「車両ライセンス(vehicle licence)」と呼びます。対人の強制保険にあたる自動車傷害保険(MII)は、車両ライセンスの費用に含まれます。更新は1・3・6・12か月から選べます。他の州の車をWAで登録するには、指定の検査場での検査が必要です。
レンタカー2本
車・運転キャンピングカー(Campervan)キャンピングカーで旅をするときは、どこで夜を過ごしてよいかのルールを先に確認します。道路や公園に車を止めて泊まることをカウンシルの条例で禁止し、罰金を科している地域があります。国立公園のキャンプ場は事前の予約や許可が必要なことが多く、州の休憩所はキャンプ場ではありません。車・運転レンタカー(Car hire)オーストラリアでレンタカーを借りるときは、その州で外国の免許が使えるか、英訳や国際運転免許証が必要かを先に確認します。契約書には補償の範囲、運転できる人、クレジットカードへの請求の条件が書かれているので、署名の前によく読みます。シドニーなどの有料道路は現金で払えないため、料金の払い方をレンタカー会社に確認します。
長距離・アウトバック2本
車・運転長距離・アウトバックの運転(Outback driving)内陸部や北部の長距離ドライブでは、町と町、給油所の間が数百km離れることがあり、携帯電話も多くの場所でつながりません。出発前に道路状況を州の公式サイトで確認し、水・燃料・予備タイヤを多めに積み、行き先と帰る予定を誰かに伝えます。未舗装路では速度を落とします。車・運転動物との衝突に注意(Wildlife collisions)カンガルーなどの野生動物は夜明けと夕暮れに道路へ出やすく、地方の道路では衝突事故が起きています。動物を見たら速度を落としてまっすぐブレーキをかけ、急ハンドルは切りません。けがをした動物を見つけたら、自分で抱えず、州・準州の窓口や野生動物の救護団体に連絡します。