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NSWでの免許の切り替え(Moving your overseas licence to NSW)

在住駐在ワーホリ留学 ニューサウスウェールズ州
ひとことで言うと

ニューサウスウェールズ州(NSW)では、永住者はオーストラリア到着から3か月、一時ビザでNSWに長く住む人は住み始めてから6か月以内に、NSWの免許が必要です。日本は試験免除の国の一覧に入っており、車の免許は学科・実技試験なしで切り替えられます。英訳は指定の機関のものに限られます。

目次
  1. 永住者と一時ビザの人の期限
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

永住者と一時ビザの人の期限

NSWの運転免許は交通局(Transport for NSW)の管轄で、窓口の手続きはService NSWのサービスセンターが受け持ちます。

NSWで外国の免許から切り替えが必要になるのは、主に次の人です。

  • 永住者(Permanent resident):オーストラリアに到着してから3か月まで、外国の免許で運転できます。続けて運転するには、その3か月以内にNSWの免許が必要です。
  • 一時ビザでNSWに長く住む人:2023年7月1日以降にNSWに来た人で、NSWに長く住むつもりの人は、住み始めてから6か月以内にNSWの免許を取らないと運転を続けられません。期間は、NSWの住所を主な住まいにした日から数えます。

一時ビザの人が取るのは「一時海外訪問者免許(Temporary Overseas Visitor licence)」です。中身は通常のNSWの免許と同じで、免許の条件欄に「Q」が入ります。裏面には、永住者であることの証明が出されていない旨が印刷されます。過去にNSWの免許を持っていた人は、この免許を申請できません(NSW州政府の一時訪問者免許のページ(新しいタブで開く))。

日本の免許は試験が免除される

日本は、学科試験(Driver Knowledge Test)と実技試験が免除される「公認国・地域」の一覧に入っています。対象は車(Class C)とバイク(Class R)の免許です。条件は次のとおりです。

  • 免許が有効か、失効から5年以内であること
  • 仮免許(learner licence)でないこと

トラックなど大型車の免許には免除がありません。NSWは、外国の免許が有効だと確認できない場合などに試験を求めることがあるとしています。免除の条件は試験免除のページにまとまっています。

どの免許になるか

日本で免許を持っている期間によって、NSWで出る免許の種類が決まります。期間は、日本の免許の最初の取得日で判断します。

日本の普通免許の保有期間NSWで出る免許
12か月未満仮免許の次の段階のP1(Provisional P1)
12か月以上3年未満P2(Provisional P2)
3年以上制限のない免許(Unrestricted)

日本の免許に最初の取得日が書かれていない場合で、25歳未満の人は、発行機関か領事館などの確認の手紙が必要になります。

英訳はNSWが指定する機関のものだけ

日本の免許など英語でない書類には、英訳の原本が必要です。コピーは認められません。NSWが認める英訳は、日本語の場合、次の2つだけです。

  • 内務省の無料翻訳サービス(Free Translating Service)
  • Multicultural NSW(旧Community Relations Commission of NSW)

ほかの方法で作った英訳は認められません。在シドニー日本国総領事館も、総領事館の翻訳証明はNSWの免許当局では認められていないと案内しています(総領事館のページ(新しいタブで開く))。翻訳の方法は免許の翻訳で詳しく説明しています。

手順

  1. 自分が永住者か一時ビザの人かを確認し、期限を確認する。
  2. 申請書(Licence Application form)を用意する。
  3. 日本の免許の英訳を、内務省の無料翻訳サービスかMulticultural NSWに頼む。
  4. 身分証明書、日本の有効な免許、英訳の原本をそろえる。永住者は永住を証明する書類も用意する。
  5. Service NSWのサービスセンターを予約する。オンラインか13 22 13で予約できます。
  6. センターで申請し、視力検査と写真撮影を受け、手数料を払う。
  7. 仮の紙の免許を受け取る。免許証は後日郵送で届きます。

永住を証明する書類が出せない場合は、一時海外訪問者免許が出ます。永住を証明する書類として、日本のパスポートに有効なオーストラリアの永住ビザがあるものなどが認められています。内務省のオンラインサービス(VEVO)で確認されることもあります。

費用

NSWの免許料です(2026年7月1日からの料金、2026年10月時点)。

免許の種類料金
制限のない免許(Unrestricted)1年A$74、3年A$172、5年A$234、10年A$434
P1A$74
P2A$115

10年の免許は、21歳から44歳の人の車・バイクの免許だけです。試験が必要な人は、学科試験A$58(1回ごと、窓口の場合)、実技試験A$72などが別にかかります。自分に当てはまる料金は、NSW州政府の料金のページか、電話(13 22 13)でわかります。

英訳をMulticultural NSWに頼む場合は、標準的な書類で預かり金A$80(7業務日)かA$105(急ぎ)がかかります。内務省の無料翻訳サービスは、対象者は無料です。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • NSWの免許が出ると日本の免許では運転できない:NSWでは、法律上オーストラリアで持てる免許は1つです。NSWの免許が出ると、日本の免許の情報は記録され、NSWで日本の免許を使って運転することはできなくなります。
  • 一時訪問者免許が停止・取り消しになったとき:一時訪問者免許が停止・取り消しになった場合や、NSWの試験に落ちた場合は、日本の免許での運転にも戻れません。
  • 違反で運転の権利がなくなることがある:外国の免許で運転している人も、違反点数が13点になった場合や、飲酒・薬物運転で有罪になった場合などは、NSWで外国の免許を使って運転する権利が取り消されます。
  • 総領事館の翻訳証明はNSWでは使えない:ほかの州で使えた英訳でも、NSWでは認められないことがあります。
  • マイナ免許証:在シドニー日本国総領事館は、運転免許証抜粋証明の申請には従来の運転免許証が必要だとしています。
  • 交通ルール:運転を始める前に、日本と違う交通ルール、速度制限、飲酒運転の基準に目を通しておくと安心です。
  • 個別の判断:自分の場合の期限や免許の種類は、Service NSW(13 22 13)が答えてくれます。

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