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レンタカー(Car hire)

ひとことで言うと

オーストラリアでレンタカーを借りるときは、その州で外国の免許が使えるか、英訳や国際運転免許証が必要かを先に確認します。契約書には補償の範囲、運転できる人、クレジットカードへの請求の条件が書かれているので、署名の前によく読みます。シドニーなどの有料道路は現金で払えないため、料金の払い方をレンタカー会社に確認します。

目次
  1. 借りる前の3つのチェック
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
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借りる前の3つのチェック

レンタカーを借りる前に、次の3点を確かめておきます。

  • 運転する州・準州で、自分の免許で運転できるか
  • 契約の内容(料金、補償、運転できる人など)
  • 有料道路の料金の払い方

特定のレンタカー会社をすすめることはしません。条件は会社ごとに違うので、各社に直接確認してください。

免許の条件

外国の免許で運転できる期間や、英訳・国際運転免許証が必要かどうかは、州・準州ごとに違います(旅行者の運転と国外運転免許証、免許の翻訳)。

  • 南オーストラリア州(SA)は、レンタカーを借りるときに国際運転免許証が必要になる場合があるとしています(南オーストラリア州政府のページ(新しいタブで開く))。
  • ニューサウスウェールズ州(NSW)とクイーンズランド州(QLD)では、外国の車の免許の人が運転できるのは、総重量4.5トン以下で、運転者を含めて12人までが乗れる車です。

州の交通当局の条件を満たしていても、レンタカー会社が独自の条件(年齢、免許の保有期間、国際運転免許証など)を設けていることがあります。

消費者の権利と契約

レンタカーにも、所有に関するものを除いて、多くの消費者保証が適用されます。競争・消費者委員会(Australian Competition and Consumer Commission、ACCC)の説明です(ACCCのページ(新しいタブで開く))。

契約書には、借りる人の責任、料金、運転できる人、事故や故障のときの扱い、補償の範囲が書かれています。ACCCは次の点に注意するよう呼びかけています。

  • 一部の損害は補償されない、または追加料金で補償される契約が多い
  • 補償に穴がないか(例:単独事故が補償されない場合がある)
  • クレジットカードへの請求に上限がない条件が含まれることがある
  • 保証金(デポジット)が返ってこないのはどんな場合か
  • 早く返したときに一部返金があるか
  • 借りた場所と違う場所に返せるか、追加料金はあるか

旅行保険やクレジットカードの中には、レンタカーの免責額(excess)を補償するものがあります。

レンタカー会社には、必須の料金をすべて広告の表示価格に含めること、契約の細かい文字に費用を隠さないこと、補償の範囲と除外をはっきり説明することが求められています。標準の契約書の不公正な条項は、法律で規制されています。

有料道路

  • シドニー:有料道路はすべて現金が使えません。通常は、事前の通行料アカウントか、一時的なパス(利用の72時間後まで設定可)で払います。レンタカーの場合は、レンタカー会社が料金の払い方を案内するので、借りるときに聞いておきましょう(NSW州政府のページ(新しいタブで開く))。
  • メルボルン:有料道路はCityLink、EastLink、West Gate Tunnelの3つです。青い地に黄色い文字の標識が目印です。一時的なパスかアカウントで電子的に払います(Transport Victoriaのページ(新しいタブで開く))。

アカウントやパスなしでシドニーの有料道路を使うと、車の登録者に請求が届き、通行料に加えて手数料がかかります。

手順

ACCCの案内をもとにした、借りるときと返すときの流れです。

  1. 総額(補償や追加料金を含む)、保証金、運転できる人、補償の範囲を比べる。
  2. 借りるとき、会社の担当者と一緒に車の内外の傷を確認し、写真を撮る。
  3. 見つけた傷を契約書に書いてもらい、担当者に確認の署名をもらう。
  4. 機械・電気系統が動くか、燃料が満タンかを確認する。
  5. 故障・事故のときの手続きと、返す時間・場所・給油の条件を確認する。
  6. 返すとき、もう一度写真を撮る。傷がなければ、傷なしで返したことを書面でもらう。
  7. 借りている間に傷ができた場合は、帰る前に費用と手続きを書面で取り決め、保険で補償されるか確認する。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 有料道路は現金が使えない:シドニーの有料道路は、料金所で現金を払う仕組みではありません。
  • 免責額と補償の範囲:基本の料金に含まれる補償で、どこまでの損害が自己負担になるかを確認してください。
  • 外国の免許の人も州の交通ルールに従う:速度や飲酒の基準は日本と違う交通ルールなどで説明しています。
  • 長距離の運転:Transport Victoriaは、2時間ごとの休憩、夜明けと夕方の野生動物への注意、主要道路を走ることなどを旅行者に呼びかけています。準備の詳細は長距離・アウトバックの運転へ。
  • 困ったとき:契約や請求で困ったら、まずレンタカー会社に相談を。その先の相談先は州の公正取引局と消費者保証の記事で紹介しています。

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