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NTの車の登録(Vehicle registration in the Northern Territory)

在住ワーホリ留学駐在 北部準州
ひとことで言うと

ノーザンテリトリー(NT)では、車の登録を自動車登録所(MVR)で行います。登録料には対人の強制保険にあたるMAC保険が含まれ、保険会社を選ぶ必要はありません。期間は1・3・6・12か月から選べます。中古車の名義変更は14日以内で、7年以上の軽車両は検査が必要です。他の州の車は、NTに住んで3か月以内に登録し直します。

目次
  1. 登録はMVRで
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ABC·123
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

登録はMVRで

NTに住む人は、車を自動車登録所(Motor Vehicle Registry、MVR)で登録する必要があります。登録の全体像は車の登録(Rego)にまとめています。

MAC保険(対人の強制保険)

NTでは、強制保険(Compulsory Third Party insurance)に入っていない車を運転するのは違反です。NTの登録料には、強制保険にあたる自動車事故補償(Motor Accidents Compensation、MAC)の保険が含まれています(NT政府の強制保険のページ(新しいタブで開く))。

  • 保険会社を選ぶ必要はありません。
  • 盗難や物の損害などの任意保険に入っていても、強制保険は登録と一緒に払う必要があります。
  • 貸し出し用やレンタルの車も同じです。

MACの制度は「no-fault」の仕組みで、交通事故でけがをした対象者に、治療、リハビリ、回復のための支援を行います(自動車事故補償委員会のページ(新しいタブで開く))。他の州のとの違いは強制保険(CTP)で比べられます。

登録の期間

登録の期間は、1か月、3か月、6か月、12か月から選べます。オンラインの更新(MVR Quickpay)でも、どの期間も選べます。

登録が取り消し・停止されている車や、欠陥の指摘(defect)を受けた車は更新できません。

車の検査

2026年2月9日に、軽車両(総重量4.5トン以下)の検査の条件が変わりました。軽車両で検査(roadworthy inspection)が必要なのは、7年以上の車で、次のどれかに当てはまる場合です。

  • 名義変更をする(売り手と買い手のどちらが受けてもよい)
  • NTでの登録が12か月を超えて切れた車を登録し直す
  • NTで初めて登録する(他の州の車は、適合検査(compliance inspection)の前に受ける)

7年未満の軽車両の更新や名義変更では、ふつう検査は要りません。NTで初めて登録する車は、年数にかかわらず、政府の検査施設で適合検査を受けます。検査は、地域の整備工場などの認可を受けた検査員が行います。更新のときに検査が必要かは、更新の通知、オンラインの登録確認、NT Regoのアプリで確認できます。

検査の報告書は、検査員がMVRに送るか、自分でメール、アプリ、MVRの窓口から出します。メールかアプリで出した場合は、更新の前に1営業日あけます。検査の全体像は車検にあたる検査(州ごと)で説明しています。

他の州から引っ越すとき

他の州や外国で登録された車は、NTに住んでから3か月以内にNTで登録します。新車や、NTでの登録が12か月を超えて切れた車も、新しく登録する手続きになります。

ダーウィンのMVRでは、他の州の車の登録の移転を予約できます。

手順

登録を更新する

  1. 更新の通知などで、検査が必要かを確認する。必要なら検査を受ける。
  2. 次のいずれかで払う。
    • オンライン:MVR QuickpayかNT Regoのアプリ(通知の取引番号が必要。Visa、Mastercard、BPAY)
    • オーストラリア郵便(Australia Post)の窓口(通知のバーコードが必要。通知がない場合は、対応する窓口で身分証明書を示す)
    • 電話 1300 654 628(VisaかMastercard)
    • MVRの窓口(月〜金 8:00〜16:00)
    • 郵送(Motor Vehicle Registry, GPO Box 530, Darwin NT 0801。郵便為替)

BPAYで払う場合、MVR Quickpayで出た参照番号は1回だけ使えます。3日以内に払う必要があります。

中古車を買って名義を移す

中古車を買ったら、売買の日から14日以内に名義変更を申し込みます。

  1. 登録の申請書(R11)を書く。
  2. 身分証明書とNTに住んでいる証明、車の所有の証明をそろえる。7年以上の軽車両は検査の報告書も用意する。
  3. MVRの窓口、メール(mvr@nt.gov.au)、郵送のいずれかで出す。
  4. 名義変更の手数料と印紙税(stamp duty、該当する場合)を払う。

売り手の手続きは車の売り方と名義変更で説明しています。

新しくNTで登録する(他の州の車など)

  1. 検査が必要かを確認し、必要な検査と適合検査を受ける。修理が必要な場合は、場合によって一時的な許可(temporary licence)が出ます。
  2. 登録の申請書(R11)を書き、身分証明書とNTに住んでいる証明、車の所有の証明、検査の報告書(必要な場合)を付ける。
  3. MVRの窓口に出し、登録料、ナンバープレート代、印紙税を払う。EFTPOS、Mastercard、Visa、BasicsCard、現金が使えます。

問い合わせは、MVR(mvr@nt.gov.au、1300 654 628、月〜金 8:00〜16:00)です。

費用

軽車両(4気筒、排気量3,000cc未満)の登録料の例です。MAC保険を含みます(2026年10月時点)。

排気量12か月6か月3か月1か月
1,001〜1,500ccA$792.25A$404.10A$210.05A$80.70
1,501〜2,000ccA$849.25A$432.60A$224.30A$85.45
2,001〜3,000ccA$849.25A$432.60A$224.30A$85.45

その他の主な料金です。

項目金額
プラグイン電気自動車(4.5トン以下、自家用だけ)12か月A$623.25
名義変更の手数料A$22
印紙税購入価格の3%
ナンバープレート(初めての発行・再発行)A$49
登録の事務手数料A$16
軽車両の検査料の上限(認可を受けた検査員)A$70.40
  • 料金は規則の変更で変わることがあります。
  • 認可を受けた検査員は、定められた検査料より安くすることはできますが、高くすることはできません。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 保険会社を選ばない:日本の自賠責保険・共済は、すべての自動車に加入が義務付けられ、補償は人身事故の対人賠償だけです(国土交通省のページ(新しいタブで開く))。NTでは、強制保険にあたるMAC保険が登録料に含まれ、保険会社を選ぶ手続きはありません。
  • 過失がなくても支援:MACの制度は、事故の原因にかかわらず対象者を支援する「no-fault」の仕組みです。
  • 7年以上の車は名義変更で検査:中古車を買うときは、検査の報告書があるかを確かめておきましょう。
  • 車の損害は任意保険で:車の修理代は任意の車両保険で備えます。
  • 免許:NTの運転免許への切り替えはNTでの免許の切り替えの記事にあります。
  • 個別の判断:自分の車の手続きや費用は、MVRに確認してください。

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