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電動キックボードのルール(E-scooters)

ひとことで言うと

電動キックボード(e-scooter)を公道で使えるかどうかは、州・準州で大きく違います。自分の電動キックボードで公道を走れる州もあれば、レンタルの電動キックボードだけが決まった地域で認められている州もあります。年齢、ヘルメット、走れる場所、速度の上限も州ごとに決まっています。

目次
  1. 使える州と使えない州
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 手順
  4. 日本との違い・注意点

使える州と使えない州

電動キックボード(e-scooter)は、多くの州で「個人用モビリティ機器(personal mobility device、PMD)」として扱われます。PMDは乗り物の一種で、道路のルールが適用されます。

ルールは州・準州ごとに違い、大きく次の3つに分かれます。

  • 自分の電動キックボードで公道や歩道を走れる州・準州:VIC、QLD、WA、SA、ACT、TAS
  • 自分の電動キックボードは公道で使えない州:NSW。レンタルの電動キックボードだけが、試験的に認められた地域で使えます。
  • 州の基準に合うものだけ使える準州:NT。市販の多くの電動キックボードは基準に合わず、公道や歩道で使えません。

多くの州で、使える機器には大きさ、重さ、最高速度(多くの州で時速25km)の基準があります。基準を超える機器は自動車の扱いになり、登録や免許がないと公道で使えません。買う前に、住む州の基準を見ておくと安心です。

州・準州ごとの違い

クオまる

州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。

2026年10月時点で、各州・準州の公式ページで確認できた内容です。

州・準州自分の機器年齢歩道速度の上限
ニューサウスウェールズ州(NSW)公道・歩道・自転車道で使えない(私有地のみ)レンタルは16歳以上レンタルも走れないレンタルは共用路で時速10km、道路と自転車レーンで時速20km
ビクトリア州(VIC)基準に合えば使える16歳以上走れない時速20km。走れる道路は制限速度60km以下
クイーンズランド州(QLD)基準に合えば使える16歳以上で運転免許(学習免許以上)が必要(2026年8月31日から)走れる(時速12km)自転車道・道路などは時速25km
西オーストラリア州(WA)基準に合えば使える16歳以上走れる(時速10km)自転車道・共用路・道路は時速25km。走れる道路は制限速度50km以下
南オーストラリア州(SA)基準に合えば使える16歳以上走れる(時速10km)自転車レーン・道路は時速25km
オーストラリア首都特別地域(ACT)基準に合えば使える12歳未満は大人の付き添いが必要。レンタルは16歳以上走れる(時速15km)共用路・自転車道は時速25km。道路は原則として走れない
タスマニア州(TAS)基準に合えば使える16歳以上(16歳未満は低出力の機器のみ)走れる(時速15km)共用路・自転車道・道路は時速25km
ノーザンテリトリー(NT)州の定義に合う低出力の機器(時速10km以下など)のみダーウィンのレンタルは18歳以上定義に合う機器とレンタルは走れるレンタルは時速15km

州・準州ごとの補足です。

手順

電動キックボードに乗る前に、次の点を確認します。

  1. 住んでいる州・準州で、自分の機器が使えるかを確認する。
  2. 機器が州の基準(最高速度、重さ、大きさ)に合っているかを確認する。
  3. 認められたヘルメットを用意する。夜はライトと反射板を付ける。
  4. 走れる場所と速度の上限を確認する。「乗り入れ禁止」の標識がある場所では走らない。

ここに注意してね!

  • 州をまたぐとルールが変わる:VICで使える機器でも、NSWでは公道で使えません。旅行や引っ越しの前に確認してください。
  • ヘルメットは全州で必要:上の8州・準州のすべてで、ヘルメットの着用が求められています。
  • 一人乗り:多くの州で、同乗者や動物を乗せることは禁止。
  • 飲酒とスマホ:多くの州で、飲酒や薬物の影響下での運転と、運転中のスマホの使用が禁止されています(飲酒運転の基準、運転中のスマホ)。
  • 自転車のルール:電動アシスト自転車(e-bike)は、多くの州で電動キックボードとは別のルールです。くわしくは自転車のルールで。
  • レンタルの条件:レンタルの電動キックボードには、運営会社の条件や走れる地域の制限もあります。借りる前にアプリなどで見ておきましょう。

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