日本人のためのオーストラリア情報
車・運転 / 登録・CTP

TASの車の登録(Vehicle registration in Tasmania)

在住ワーホリ留学駐在 タスマニア州
ひとことで言うと

タスマニア州(TAS)では、車の登録の窓口はService Tasmaniaです。登録した車には自動車事故保険委員会(MAIB)の強制保険料がかかり、登録の費用と一緒に払います。期間は3か月・6か月・12か月から選べます。名義変更は14日以内で、登録が3か月以上切れた車は検査を受けて登録し直します。

目次
  1. Service Tasmaniaが窓口
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ABC·123
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

Service Tasmaniaが窓口

TASの車の登録は州の交通サービス(Transport Tasmania)の管轄です。窓口はService Tasmania、オンラインの手続きは州政府のアカウント(myServiceTas)を使います。登録の全体像は車の登録(Rego)で説明しています。

MAIBの強制保険料

TASでは、登録した車に強制の保険料(compulsory premiums)がかかります。この保険料で、自動車事故保険委員会(Motor Accidents Insurance Board、MAIB)が事故でけがをした人を補償します。保険会社を選ぶ必要はありません(MAIBのページ(新しいタブで開く))。

  • MAIBは、過失の有無にかかわらず、対象となるけが人の治療や支援の費用を払います。
  • 事故で亡くなった人の家族も支援の対象です。
  • けがの補償を受けるには、警察への届け出、事故の通知(Notice of Accident)、給付の申請(事故から12か月以内)を行います。

のしくみを州ごとに比べたいときは、強制保険(CTP)が便利です。

登録の期間

4.5トン以下の車は、3か月、6か月、12か月で登録できます。軽いトレーラーは6か月か12か月です(登録の一般情報のページ(新しいタブで開く))。12か月より短い期間には、追加の事務手数料がかかります。期間は、更新や登録のし直しのときに変えられます。

期限が切れたとき

登録が切れて3か月未満なら、通常の更新ができます。この場合、新しい期間は前の期限の日から始まります。

3か月以上切れた車は、通常の更新ができません。次の手順で登録し直します。

  1. 認可を受けた検査場(Approved Inspection Station、AIS)で検査を受ける。
  2. 合格したら、検査の報告書、免許か身分証明書、割引を受ける場合はその証明を持ってService Tasmaniaに行く。

TASで登録していない車を登録する

TASで登録していない車を通常の登録(standard registration)で登録するときも、AISで検査(AA inspection)を受けます。他の州の検査の報告書は受け付けられません。

Service Tasmaniaに、次のものを持って行きます。

  • TASの運転免許か身分証明書
  • 合格した検査の報告書(裏面の登録の申請欄を記入したもの)
  • 車を登録する権利の証明(売買の領収書など)
  • 登録料と印紙税(duty、免除の場合は免除の書類)

身分証明書について不明な点は、1300 135 513に問い合わせるよう案内されています。

他の州から引っ越すとき

他の州で登録された車は、TASで3か月まで使えます。3か月を過ぎたら、TASで登録する必要があります。他の州の登録のままにできるのは、仕事以外の目的で使い、他の州に住所がある人が使う場合です。他の州に住んでいることを証明できないまま、3か月を過ぎてTASで使うと罰則があります。検査の全体像は車検にあたる検査(州ごと)で説明しています。

手順

登録を更新する

  1. 更新の期間(3・6・12か月)を決め、その期間の支払い番号と金額を確認する。支払い番号は、郵便かmyServiceTasで届く更新の通知か、オンラインの登録確認(Tas Rego Check)で確認できます。
  2. 次のいずれかで払う。
    • myServiceTas(アカウントかアプリ。個人だけ)
    • オンラインの更新サービス(VisaかMastercardと支払い番号が必要)
    • Service Tasmaniaの窓口
    • BPAY(ビラーコード 227165)
    • 口座引き落とし(MR6の書式を提出)
    • 電話 1300 366 775(支払い番号とVisaかMastercardが必要)
    • オーストラリア郵便(Australia Post)の全国の窓口(更新の通知が必要)

更新の通知が届かない場合でも、Tas Rego Checkで登録の状態と期限を確認して払えます。

中古車を買って名義を移す

車を手に入れたら、14日以内に登録を移します。

  1. オンライン:オンラインの名義変更の窓口(Online Transfer portal)で手続きします。登録番号、VIN、売り手の姓とTASの運転免許番号、購入日、購入価格か市場価格の高いほう、買い手の姓とTASの運転免許番号、VisaかMastercardが必要です。
  2. 窓口:オンラインでできない場合は、Service Tasmaniaで手続きします。TASの運転免許か身分証明書、名義変更の申請書(登録証明書の裏のMR1かMR116)、名義変更の手数料と印紙税が必要です。売り手の売却の届け出(disposal notice)が記録されていない場合は、売り手の署名も必要です。

登録証明書は郵便で届きます。売り手の手続きは車の売り方と名義変更で説明しています。

費用

2026年7月1日からの登録の費用の例です(2026年10月時点)。料金のページでは、同じ車種でも「Premium 1」「Premium 2」の区分で金額が分かれています。

車(総重量3トン未満)区分新しく登録する場合(プレート代込み)更新
3気筒Premium 1A$645.33A$618.77
4気筒Premium 1A$669.23A$642.77
4気筒Premium 2A$677.23A$650.77
電気自動車Premium 1A$669.23A$642.77
5・6気筒Premium 1A$713.23A$686.77
  • MAIBの保険料は、乗用車(Class 1)で年A$305(込み)、軽貨物車(Class 2)で年A$313です。どちらにも年A$20の印紙税がかかります。
  • 自動車税(Motor Tax)は、4気筒の車でA$173など、気筒数で変わります。
  • 12か月より短い期間には追加の事務手数料がかかります。
  • 名義変更や新しい登録では、手数料と印紙税がかかります。料金のページの計算ツールで見積もれます。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 保険会社を選ばない:日本の自賠責保険・共済は、すべての自動車に加入が義務付けられ、補償は人身事故の対人賠償だけです(国土交通省のページ(新しいタブで開く))。TASでは、登録した車の強制保険料をMAIBに払い、保険会社を選ぶ手続きはありません。
  • 過失がなくても補償:MAIBは、過失の有無にかかわらず、対象となるけが人を支援します。
  • 3か月を過ぎると検査が必要:登録が3か月以上切れると、検査を受けて登録し直すことになります。
  • 車の損害は任意保険で:車の修理代は任意の車両保険で備えます。
  • 免許:TASの運転免許への切り替えはTASでの免許の切り替えで説明しています。
  • 個別の判断:自分の車の手続きや費用は、Service Tasmaniaに問い合わせると確実です。

この記事をシェアする

次に読むならこれ

関連する記事

車・運転車の登録(Rego、Vehicle registration)オーストラリアで公道を走る車は、州・準州の交通当局に登録(Rego)し、期限までに更新する必要があります。対人の強制保険(CTP)は登録と結びついていて、登録料に含まれる州と、別に保険を選ぶ州があります。窓口、更新の期間、検査の要否は州・準州ごとに違います。車・運転強制保険(CTP、Compulsory Third Party insurance)CTPは、車の事故で人がけがをしたり亡くなったりしたときの補償にあてる強制保険で、車の登録と結びついています。車や物の損害は補償しません。登録料に含まれる州と、保険会社を選んで買う州があり、補償の考え方(過失の有無)も州・準州ごとに違います。車・運転車検にあたる検査(Roadworthy inspections)オーストラリアには、日本の車検のように全国一律で定期的に受ける検査はなく、検査が必要な場面は州・準州ごとに違います。名義変更のとき、他の州から登録を移すとき、登録が切れた車を登録し直すときなどに、認可を受けた検査場で検査を受けて証明書をもらいます。車・運転任意の車両保険(Car insurance)車の登録に必要な強制保険(CTP)は、人のけがだけを補償し、車や物の損害は補償しません。相手の車や自分の車の修理代に備えるのが任意の車両保険で、補償の範囲によって主に3つの種類があります。保険料や補償の内容は保険会社や商品で大きく違うため、比べて選びます。車・運転中古車の買い方(Buying a used car)中古車は、免許を持つ販売業者・個人・オークションから買えます。個人売買は安い反面、販売業者から買う場合の保護の多くがありません。買ったら州・準州の交通当局で名義変更(登録の移転)をし、多くの州で期限は14日です。検査の証明書が必要かどうかも州ごとに違います。車・運転車の売り方と名義変更(Selling a vehicle)車を売ったら、売り手は州・準州の交通当局に売却を届け出ます(多くの州で「notice of disposal」)。届け出の期限は州で違い、7日の州と14日の州があります。届け出をしないと、売ったあとの違反や通行料の責任を問われることがあります。州によっては、売り手が検査の証明書を用意する義務もあります。車・運転TASでの免許の切り替え(Converting an overseas licence)タスマニア州(TAS)では、永住ビザが出てから6か月を過ぎると、外国の免許では運転できません(延長が認められた場合を除く)。日本は公認国で、有効な免許なら学科試験と運転評価なしでTASの免許に切り替えられます。手続きはService Tasmaniaで行います。