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GP(かかりつけ医、General Practitioner)の探し方と受診の流れ

ひとことで言うと

体調が悪いときは、まず近くのGP(一般医)にかかります。GPは政府のhealthdirectのサービス検索(Service Finder)で地域と条件から探せます。予約時にバルクビリングかどうか、料金がいくらかを確認すると安心です。メディケアの対象外の人は、診察料を全額払います。

目次
  1. GPの役割と選び方
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点

GPの役割と選び方

GP(General Practitioner)は、一般診療の訓練を受けた専門医です。病気やけがの治療、慢性疾患の管理、妊娠中のケア、子どもの診療、予防接種、健診、処方、診断書の作成などを行います。

専門医(specialist)にかかるときは、GPが紹介状(referral)を書きます。から専門医の診察料の払い戻しを受けるには、12か月以内のGPの紹介状か、3か月以内の他の専門医の紹介状が必要です。

GPの探し方

healthdirectのページ(新しいタブで開く)では、次の探し方を挙げています。

Service Finderでは「GP (General practice)」を選び、「Bulk billing」で絞り込むこともできます。

選ぶときに確かめること

  • 診療時間が合うか、通いやすいか
  • バルクビリング(bulk billing)か、料金はいくらか
  • 往診や時間外の対応があるか、予約が取りやすいか
  • 医師の性別や年齢の希望に合うか、話しやすいか

医療者が登録されているかは、オーストラリア医療従事者規制庁(Australian Health Practitioner Regulation Agency、AHPRA)の登録簿で確認できます。

一度選んだGPを変えることもできます。長く同じGPにかかると、自分の健康状態を把握してもらいやすくなります。

通訳

英語に不安がある場合、メディケアカードを持っていれば、GPは無料の通訳サービスを使えます。電話通訳の翻訳通訳サービス(Translating and Interpreting Service、TIS National、131 450)も24時間使えます。

手順

  1. Service Finderなどで近くのGPを探す。
  2. 電話かオンラインで予約する。予約時に、バルクビリングかどうか、そうでなければ料金と払い戻しの額を聞く。
  3. 当日はメディケアカード(またはアプリのデジタルカード)を持っていく。メディケアの対象外の人は、保険の証書を持っていく。
  4. 診察を受ける。必要なら処方箋や紹介状が出る。
  5. 窓口で支払う(バルクビリングなら支払いなし)。

費用

  • バルクビリングのGP:メディケアの対象者は支払いなし。
  • バルクビリングでないGP:全額を払って後からメディケアに請求するか、メディケアの負担分との差額(gap fee)を払う。
  • メディケアの対象外の人:私的患者として全額を払います。保険で後から払い戻しを受けられるかは、加入している保険によります。

料金は医院によって違うので、予約のときに聞いておくと安心です。

ここに注意してね!

  • 予約制の医院が多く、まずGPを受診してから専門医に進むのが基本です。
  • 命にかかわる場合は000に電話するか、病院の救急外来に行きます。
  • 夜間・休日は「夜間・休日の受診」、電話の健康相談は「電話の健康相談(healthdirect)」で説明しています。

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医療・保険医療制度の全体像(メディケア、公立病院、GP、民間保険、PBS)オーストラリアの医療は、公的制度のメディケア(Medicare)と公立病院を土台に、民間医療保険が上乗せされる仕組みです。ふだんの不調はまずGP(かかりつけ医)にかかり、薬はPBSで安くなります。メディケアを使えるのは主に市民・永住者・NZ市民と協定国からの訪問者で、日本人の旅行者・留学生・ワーホリは原則として対象外です。医療・保険診察料とバルクビリング(Bulk billing)バルクビリング(bulk billing)は、医師がメディケアの給付を料金の全額として受け取り、患者がその場で払わない仕組みです。使えるのはメディケアの登録者で、医師がバルクビリングを選んだ場合だけです。バルクビリングでない場合は窓口で払い、給付の分をメディケアに請求します。医療・保険夜間・休日の受診(After-hours care)かかりつけのGPが閉まっている時間は、時間外のGPサービス、メディケア緊急ケアクリニック(Medicare Urgent Care Clinic)、電話の健康相談(1800 022 222)を使えます。命にかかわるときは000に電話するか、救急外来に行きます。医療・保険オンライン診療(Telehealth)オンライン診療(telehealth)は、電話かビデオ通話で医師などの診察を受ける方法です。メディケアの給付でGPのオンライン診療を受けるには、原則として過去12か月に同じGPか同じ診療所で対面の診察を受けている必要があります(例外あり)。体の診察が必要なときは対面で受診します。医療・保険専門医と紹介状(Specialists and referrals)専門医(specialist)の診察でメディケアの給付を受けるには、GPなどからの紹介状(referral)が必要です。GPからの紹介状は原則12か月、専門医から別の専門医への紹介状は原則3か月有効です。紹介状がなくても診てくれる専門医はいますが、その場合メディケアからは何も出ません。医療・保険病院の通訳(Interpreters in health care)公立病院などの州・準州の医療機関では、英語に不安のある患者が無料で専門の通訳を頼めます(確認できた州の場合)。GPや薬局は、国の無料通訳サービス(Free Interpreting Service)を使えることがあります。自分から電話で通訳を頼むときは、TIS National(131 450)を使います。医療・保険電話の健康相談(healthdirect、1800 022 222)healthdirectの電話相談(1800 022 222)では、看護師(registered nurse)に24時間365日、健康の相談ができます。クイーンズランド州には州の13 HEALTH(13 43 25 84)、ビクトリア州にはNURSE-ON-CALLがあります。命にかかわるときは000に電話します。