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診察料とバルクビリング(Bulk billing)

在住駐在
ひとことで言うと

バルクビリング(bulk billing)は、医師がメディケアの給付を料金の全額として受け取り、患者がその場で払わない仕組みです。使えるのはメディケアの登録者で、医師がバルクビリングを選んだ場合だけです。バルクビリングでない場合は窓口で払い、給付の分をメディケアに請求します。

目次
  1. バルクビリングの仕組み
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

バルクビリングの仕組み

Services Australiaのページ(新しいタブで開く)の説明では、バルクビリングでは、医師などがに直接請求し、メディケアの給付を料金の全額として受け取ります。患者は支払いをしません。

バルクビリングで受診できるのは、次の両方に当てはまるときです。

  • メディケアに登録している
  • 医師などがバルクビリングを選んでいる

すべての医師がバルクビリングをしているわけではありません。予約のときに確認してください。1回の受診で複数のサービスを受けた場合、一部だけバルクビリングにならないこともあります。

バルクビリングの対象になりうるもの

  • バルクビリングをしているGP・専門医の診察
  • X線や病理検査などの検査
  • 検眼士(optometrist)による目の検査

ワクチンなど、メディケアの対象外のものは別に料金がかかります。Services Australiaの例では、大人のインフルエンザワクチンは多くの場合メディケアの対象外です。

バルクビリング・プラクティス

保健・障害・高齢化省のページ(新しいタブで開く)では、バルクビリング・プラクティス奨励制度(Bulk Billing Practice Incentive Program、BBPIP)に参加しているGPの診療所は、メディケアの対象となるすべての患者に、対象となるすべてのサービスをバルクビリングにするとしています。参加している診療所には、その旨の表示があります。

参加していない診療所では、バルクビリングにするかどうかは医師ごとの判断です。診療所には、全員をバルクビリングにする所、人によって変える所(mixed billing)、全員に請求する所(private billing)があります。

手順

  1. 保健・障害・高齢化省の地図か、healthdirectのService Finderで、バルクビリングの診療所を探す。
  2. 予約のときに、バルクビリングになるか、自己負担があるかを聞く。
  3. 受診の日にメディケアカード(またはデジタルカード)を持っていく。
  4. 診察の後、給付を医師に譲る同意(Assignment of Benefit)をする。署名や、EFTPOS端末で「OK」を押すなどの方法があります。

バルクビリングでない場合

  1. 窓口で料金を払う。
  2. その場で給付を請求してもらうか、のメディケアのオンラインアカウント、郵送、サービスセンターで請求する。

Services Australiaのページによると、オンラインで請求した給付は通常7日以内、郵送やサービスセンターは通常21日以内に、登録した銀行口座に入ります。2年より前のサービスはオンラインで請求できません。

費用

Services Australiaのページによると、メディケアの給付は政府が定めた料金(Schedule fee)をもとにしています(2026年10月時点)。

サービスメディケアの給付
GPの診察Schedule feeの100%
病院の外のサービス(専門医など)Schedule feeの85%
入院中のサービス(私費の患者)Schedule feeの75%

医師の料金がSchedule feeより高い場合、差額は自己負担です。キャンセルや無断欠席の料金は、メディケアの対象外です。

保健・障害・高齢化省の医療費検索ツール(Medical Costs Finder)で、よくある医療サービスの料金を調べられます。

病院の外での自己負担が多い人には、メディケア・セーフティネットがあります(「メディケア・セーフティネット」)。

ここに注意してね!

  • メディケアの対象外の人(多くの旅行者・留学生・ワーホリ)は、バルクビリングを使えません。料金を全額払い、加入している保険に請求します。
  • 同じ診療所でも、医師やサービスによってバルクビリングかどうかが変わることがあります。毎回確認すると確実です。
  • 給付の振込には、銀行口座の登録が必要です。

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