子どもの歯科給付(Child Dental Benefits Schedule)
子どもの歯科給付(CDBS)は、0〜17歳で、メディケアの資格があり、家族手当など決められた給付を受けている家庭の子どもの、基本的な歯科治療の費用を補う制度です。2年間で1人A$1,158まで使えます(2026年が1年目の場合)。申し込みは不要で、対象になると手紙が届きます。
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
CDBSのしくみ
子どもの歯科給付(Child Dental Benefits Schedule、CDBS)は、Services Australiaが運営する、子どもの基本的な歯科治療の費用の給付です。
対象
次のすべてにあてはまる子どもが対象です(Services Australiaの対象者のページ(新しいタブで開く))。
- の資格がある
- その暦年(1月〜12月)のうち少なくとも1日、0〜17歳である
- その暦年に1回以上、本人か親・保護者が、決められた給付(eligible payment)を受けている
申し込みや登録は不要です。対象になると、Services Australiaから手紙が届きます。
対象になる給付
対象の給付のページに挙がっている主な給付は次のとおりです。
| 給付を受ける人 | 給付 |
|---|---|
| 親・保護者 | 家族手当(Family Tax Benefit Part A)、Parenting Payment、Double Orphan Pension |
| 子ども本人 | ABSTUDY、Family Tax Benefit Part A、Carer Payment、Disability Support Pension、Parenting Payment、Special Benefit、Youth Allowance、退役軍人省の教育手当(16〜17歳) |
| 10代の子どものパートナー | Family Tax Benefit Part A、Parenting Payment |
家族手当を、毎回の分割ではなく、前の会計年度の分を一括(lump sum)で受け取った場合は、その会計年度の後の1月1日から対象になります。
給付の内容
対象は、次の基本的な歯科治療です。
- 検診、X線、歯のクリーニング
- シーラント(fissure sealing)、詰め物
- 根の治療、抜歯
次は対象外です。
- 歯の矯正
- 見た目のための治療
- 病院で受ける歯科治療
治療の項目や回数に制限があるものもあります。治療を始める前に、歯科医院に確認します。CDBSの治療費は、メディケア・セーフティネットの計算に入りません(「メディケア・セーフティネット」)。
2年間の上限
給付の上限は、連続する2暦年で1人あたりの額です。2年の期間は、子どもが対象になり、最初の治療を受けた年の初めに始まります。
- 1年目に上限まで使うと、2年目に使える分は残りません。
- 1年目に使い切らなかった分は、2年目も対象なら使えます。
- 2年の間に使わなかった分は、次の期間に持ち越せません。
- 対象でなくなると、残りの分は使えません。
手順
使い方のページと請求のページに沿うと、使い方は次のとおりです。
- 残りの額を確認する。につないだメディケアのオンラインアカウントで「History and statements」から「Child Dental Benefits Schedule」を選ぶ。メディケアに電話して聞くこともできる(「myGovアカウント」)。
- 歯科医院を予約するとき、CDBSを使いたいと伝える。バルクビリングかどうかも確認する。手紙を持って行く必要はない。
- 受診したら、治療ごとの費用と、CDBSの対象になるかを聞く。費用と内容が書かれた同意書を確認し、納得したら署名する。
- 歯科医院がバルクビリングなら、支払いも請求も不要。そうでなければ、その場で払ってから給付を請求する。歯科医院でそのまま請求できることが多い。
- 歯科医院が代わりに請求しない場合は、myGov(メディケアのオンラインアカウント、myGovアプリ)、郵送、サービスセンターで請求する。給付は銀行口座に振り込まれる。
同じ治療を、CDBSと民間医療保険の両方に請求することはできません。
費用
2026年10月時点の上限は次のとおりです。上限額は毎年1月1日に見直され、増えた額は、その年に最初の治療を受けた子どもにだけ適用されます。
| 2年の期間の1年目 | 上限(1人あたり、2年間) |
|---|---|
| 2025年 | A$1,132 |
| 2026年 | A$1,158 |
すべての歯科医院がバルクビリングではありません。予約のときに確認してください。
ここに注意してね!
- 対象かどうかは、家族手当などの給付を受けているかで決まります。メディケアの資格だけでは対象になりません。
- 2年の期間に使わなかった分は、次の期間に持ち越せません。
- 歯科の受診と費用の全体は「歯科の受診と費用」で扱っています。
- 家族手当のしくみは「家族手当(Family Tax Benefit)」にまとめています。自分の家庭が対象かは、Services Australiaに確認してください。
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