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オンライン診療(Telehealth)

ひとことで言うと

オンライン診療(telehealth)は、電話かビデオ通話で医師などの診察を受ける方法です。メディケアの給付でGPのオンライン診療を受けるには、原則として過去12か月に同じGPか同じ診療所で対面の診察を受けている必要があります(例外あり)。体の診察が必要なときは対面で受診します。

目次
  1. オンライン診療とは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

オンライン診療とは

オンライン診療(telehealth)は、医療者が体の診察は必要ないと判断し、対面で受診できないときに、離れた場所から受ける診療です(保健・障害・高齢者省のオンライン診療のページ(新しいタブで開く))。診断、治療、予防が含まれます。

  • 方法:電話(携帯・固定電話)か、ビデオ通話(スマートフォン・パソコン)
  • 提供する医療者:GP(かかりつけ医)、専門医、心の健康の専門家、理学療法士などの医療関連職、ナースプラクティショナーなど
  • 2022年1月1日から、のオンライン診療は恒久的な制度になっています。

メディケアでGPのオンライン診療を受ける条件

メディケアの給付でGPのオンライン診療を受けるには、原則として、受診の前の12か月以内に、同じGPか同じ診療所の別のGPの対面の診察を受けている必要があります。保健・障害・高齢者省は、限られた例外があるとしています。

この条件を満たすかどうかは、予約のときに診療所で確かめられます。メディケアを持っていない人は給付の対象外で、料金を自分で払います(「メディケアの対象者と登録」)。

診療所が閉まっているとき

healthdirectのサービス案内のページ(新しいタブで開く)では、healthdirectの電話相談(1800 022 222、ビクトリア州ではNURSE-ON-CALL)に電話すると、看護師が症状を聞き、GPからの折り返しの電話やビデオ通話を提案することがあると案内しています。電話相談は24時間、年中無休です(「電話の健康相談(healthdirect)」)。

州の公的なバーチャル診療

一部の州には、命にかかわらない急ぎの症状を、救急の訓練を受けた医療者がビデオなどで診る公的なサービスがあります。

州サービス名
VICVictorian Virtual Emergency Department
QLDQueensland Virtual Emergency Care Service
NSWVirtual Urgent Care Service(16歳を超える人)
SASouth Australia Virtual Care Service
WAWestern Australia Virtual Emergency Department(16歳を超える人)

多くのサービスは無料です。カメラ付きの機器と安定したインターネット、オンライン登録が必要です。登録と診察のときは、メディケアか民間医療保険のカードと番号を手元に用意します。救急車を手配された場合は、保険の種類によって料金がかかることがあります。

処方箋

オンライン診療で薬が必要になった場合、医師は電子処方箋(eScript)を送ることができます。SMSかメールで届き、薬局で見せて薬を受け取ります。受け取り方は「処方箋と電子処方箋」で説明しています。

手順

  1. かかりつけの診療所に、オンライン診療ができるか、電話かビデオか、料金とメディケアの給付を確認する。かかりつけの診療所が行っていない場合は、healthdirectのService Finderで探せる。
  2. 予約の時間に、静かで人に聞かれない場所で電話かビデオ通話を受ける。
  3. 症状、飲んでいる薬、アレルギーなどを伝える。
  4. 対面での診察が必要と言われたら、診療所に行く。
  5. 処方箋が出た場合は、電子処方箋を薬局で使う。

費用

料金は診療所によって違います。バルクビリング(メディケアの給付だけで患者の負担なし)の診療所と、料金を払う診療所があります(「診察料とバルクビリング」)。州の公的なバーチャル診療は多くが無料です(2026年10月時点)。

ここに注意してね!

  • 命にかかわる症状(呼吸が苦しい、胸の痛み、体の片側の脱力など)は、オンライン診療ではなく000に電話して救急車を呼びます。
  • オンライン診療は、医療者が適切だと判断した場合に行われます。すべての症状を診てもらえるわけではありません。
  • 英語に不安がある場合、州のバーチャル診療は登録時に通訳を頼めます。healthdirectの電話相談は、通訳翻訳サービス(TIS National、131 450)から転送してもらえます。

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医療・保険GP(かかりつけ医、General Practitioner)の探し方と受診の流れ体調が悪いときは、まず近くのGP(一般医)にかかります。GPは政府のhealthdirectのサービス検索(Service Finder)で地域と条件から探せます。予約時にバルクビリングかどうか、料金がいくらかを確認すると安心です。メディケアの対象外の人は、診察料を全額払います。医療・保険夜間・休日の受診(After-hours care)かかりつけのGPが閉まっている時間は、時間外のGPサービス、メディケア緊急ケアクリニック(Medicare Urgent Care Clinic)、電話の健康相談(1800 022 222)を使えます。命にかかわるときは000に電話するか、救急外来に行きます。医療・保険電話の健康相談(healthdirect、1800 022 222)healthdirectの電話相談(1800 022 222)では、看護師(registered nurse)に24時間365日、健康の相談ができます。クイーンズランド州には州の13 HEALTH(13 43 25 84)、ビクトリア州にはNURSE-ON-CALLがあります。命にかかわるときは000に電話します。医療・保険診察料とバルクビリング(Bulk billing)バルクビリング(bulk billing)は、医師がメディケアの給付を料金の全額として受け取り、患者がその場で払わない仕組みです。使えるのはメディケアの登録者で、医師がバルクビリングを選んだ場合だけです。バルクビリングでない場合は窓口で払い、給付の分をメディケアに請求します。医療・保険処方箋と電子処方箋(Prescriptions・eScript)処方薬は、医師などが出した処方箋がないと薬局で受け取れません。処方箋は紙か電子処方箋(eScript)で、eScriptはSMSかメールで届くQRコード(トークン)を薬局で見せて使います。薬が複数ある人は、アクティブ・スクリプト・リスト(ASL)に登録すると、トークンを毎回見せなくて済みます。医療・保険緊急度の低いけがと病気の受診先(Urgent care)命にかかわらないけれど今日中に診てほしいけがや病気は、救急外来ではなく、GPの当日予約やメディケア緊急医療クリニック(Medicare UCC)で受診できます。予約なしで行けて、メディケアの対象者は無料(バルクビリング)です。州独自の窓口もあり、対象者や費用は州ごとに違います。