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学校の温室で野菜づくり。出席率が90%に上がった学校も

クイーンズランド州ゴールドコーストの公立高校「パシフィック・パインズ州立高校」で、生徒たちが校内の温室で野菜を育てながら学んでいます。食べ物に困る家庭を支えることと、学校から気持ちが離れてしまう生徒を減らすことがねらいです。手を動かして食べ物を育てる学びが、出席や学習への意欲を高めるという研究もあります。

この取り組みは、非営利団体「Food Ladder」が進めているもので、設備の整った温室が全国68の学校に置かれています。クイーンズランド州南東部では9校が参加していて、さらに5校の募集も始まりました。生徒は温室でレタスやハーブ、野菜を育て、水の温度や育つ条件、温室を保つ技術などを学びます。教科書の中の理科や数学を、実際の場面で使うわけです。とれた野菜は生徒が家に持ち帰ったり、学校の料理の授業で使ったりします。団体によると、ある学校では出席率が30%から90%に上がったそうです。8年生の生徒は、家族の節約になり、自分でやりとげた自信にもなると話しています。団体の代表は、これは施しではなく自分で手に入れた成果だと強調しています。

日本でも、学校の畑や花壇で野菜を育てたり、給食に地元の食材を取り入れたりする「食育」が広く行われています。育てて食べる経験は、国を問わず子どもたちの大きな学びになりそうです。

クオまるのひとこと

自分で育てた野菜を家に持って帰れるのは、うれしいですよね。教科書の勉強が、毎日の暮らしとつながる感覚がいいなと思いました。施しではなく自分でつかんだ成果、という言葉も心に残ります。

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