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サメを知れば怖くなくなる?VRで確かめる研究

南オーストラリア州の州都アデレードにあるアデレード大学で、サメに触れる経験が、人の怖さや保護への気持ちにどう影響するかを調べる研究が進められています。人の心と自然保護の関係を考える「保全心理学」の研究です。これまでの調査で、サメについてよく知っている人ほど怖さを感じにくく、サメを守る取り組みにも前向きであることがわかってきました。

世界のサメは1970年代から70%以上も減ったとされています。サメの仲間は、世界に約500種いるといわれます。研究の次の段階では、VR(仮想現実)を使い、サメがおだやかにふるまう様子をすぐ近くで体験してもらいます。そうした体験で、サメを守ろうという気持ちが高まるかどうかを確かめるそうです。サーファーへの調査では、サメに会うことよりも日焼けのほうを心配している人が多いという結果も出ました。海によく入る人ほど、サメの危険を現実的にとらえる傾向があるといいます。

日本でも、水族館でサメを間近に見られる展示が人気を集めています。正しく知って、正しく怖がることが、海の生きものと付き合ういちばんの近道なのかもしれません。

クオまるのひとこと

サーファーがサメより日焼けを心配しているという話に、思わず笑ってしまいました。知らないものほど怖く感じるのは、人も同じですね。VRで静かに泳ぐサメを見たら、印象が変わるかもしれません。

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