サメへの注意(Shark safety)
オーストラリアの海にはサメがいつでもいる可能性があります。ライフガードが見守る浜で赤と黄色の旗の間を泳ぎ、夜明け・夕暮れ・夜や濁った水、川や港の河口を避けることが基本です。サメの情報は州ごとの公式アプリやサイトで確認できます。
サメのいる海
オーストラリアの海では、サメはいつでもいる可能性があります。ニューサウスウェールズ州(NSW)政府のSharkSmartのページ(新しいタブで開く)の説明では、NSWの海岸には、ホホジロザメ(white shark)、イタチザメ(tiger shark)、オオメジロザメ(bull shark)が1年中います。数や動きは、季節や水温、天気で変わります。
NSW政府のページ(新しいタブで開く)は、海は自然の場所であり、100%安全にする方法はないとしています。サメの習性を知り、危険を減らす行動をとることが大切です。
危険を減らす行動
NSW州とクイーンズランド州(QLD)の政府が勧めている主な行動は次のとおりです(NSWのページ、QLDのページ(新しいタブで開く))。
| 行動 | 理由・補足 |
|---|---|
| 見守りのある浜で、赤と黄色の旗の間を泳ぐ | ライフガードが海の状態を見ている。サメの警報を鳴らす浜もある |
| 1人で泳がない | 泳ぐ・潜る・サーフィンをするときは仲間と一緒に |
| 夜明け・夕暮れ・夜は泳がない | サメからは見えても、人からはサメが見えない |
| 濁った水を避ける | 澄んだ水で泳ぐ |
| 釣り人の近くで泳がない | 釣りをする人は、人が泳ぐ場所で釣りをしない(QLD) |
| 小魚の群れや、海鳥が水に飛び込む場所を避ける | 魚がえさを食べている印。イルカがいてもサメがいないとは限らない(NSW) |
| 河口、港、運河で泳がない | |
| 急に深くなる場所や砂州の間に注意する | サメがいることがある |
| けがで出血しているときは海に入らない | (NSW) |
| ペットと一緒に海に入らない | (NSW) |
| サメに触ったり、えさを与えたりしない | (QLD) |
QLD政府はこのほか、水しぶきをあまり立てないことも勧めています。NSW政府は、個人用のサメよけ装置を使う場合は、第三者の試験で効果が確かめられたものを選ぶよう勧めています。
サメを見かけたら
見守りのある浜では、サメの警報が鳴ったらすぐに水から上がります。QLDではサメを見つけるとライフセーバーがサイレンや鐘を鳴らし、赤と白の旗を立てて、水から出るよう伝えます(QLD政府のページ(新しいタブで開く))。サメを見かけたら、近くのライフセーバーやライフガードに知らせます。
州・準州ごとの違い
州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。
サメの対策や情報の出し方は、州ごとに違います。公式ページで確認できたものをまとめます。
| 州・準州 | 主な取り組み・情報の入手先 | サメを見かけたときの連絡先(公式ページに載っている用件) |
|---|---|---|
| ニューサウスウェールズ州(NSW) | SharkSmartアプリ、SharkSmart NSW。目撃情報や、標識を付けたサメの検知情報を確認できる | 浜にいるライフセーバー・ライフガード |
| ビクトリア州(VIC) | サメの危険の情報はVicEmergencyのサイトとアプリで出される | 心配なサメは000で警察へ。見守りのある浜ではライフセーバーへ |
| クイーンズランド州(QLD) | サメ対策プログラム(Shark Control Program)。網、ドラムライン、ドローンなどを使う | 各州の公式ページで確認 |
| 西オーストラリア州(WA) | SharkSmart WAアプリ、SharkSmart WA(新しいタブで開く) | 水上警察(Water Police)9442 8600 |
| 南オーストラリア州(SA) | 州の第一次産業省(PIRSA)のページ(新しいタブで開く)で最近の目撃情報を公開 | 人に危険があるときは000。岸から500m以内のサメは州警察 131 444 |
| オーストラリア首都特別地域(ACT) | 各州の公式ページで確認 | 各州の公式ページで確認 |
| タスマニア州(TAS) | 各州の公式ページで確認 | 各州の公式ページで確認 |
| 北部準州(NT) | 各州の公式ページで確認 | 各州の公式ページで確認 |
- NSW:2026年7月1日時点で、州内の97の浜をサーフ・ライフセービングのドローンが見回っています。そのうち72の浜は1年中です。
- QLD:網は浜と平行に張り、長さ2mを超えるサメを捕らえるためのものです。網や仕掛けに近づかないようにします。仕掛けがずれている、動物がからまっているといった場合は、24時間のホットライン1800 806 891に知らせます。
- VIC:知らせるときは、日時、場所(できるだけ具体的に)、サメの種類と大きさ(わかれば)、自分の連絡先を伝えます(ビクトリア州漁業庁のページ(新しいタブで開く))。
- WA:浜の入口には、場所を示す番号(Beach Emergency Numbers)の標識があります。緊急時に場所を伝えるのに役立ちます。
手順
- 出かける前に、州の公式アプリやサイトでサメの情報を確認する。
- 見守りのある浜を選び、赤と黄色の旗の間で泳ぐ。
- 浜の標識とライフガードの指示に従う。
- 警報が鳴ったら、すぐに水から上がる。
- サメを見かけたら、ライフセーバーやライフガード、または州の連絡先に知らせる。
人がサメに襲われたときは、すぐに000に電話して救急車(ambulance)を呼びます。
ここに注意してね!
- ダイビングやシュノーケルをする人向けにも注意があります。サメを追ったり、つかんだり、触ったりしないことです。サメが興奮した動きを見せたら、静かに急いで水から出ます。突いた魚は体に付けず、浮きとロープで離しておきます。
- イルカがいるから安全、とは言えません。NSW政府は、サメとイルカは同じえさを食べることが多いとしています。
- 浜の旗の意味や、離岸流については「海の安全(旗の間で泳ぐ)」「離岸流」の記事で扱っています。
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