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離岸流(Rip current)

ひとことで言うと

離岸流は、岸から沖へ向かう流れで、オーストラリアの浜で最も多く、最も大きな危険です。平均して毎年少なくとも21人が亡くなっています。見守りのある浜で赤と黄色の旗の間を泳ぎ、流されたら落ち着いて片手を上げて助けを求めます。

目次
  1. 離岸流とは
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点

離岸流とは

離岸流(Rip current)は、岸から沖へ向かう海の流れです。サーフ・ライフセービング・オーストラリア(Surf Life Saving Australia、SLSA)のBeachsafeのページ(新しいタブで開く)は、離岸流をオーストラリアの浜で最も多く、最も大きな危険としています。平均して毎年少なくとも21人が離岸流で亡くなっています。ライフガードは毎年、離岸流に流された多くの人を救助しています。

SLSAのファクトシート(PDF)(新しいタブで開く)の図では、打ち寄せる波と、砂州(sand bar)の間を沖へ向かう離岸流の様子が示されています。

見分け方

次のような場所は、離岸流のおそれがあります。

  • 周りより深い、または色が濃い水
  • 波が崩れにくい場所
  • 砂で濁った水が、波の立つ区域より沖まで伸びている
  • ごみや海藻が流れている
  • 水が大きく動いている

波がいつも崩れている場所を見つけ、その両側で波が崩れていない場所を探すと見つけやすいことがあります。離岸流は形や場所がすぐに変わり、見えにくいこともあります。

「STOP、LOOK、PLAN」

SLSAは、海に入る前に次の3つを考えるよう呼びかけています。

合言葉意味
STOP(止まる)離岸流がないか確かめる
LOOK(見る)ほかの危険がないか見る
PLAN(計画する)どうやって安全に過ごすか決める

離岸流を避ける一番の方法は、ライフガードが見守る浜で、赤と黄色の旗の間で泳ぐことです。

手順

離岸流に流されたとき

Beachsafeのページでは、落ち着いて体力を温存し、次の方法を考えるよう案内しています。

  1. 落ち着く。
  2. 片手を上げて声を出し、助けを求める。救助してもらえることがある。
  3. 流れに任せて浮く。浅い砂州に戻されることがある。
  4. 浜と平行に、または波が崩れている方へ泳ぐ。流れから抜けられることがある。

ライフガードのアドバイスのページでは、助けを求めるときは片手を上げて左右に振り、あお向けに浮いて体力を保つよう案内しています。

流されている人を見つけたとき

Bystander Rescueのページでは、2004年から2022年の間に、海岸で人を助けようとした一般の人が80人亡くなったとしています。その約4分の3(73%)に離岸流が関係し、97%は浮く物を使わずに助けに入っていました。

  1. 000に電話し、周りの人にも助けを求める。自分や周りへの危険を確かめる。
  2. サーフ・ライフセーバー、ライフガード、サーファーなどに助けを求める。
  3. サーフボード、ボディボード、浮き輪など、浮く物を探す。
  4. 棒やロープなど、水に入らずに届く方法を探す。
  5. 浮く物を持たずに直接つかまえに行く救助は避ける。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 日本では、海の事件・事故の緊急通報は海上保安庁の118番です(海上保安庁のページ(新しいタブで開く))。オーストラリアでは、海での緊急時も000に電話します。
  • Beachsafeには、離岸流の見分け方と流されたときの対処を説明する日本語の動画があります。
  • 旗や標識の意味、見守りのある浜の探し方は「海の安全(旗の間で泳ぐ)」にまとめています。
  • 人を助けるために水に入ると、助けに行った人も危険です。応急手当や心肺蘇生(CPR)を学んでおくこともSLSAは勧めています。

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