「ビルビーの町」に重さ300kgのビルビー像が6体登場
「オーストラリアのビルビーの首都」と呼ばれる、クイーンズランド州の内陸の町チャールビルに、ビルビーをかたどったセメント製の像が6体お目見えしました。1体の重さは300kg。クイーンズランド州の画家たちがそれぞれ色や模様をつけ、空港や鉄道の駅、裁判所など、町の人通りの多い場所に置かれています。
企画したのは、地元の文化団体です。担当者は2022年、ブリスベンのパディントン地区で、色とりどりのワライカワセミ像が並ぶ「Kooka! Trail」を見て、このアイデアを思いつきました。ねらいは、絶滅のおそれがあるグレーター・ビルビーの現状と、ビルビーを守る基金「Save the Bilby Fund」の活動を多くの人に知ってもらうことです。参加した画家の一人は、約800km離れた町ペントランドからやって来て、町の施設「コスモス・センター」やモートンベイ・アッシュの木、赤い土をモチーフにしました。大胆な抽象画を描いた画家は、自分の作品の前を毎日通っているそうです。像は今後2年で18体に増え、近くの町にも広がるかもしれません。
日本でも、町のゆかりの生きものやキャラクターの像を街角に並べ、観光客にめぐってもらう取り組みがあります。チャールビルのビルビー像も、町を歩いて楽しむきっかけになりそうです。
ビルビーが空港や駅で出迎えてくれるなんてかわいいですね。1体ずつ描いた人の思いが込められていて、見比べるのも楽しそうです。18体に増えたら、全部めぐってみたくなります。