ユーカリオイルの本場、偽物と安い輸入品に立ち向かう
オーストラリアのユーカリオイル業界が、安い輸入品や偽物に対抗するため、大きな投資を進めていると報じられています。オーストラリアが作るユーカリオイルは、世界全体の5%ほどにすぎません。中国などの安い製品に加え、樟脳(しょうのう)の油にすり替えた偽物も出回っています。
ニューサウスウェールズ州の町ウェストワイアロングでは、GR Davis社がA$600万(約6億円)以上をかけて新しい蒸留所と収穫用の機械を入れ、生産量と効率を3倍に高めました。ビクトリア州の中部では、1850年代にさかのぼるブランドを持つFGB Natural Products社が、A$1,000万(約10億円)をかけて設備を新しくしました。GR Davis社の一家は、改良した木を約500万本、7,000ヘクタール以上に植えていて、FGB Natural Products社も同じくらいの数を植えています。何十年も木を選び続けた結果、油の割合は1%未満から約7%にまで上がりました。ブルーマリーという種類のユーカリから取れる最高級の油は、薬や消毒剤、お菓子などに使われ、20か国以上に輸出されています。
日本でも、ハッカ油のように植物から取れる香りの油は、虫よけや掃除などに使われて人気があります。産地の名前が品質の目印になるのは、どの国でも同じかもしれません。
ユーカリオイルがお菓子や消毒剤にも使われていて、20か国以上に輸出されているとは知りませんでした。何十年もかけて油の多い木を選んできた努力がすごいですね。お土産に買うときは、産地をちょっと見てみたくなります。