パースの浜に31トンのクジラ。片付けの費用は誰が払う?
西オーストラリア州の州都パースのシティ・ビーチに、長さ13m、重さ31トンのクジラの死骸が打ち上げられました。地元のケンブリッジ町ではビーチが閉鎖され、重機を手配して、翌朝10時ごろから運び出す予定だと報じられています。
死骸にはサメが寄ってくるおそれがあるため、ドラムラインと呼ばれる仕掛けでサメを捕まえて標識を付け、放す作業も行われました。近くのフロリアット・ビーチの沖では、体長3.7mのサメに標識が付けられました。2009年にこの取り組みが始まってから、231匹目だそうです。州の担当者は、大きなサメを船に引き上げて小さな手術をする、手間のかかる作業だと話しています。町の首長は、運び出しは費用がかかり難しい作業になると話しています。2014年にスカボロー・ビーチでクジラを片付けたときには、A$18万8,000(約1,880万円)がかかり、地元と州で分けて払いました。町は今回も州に費用の分担を求めるつもりです。また、ドローンを飛ばしたり、死骸の上に座ったりする人もいたため、近づかないよう呼びかけています。
日本でも、海岸にクジラが打ち上げられることがあり、運び出しや処分には大きな手間と費用がかかります。海の大きな生きものの最期は、思いがけず人の暮らしにも関わってくるようです。
31トンもあるクジラを浜から運び出すのは、想像以上に大変な作業なんですね。上に座る人までいたと聞いて驚きました。サメが集まることもあるので、こういうときは近づかずに、ビーチの閉鎖の案内を守ってくださいね。