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オパールの町の古い太陽熱発電所が州の文化遺産に

ニューサウスウェールズ州の北西部の奥地にある、人口約150人のオパール採掘の町ホワイトクリフスで、1980年代に作られた太陽熱発電所が、9月上旬に州の文化遺産に登録されました。オーストラリアだけでなく世界でも先がけの施設だったと考えられています。

始まりは1981年、オーストラリア国立大学の研究チームが、州政府の資金を受けて太陽熱で発電する研究に取り組んだことでした。ホワイトクリフスは、州内で1日の平均日照時間が最も長い場所です。直径5mのパラボラ型の皿を14台並べ、それぞれに小さな鏡を2,000枚貼って日光を集めました。最大25kWの電気をつくり、町の病院や学校、郵便局と12軒の家に送っていました。維持にお金がかかりすぎたため、2005年に運転を止めています。技術者の団体エンジニアーズ・オーストラリアは、この発電所をスノーウィー・マウンテンズ水力発電計画やシドニー・ハーバーブリッジに並ぶものだとしています。ディーゼル発電機を止めたとき、パブの店主は、その静けさは魔法のようだったと話したそうです。

日本でも、群馬県の富岡製糸場のように、産業の歴史を伝える施設が文化財や世界遺産として大切にされています。電気の歴史を伝える場所が守られるのは、うれしいことです。

クオまるのひとこと

鏡を2,000枚も貼ったお皿が14台も並ぶ景色は、きっと迫力があるでしょうね。発電機を止めたときの静けさが「魔法みたい」だったという話も、すてきです。いつか奥地の旅で見に行ってみたいです。

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