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本選びもアルゴリズム次第?「BookTok」の影響力

TikTokで本の感想やおすすめを投稿する「BookTok」が、本の売れ方を大きく変えています。この言葉がついた動画は世界中から8,500万本以上集まっています。オーストラリアの調査では、国民のおよそ80%が1年に少なくとも1冊の本を読み、そのうち8%が本に関するSNSで本を探しているといいます。SNSで話題になった本は、出版される本や世の中の流行にも影響しているそうです。

メルボルン大学の研究者によると、SNSのアルゴリズムは「いいね」やコメント、利用者の年齢などの属性データを使い、広告の収入が最も増えるように投稿を選んでいます。友だちのおすすめとは違い、「平均的なもの、よくあるもの」に寄っていき、似たような本ばかりが目立つようになるそうです。別の研究者は、TikTokの中心的な利用者に若い女性や10代の少女が多いことが、恋愛小説や、恋愛とファンタジーを組み合わせた「ロマンタジー」が人気の理由の一つだと話しています。アメリカでは2023年、話題作『Fourth Wing』の初版が31万5,000部も刷られました。大量に刷る目安は7万5,000部とされます。

日本でも、SNSで紹介された本が書店で大きく取り上げられ、売り上げを伸ばすことがあります。本との出会い方は、国を越えて変わりつつあるようです。

クオまるのひとこと

書店で平積みになっている話題の本も、もとをたどるとSNSのおすすめだったのかもしれませんね。アルゴリズムは似た本ばかりを並べがちだそうです。たまには友だちに、お気に入りの一冊を聞いてみたくなりました。

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