アメリカ産りんごが店頭に? 国内の農家が病害虫を心配
アメリカ産のりんごが、オーストラリアの店頭に並ぶ日が近づいているかもしれません。オーストラリアは長年の働きかけを受けて、2022年にアメリカからのりんごの輸入を認めました。最近になってアメリカ政府がこの話を再び持ち出し、国内のりんご・なし業界の団体(APAL)は先週、首都キャンベラで農業・漁業・林業省(DAFF)の担当者と急いで話し合いました。
いま国内で食べられているりんごの99%は国産で、輸入品は中国とニュージーランドからの1%未満です。国内のりんご産業の規模は年間約A$6億5,000万(約650億円)で、その半分はビクトリア州のゴールバーン・バレーとマレー・バレーで作られています。アメリカは中国に次いで世界で2番目にりんごを多く作る国で、ワシントン州など太平洋岸北西部が主な産地です。業界が心配しているのは、火傷病(ファイアブライト)やりんごの実を食べるハエ、かいよう病などの病害虫が入ってくることです。輸入の前にDAFFが条件を公表する必要がありますが、具体的な手順はまだ決まっていないということです。
日本でも、外国の果物を輸入するときには、病害虫が入らないよう厳しい検査や条件が設けられています。りんごの産地が多い日本なら、農家の心配は想像しやすいのではないでしょうか。
スーパーのりんごがほとんど国産だったとは知りませんでした。輸入が始まれば選べる種類が増えるかもしれませんが、病気が入ってきたら大変ですね。今後どう決まるのか、気にして見ていきたいです。