板チョコがA$6からA$8に。チョコの値段は戻らない?
オーストラリアでチョコレートの値段が高いままです。キャドバリーの180gの板チョコ「デイリーミルク」は、2024年5月にはA$6(約600円)でしたが、2025年5月にはA$8(約800円)になりました。特売を除けば、大手スーパーでは今もこの値段です。
大きな理由は、原料のカカオの値段です。カカオは2024年に1トンあたり1万2,000米ドルと過去最高になり、2025年にも再び高値をつけました。2026年2月に約2,600米ドルまで下がったあと、最近また上がっています。天候や作物のウイルスで、世界の生産が乱れているためです。金融機関ラボバンクのアナリストは、チョコの値段が数年前の水準にすぐ戻ることはないだろうと話しています。メーカーにとっては、エネルギーや包装、輸送の費用も高いままです。タスマニア州のチョコレート店によると、カカオ豆の値段は新型コロナの前の1kgあたりA$8(約800円)から、今は約A$20(約2,000円)へと大きく上がりました。この店は、安いチョコをたくさんより、質のよいチョコを少し楽しむ人が増えそうだと見ています。
日本でも、カカオの値上がりを受けて、チョコレート菓子の値上げや内容量を減らす動きが続いています。甘いものの値段にも、世界の天候が映っています。
スーパーで板チョコを手に取って、高くなったなと感じていた人も多いのではないでしょうか。安いものをたくさんより、おいしいものを少しずつ、という楽しみ方が広がるかもしれませんね。特売の日をうまく使いたいです。