物価の感覚(Consumer prices in Australia and Japan)
ひとことで言うと
2026年8月の消費者物価指数は、オーストラリアが前年同月より4.0%、日本が1.9%上がりました。オーストラリアでは住居と交通の値上がりが大きく、都市によっても上がり方が違います。公的な統計で両国の物価の動きをまとめます。
物価の動きを測る統計
物価の動きは、消費者物価指数(Consumer Price Index、CPI)で見ることができます。オーストラリアはオーストラリア統計局(Australian Bureau of Statistics、ABS)、日本は総務省統計局が毎月公表しています。
2026年8月の物価の上がり方
| 項目 | オーストラリア | 日本 |
|---|---|---|
| 総合(前年同月比) | 4.0%上昇 | 1.9%上昇 |
| 前月比 | 0.4%上昇(季節調整済みは0.7%上昇) | ― |
| 変動の大きい品目を除いた指標 | トリム平均(Trimmed mean)3.6% | 生鮮食品を除く総合1.7%、生鮮食品及びエネルギーを除く総合1.9% |
| 公表日 | 2026年9月30日 | 2026年9月18日 |
オーストラリアはABSのページ(新しいタブで開く)、日本は総務省統計局のページ(新しいタブで開く)によります。日本の総合指数は、2025年を100として102.2です。
2つの統計は、調べ方や対象の品目が違います。上がり方の比較の目安として見てください。物の値段そのもの(同じ品物がいくらか)を比べる統計ではありません。
オーストラリアの品目別の動き
2026年8月までの1年間の上がり方を、品目のグループごとに並べます。
| グループ | 前年同月比 |
|---|---|
| 住居(Housing) | 5.7% |
| 交通(Transport) | 5.6% |
| 酒・たばこ | 4.8% |
| 教育 | 4.7% |
| 医療(Health) | 3.9% |
| 保険・金融サービス | 3.5% |
| 食料・ノンアルコール飲料 | 3.0% |
| 娯楽・文化 | 2.9% |
| 衣類・履物 | 2.6% |
| 通信 | 1.6% |
| 家具・家庭用品・サービス | 1.0% |
オーストラリアの最近の推移
ABSが公表している、前年同月と比べた総合の上がり方です(2025年4月以降は毎月の比較)。
| 時期 | 上昇率 |
|---|---|
| 2025年6月 | 1.9% |
| 2025年12月 | 3.8% |
| 2026年3月 | 4.6% |
| 2026年6月 | 3.8% |
| 2026年7月 | 3.5% |
| 2026年8月 | 4.0% |
州・準州ごとの違い
クオまる
州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。
ABSのCPIは、8つの州都の数字をもとにしています。2026年8月までの1年間の総合の上がり方は、都市によって次のとおりです。
| 州・準州 | 州都 | 前年同月比 |
|---|---|---|
| ニューサウスウェールズ州(NSW) | シドニー | 3.9% |
| ビクトリア州(VIC) | メルボルン | 3.5% |
| クイーンズランド州(QLD) | ブリスベン | 4.1% |
| 西オーストラリア州(WA) | パース | 4.3% |
| 南オーストラリア州(SA) | アデレード | 4.7% |
| オーストラリア首都特別地域(ACT) | キャンベラ | 4.1% |
| タスマニア州(TAS) | ホバート | 4.8% |
| 北部準州(NT) | ダーウィン | 4.5% |
これは物価の「上がり方」の違いで、都市ごとの物価の「高さ」を比べた数字ではありません。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 2026年8月の総合の上昇率は、オーストラリアが4.0%、日本が1.9%でした。
- オーストラリアの物価統計は、ABSが月ごとに公表しています。最新の数字はABSのページに出ます。
- 金額はオーストラリア・ドル(A$)で表示されます。為替は変わるため、日本円への換算はその時のレートで確認してください。
- 現金と硬貨については「現金と硬貨・紙幣」で扱っています。
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