単位価格の表示(Unit pricing)
スーパーの値札には、売値のほかに「1kgあたり」「1Lあたり」などの単位価格が書かれています。大きさやブランドの違う商品を比べるのに使えます。表示のルールは国の単位価格規則(Unit Pricing Code)で決まっていて、大きなスーパーやオンラインの食料品店は表示が義務です。
単位価格とは
単位価格(unit price)は、商品の値段を決まった単位あたりに直したものです。値札では、売値の近くに小さく書かれていることが多くあります。
単位は商品の種類で決まり、重さ、量、長さ、面積、個数のいずれかです。競争・消費者委員会(Australian Competition and Consumer Commission、ACCC)は、次のような例を挙げています(ACCCのページ(新しいタブで開く))。
| 商品 | 単位価格の単位 |
|---|---|
| 牛肉 | 1kgあたり |
| 洗濯用洗剤 | 1Lあたり |
| アボカド | 1個あたり |
| 飲み物 | 1Lあたり |
| トイレットペーパー | 100枚あたり |
| 化粧品 | 1個あたり、10gあたり、または10mLあたり |
レモンのように、1個あたりと1kgあたりの両方で示せる商品もあります。この場合、店は1個の平均の重さを示して、1kgあたりの値段も書くことができます。
表示が義務になる店
単位価格のルールは、競争・消費者法(Competition and Consumer Act 2010)に基づく単位価格規則(Unit Pricing Code)で決まっています。
規則の対象は、パン、シリアル、バター、卵、小麦粉、生鮮の果物と野菜、牛乳、肉、米、砂糖、その他の包装食品を、すべて売っている食料品店です。そのうえで、次の店は表示が義務です。
- 食料品の売り場の広さが1,000平方メートルを超える店
- 上の品目をすべて売っているオンラインの店
売り場が1,000平方メートル未満の店は、表示するかどうかを選べます。そのため、小さな店や専門店(肉屋、薬局など)では、単位価格がないこともあります。
義務のある店は、店内だけでなく、オンラインと広告でも単位価格を示します。
表示のルール
単位価格は、次の4つを満たす必要があります。
- 目立つこと(prominent)
- 売値の近くにあること(proximate)
- 読みやすいこと(legible)
- 正確で意味がはっきりしていること(unambiguous)
金額はドルとセントで、1セント単位に丸めて表示します。
単位価格がなくてもよい商品
食べ物、飲み物、掃除用品、身の回りの品のほとんどは、単位価格の対象です。一方、次のような商品は対象外です。
- お酒、たばこ
- 店でその場で食べるために作った食事
- 衣類、アクセサリー(化粧品を除く)
- 家電、家具、おもちゃ、本、文房具、花
- 違う商品をまとめて1つの値段で売るセット
- 「口紅はすべてA$5.50」のように、違う商品を同じ値段で売る場合
- 期限が近い、包装が傷んでいる、販売終了などの理由で値下げした商品
同じ商品を2個以上まとめて1つの値段で売る場合は、単位価格の表示が必要です。
手順
単位価格を使って商品を比べる流れです。
- 比べたい商品の値札で、売値の近くにある単位価格を探す。
- 単位(1kg、100g、1Lなど)がそろっているかを確かめる。
- 単位価格が安いほうが、同じ量あたりでは安い商品です。
- オンラインの店では、単位価格で並べ替えられるかを確かめる。
ACCCは、缶詰と冷凍のとうもろこし、形の違うパスタ、ブロックとスライスのチーズなど、種類や包装が違う商品でも単位価格で比べられると説明しています。
ここに注意してね!
- 大きいほうが得とは限らない:ACCCの例では、売値が高い洗剤のほうが、1Lあたりでは安いことがあります。特売の商品も、単位価格で比べると判断しやすくなります。
- 表示がない店もある:売り場が小さい店や専門店では、単位価格の表示は義務ではありません。
- 表示がおかしいとき:表示が規則に合っていないと思ったら、まず店に伝えます。解決しない場合は、ACCCのページ(新しいタブで開く)から報告できます。
- スーパー全体の買い物のルールはスーパーの種類と買い物、食品の表示は食品表示とアレルギー表示で扱っています。
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