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アンザック・ビスケット(Anzac biscuits)

ひとことで言うと

アンザック・ビスケットは、オートミール、ゴールデンシロップ、ココナッツなどで作る、卵を使わない甘いビスケットです。戦争記念館は、戦地の兵士が食べた固いパン代わりの「アーミー・ビスケット」とは別のものとして説明しています。

目次
  1. どんなビスケットか
  2. アーミー・ビスケットとの違い
  3. 歴史について
  4. 日本との違い・注意点

どんなビスケットか

戦争記念館(Australian War Memorial、AWM)のページ(新しいタブで開く)によると、アンザック・ビスケットは卵を使わない伝統的な甘いビスケットです。主な材料は次のとおりです。

  • ロールドオーツ(rolled oats、押し麦のオートミール)
  • 砂糖、小麦粉(plain flour)
  • ココナッツ
  • バター
  • ゴールデンシロップ(golden syrup)または糖蜜(treacle)
  • 重曹(bi-carbonate of soda)と熱湯

AWMのレシピのページでは、初期のレシピにはココナッツが入っていませんでした。AWMのブログでは、ココナッツが主な材料として広まったのは1929年ごろとしています。

「アンザック(ANZAC)」は、第一次世界大戦のオーストラリア・ニュージーランド軍団の頭文字です。由来や記念日のことは「アンザック・デー」にまとめています。

アーミー・ビスケットとの違い

AWMは、兵士に配られた「アーミー・ビスケット(army biscuit)」を別のものとして説明しています。アーミー・ビスケットは「アンザック・ウエハース」「アンザック・タイル」とも呼ばれ、パンの代わりに食べる、長く保存できる固いビスケットでした。とても固いため、砕いておかゆのようにして食べる兵士もいました。

歴史について

AWMのウェブサイトには、いくつもの時代のレシピが載っています。ビスケットが戦地の兵士に送られていたかどうかについては、AWMのブログと家庭向けのページで説明のしかたが違います。この記事では扱いません。

ここに注意してね!

  • 卵は使いませんが、小麦粉、バター、ココナッツ、オーツを使います。アレルギーがある人は原材料を確かめてください。包装された商品の表示は「食品表示とアレルギー表示」で説明しています。
  • 「Anzac」は法律で守られている言葉です。退役軍人省(Department of Veterans’ Affairs、DVA)の「Anzac」という言葉の保護のページ(新しいタブで開く)によると、「Anzac」や似た言葉を商売や公式の目的で使うには、退役軍人大臣の許可が必要です。申請の審査はDVAが行います。申請の費用はかかりませんが、審査に最大4週間ほどかかり、4月25日のアンザック・デーの前などはさらに長くかかることがあります。許可が必要かどうかは、このページのガイドラインで確認できます。

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