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食品表示とアレルギー表示(Food labels)

ひとことで言うと

オーストラリアの包装食品には、アレルゲン、期限(Use by・Best before)、栄養成分、原産国などの表示があります。アレルゲンは決められた英語名と太字で書かれ、「Contains」で始まるまとめの表示も付きます。Use byを過ぎた食品は食べたり売ったりしてはいけません。

目次
  1. ラベルの読み方
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
$4.50$9.00/kg

ラベルの読み方

食品表示の基準は、オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(Food Standards Australia New Zealand、FSANZ)が定めます。ラベルに書かれるのは、期限、原材料、アレルゲン、保存方法、注意書きなどです(FSANZのページ(新しいタブで開く))。

アレルゲンの表示

2024年2月25日から、アレルゲンの書き方がわかりやすく統一されました。

  • 原材料の一覧に、決められた英語名を太字で書きます。例:cheese(milk)。
  • 原材料の近くに、「Contains」で始まる太字のまとめの表示があります。例:「Contains milk」。
  • 小麦・大麦・オーツ麦・ライ麦などグルテンを含む穀物があると、まとめの表示に「gluten」と書かれます。

表示が必要なものは次のとおりです。

英語の表示意味
wheat小麦
fish魚
crustacean甲殻類
mollusc軟体動物(貝・イカなど)
egg卵
milk乳
lupinルーピン(豆の一種)
peanut落花生
soy, soya, soybean大豆
sesameごま
almond, Brazil nut, cashew, hazelnut, macadamia, pecan, pistachio, pine nut, walnut木の実(種類ごとに個別に表示)
barley, oats, rye大麦・オーツ麦・ライ麦(グルテンを含む場合)
sulphites亜硫酸塩(1kgあたり10mg以上加えた場合)

包装されていない食品や、ラベルが不要な食品では、情報を食品のそばに表示するか、店に聞けば教えてもらえる仕組みです。持ち帰りの店で、アレルゲンを尋ねることができます。

「May contain(含む可能性がある)」の表示は、製造中に混ざる可能性を示す任意の表示です。食品の基準では決められていません。

期限の表示

期限の表示は2種類です。

表示意味
Use by安全のための期限。過ぎたら食べたり売ったりしてはいけない
Best before品質のための期限。過ぎると品質が落ちることがあるが、安全に食べられる

賞味期間が2年以上の食品(缶詰など)は、Best beforeの表示がいりません。中身の状態が見える包装の果物や野菜も、期限の表示は必須ではありません。

栄養成分の表示

栄養成分表示(Nutrition Information Panel、NIP)には、エネルギー(キロジュール)、たんぱく質、脂質、飽和脂肪酸、炭水化物、糖類、ナトリウムが書かれます。

  • 「1食あたり(per serving)」と「100gあたり(100mLあたり)」の2つの欄があります。
  • 1食の量は会社が決めるため、商品ごとに違います。似た商品を比べるときは「100gあたり」の欄が便利です。
  • 包装されていない食品や、店で作ってその場で包装したパンなどには、栄養成分表示がいりません。

原産国の表示

ACCCのページ(新しいタブで開く)では、店で売る包装食品の多くに原産国の表示が必要だとしています。果物、野菜、魚、多くの肉などは、包装されていなくても、売り場の札などで原産国を示します。

表示の形主な対象
カンガルーのマーク、オーストラリア産の原材料の割合の棒グラフ、文字の3つオーストラリアで育てた・作った主な食品
棒グラフと文字の2つオーストラリアで包装した主な食品など
文字だけ調味料、菓子、お茶・コーヒー、ビスケット、清涼飲料、お酒など

輸入された主な食品は、枠で囲んだ原産国の表示が必要です。レストラン、カフェ、持ち帰りの店の料理には、原産国の表示はいりません。

手順

  1. アレルギーがある場合は、原材料の一覧の太字と「Contains」の表示を確かめる。
  2. 期限は、Use byかBest beforeかを見分ける。
  3. 栄養を比べるときは、「100gあたり」の欄を見る。
  4. 原産国は、マークと棒グラフ、文字の表示で確かめる。
  5. 外食や持ち帰りでは、アレルゲンを店の人に尋ねる。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 表示が必要なアレルゲンの種類は、日本とオーストラリアで違います。たとえば、そば(buckwheat)はオーストラリアで表示が必要なものに入っていません。
  • 日本では、消費者庁が特定原材料を定め、容器包装された加工食品に表示を義務付けています。2026年4月1日には、カシューナッツが特定原材料に加わりました(消費者庁のページ(新しいタブで開く))。
  • 期限の英語は「Use by」と「Best before」の2つです。Use byは安全のための期限です。
  • 店で売られる食品の単位価格の表示は「単位価格の表示」で説明しています。

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