市場(マーケット、Markets)
ひとことで言うと
オーストラリアの都市には、野菜、果物、肉、魚、パンなどを売る屋内外の市場(マーケット)があります。メルボルンのクイーン・ビクトリア・マーケットやアデレード・セントラル・マーケットのように、カウンシル(地方自治体)が所有・運営する市場もあります。開く曜日が決まっているので、出かける前に確認します。
市場とはどんな場所か
オーストラリアの市場(market)は、たくさんの小さな店が集まって、野菜、果物、肉、魚、パン、総菜などを売る場所です。衣料品や雑貨、土産物を売る店が入っている市場もあります。
市場には、カウンシル(地方自治体)が所有・運営するもの、民間の団体が開くもの、地域の人が開くファーマーズ・マーケットなどがあります。この記事では、カウンシルが所有・運営していることを公式ページで確認できた市場を紹介します。
カウンシルが所有・運営する主な市場
2026年10月時点の情報です。営業日は変わることがあるので、出かける前に各市場のページで確認してください。
| 市場 | 場所 | 所有・運営 | 営業日 |
|---|---|---|---|
| クイーン・ビクトリア・マーケット(Queen Victoria Market) | メルボルン市中心部(VIC) | メルボルン市(City of Melbourne)が所有。日々の運営はQueen Victoria Market Pty Ltd | 火・木・金・土・日 |
| サウス・メルボルン・マーケット(South Melbourne Market) | サウス・メルボルン(VIC) | ポート・フィリップ市(City of Port Phillip)が所有・運営 | 水・金・土・日 |
| アデレード・セントラル・マーケット(Adelaide Central Market) | アデレード市中心部(SA) | アデレード市の子法人、アデレード・セントラル・マーケット公社(Adelaide Central Market Authority) | 火〜土(水曜は一部の店のみ)。日・月は休み |
| サラマンカ・マーケット(Salamanca Market) | ホバートのサラマンカ・プレイス(TAS) | ホバート市(City of Hobart)の市場 | 毎週土曜8:30〜15:00 |
市場ごとの補足です。
- クイーン・ビクトリア・マーケット:1878年3月20日に開かれた市場で、国の遺産リスト(National Heritage List)に登録されています。600を超える小さな店が入っています。メルボルン市は、市場と周辺の再開発を進めています(メルボルン市のページ(新しいタブで開く))。市場は無料のトラムの区間(free tram zone)にあります(市場のページ(新しいタブで開く))。
- サウス・メルボルン・マーケット:農産物、肉、魚介の店や、カフェなどが入る屋内の市場です。ポート・フィリップ市の委員会が市に代わって運営を監督しています(市場のページ(新しいタブで開く)、ポート・フィリップ市のページ(新しいタブで開く))。
- アデレード・セントラル・マーケット:アデレード市は、市場を公社が支えていると説明しています(アデレード市のページ(新しいタブで開く))。祝日に休む日は市場の営業時間のページ(新しいタブで開く)に載っています。
- サラマンカ・マーケット:一年を通して毎週土曜に開かれます。土曜がアンザック・デーやクリスマスに当たる日は例外です(市場のページ(新しいタブで開く))。問い合わせ先のメールはホバート市のアドレスです。
近くの市場の探し方
ほかの都市や地域の市場は、住んでいる地域のカウンシルのウェブサイトで探せます。たとえばポート・フィリップ市は、市内の市場やファーマーズ・マーケットの一覧を載せています。
手順
- 行きたい市場の営業日と時間を、市場やカウンシルのページで確認する。
- エコバッグやカートを持っていく。買い物袋のルールは買い物袋の記事にあります。
- 店ごとに値段や支払い方法が違うので、買う前に確かめる。
ここに注意してね!
- 営業日が限られる:毎日開いているとは限りません。曜日ごとに営業時間が違う市場もあります。
- 祝日の休み:祝日に休む市場があります。
- 袋の持参:クイーン・ビクトリア・マーケットは、2019年5月から市場全体で使い捨てのプラスチックの袋とストローをやめています。エコバッグを持っていくと便利です。
- スーパーでの買い物はスーパーの種類と買い物で扱っています。
この記事をシェアする
次に読むならこれ
買い物・食食品表示とアレルギー表示(Food labels)オーストラリアの包装食品には、アレルゲン、期限(Use by・Best before)、栄養成分、原産国などの表示があります。アレルゲンは決められた英語名と太字で書かれ、「Contains」で始まるまとめの表示も付きます。Use byを過ぎた食品は食べたり売ったりしてはいけません。買い物・食季節の果物と野菜(Seasonal produce)オーストラリアは南半球にあるため、果物や野菜の旬も日本とずれます。たとえばブリスベン市は、マンゴーやライチを夏、イチゴを冬と春の旬として紹介しています。旬のものは安く、おいしく、長持ちしやすいと州やカウンシルは案内しています。旬は地域によって違います。買い物・食アンザック・ビスケット(Anzac biscuits)アンザック・ビスケットは、オートミール、ゴールデンシロップ、ココナッツなどで作る、卵を使わない甘いビスケットです。戦争記念館は、戦地の兵士が食べた固いパン代わりの「アーミー・ビスケット」とは別のものとして説明しています。
関連する記事
買い物・食スーパーの種類と買い物(Supermarkets)オーストラリアのスーパーでは、多くの店で単位価格(1kgや1Lあたりの値段)の表示が義務になっています。2026年10月からは、Visa・Mastercard・American Express・eftposのカードで払っても、カード手数料(サーチャージ)はかかりません。食品には原産国の表示があります。買い物・食買い物袋(Plastic bag bans)オーストラリアでは、8州・準州のすべてで、店がレジで薄いプラスチックの買い物袋を渡すことが禁止されています。WA、SA、ACTなどでは、厚いプラスチックの袋も禁止されています。買い物にはエコバッグを持っていくのが基本で、店で紙袋や丈夫な袋を買うこともできます。買い物・食単位価格の表示(Unit pricing)スーパーの値札には、売値のほかに「1kgあたり」「1Lあたり」などの単位価格が書かれています。大きさやブランドの違う商品を比べるのに使えます。表示のルールは国の単位価格規則(Unit Pricing Code)で決まっていて、大きなスーパーやオンラインの食料品店は表示が義務です。買い物・食オーストラリアの食べ物(Aussie food)オーストラリアの代表的な食べ物には、アボカドトースト、ミートパイ、ラミントン、バラマンディ、マカダミア、シーフードなどがあります。バーベキューの文化や、先住民が長く食べてきた在来の食材(ブッシュタッカー)も知られています。地域ガイドメルボルン(Melbourne)ビクトリア州の州都で、2021年国勢調査ではメルボルン都市圏に約492万人が住んでいます。電車・トラム・バスはmykiかタッチ決済で乗れます。ごみの回収などはカウンシルごとに違います。在メルボルン日本国総領事館があり、大阪市の姉妹都市です。地域ガイドアデレード(Adelaide)南オーストラリア州の州都で、2021年国勢調査ではアデレード都市圏に約139万人が住んでいます。バス・電車・トラムはmetroCARDかタッチ決済で乗れます。姫路市の姉妹都市で、市内には姫路市から贈られた日本庭園があります。