日本食材の買い方(Japanese groceries)
オーストラリアで売られる輸入食品は、国の食品基準を満たし、英語のラベルを付ける必要があります。店で日本の食材を探すときは、英語のラベルの原産国やアレルゲンの表示を確かめます。日本から食品を送ってもらう・通販で買う場合は、検疫の条件を事前に確認します。
輸入食品と表示の見方
日本の食材は、輸入食品としてオーストラリアに入ってきます。この記事では、特定の店ではなく、輸入食品のルールと、表示を見て探す方法を説明します。
輸入食品のルール
農林水産省(Department of Agriculture, Fisheries and Forestry、DAFF)のページ(新しいタブで開く)では、販売用に輸入する食品は安全で、オーストラリアの食品基準を満たす必要があるとしています。
- まず、検疫(バイオセキュリティ)の輸入条件を満たす必要があります。
- DAFFは、輸入食品検査制度(Imported Food Inspection Scheme)で販売用の食品を検査します。制度の根拠は輸入食品管理法(Imported Food Control Act 1992)です。
- 検査の頻度は、食品の安全上のリスクで決まります。
ラベルは英語
食品の基準(Food Standards Code)は、オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(Food Standards Australia New Zealand、FSANZ)が定めます。基準では、ラベルは読みやすく、目立ち、英語で書く必要があります(FSANZのページ(新しいタブで開く))。
アレルゲンの表示
主なアレルゲンは、原材料の一覧に太字で書かれます。原材料の近くには「Contains(〜を含む)」で始まる太字のまとめの表示があります。対象の例は次のとおりです。
| 英語の表示 | 意味 |
|---|---|
| wheat | 小麦 |
| fish | 魚 |
| crustacean | 甲殻類 |
| mollusc | 軟体動物(貝・イカなど) |
| egg | 卵 |
| milk | 乳 |
| peanut | 落花生 |
| soy, soya, soybean | 大豆 |
| sesame | ごま |
このほか、アーモンドなどの木の実、ルーピン、大麦・オーツ麦・ライ麦(グルテンを含む場合)、一定量以上の亜硫酸塩も対象です。「May contain(含む可能性がある)」の表示は任意で、基準では決められていません。
原産国の表示
ACCCのページ(新しいタブで開く)の説明では、店で売る食品の多くに原産国の表示が必要です。輸入された主な食品(ソース、水産物、はちみつ、シリアルなど)は、枠で囲んだ原産国の表示が必要です。調味料、菓子、お茶、お酒などは文字だけの表示です。
手順
店で探す
- 探す食材の英語名を調べておく(例:海苔はseaweed、味噌はmiso)。
- 店の各国の食品の棚やアジア食材の棚、オンラインの売り場で探す。
- ラベルの原産国の表示で、どこの国で作られたかを確かめる。
- アレルギーがある場合は、英語の原材料とアレルゲンの表示を確かめる。
日本から送ってもらう・海外の通販で買う
DAFFのページによると、国際郵便はすべて検査され、検疫官と探知犬が食品などを調べます。
- 送る前に、DAFFの輸入条件の検索システム(BICON)か、郵便についての問い合わせで、持ち込めるかを確かめる。
- 送り状(税関告知書)に、中身が何で何からできているかを具体的に書く。「gift(贈り物)」「goods(品物)」などの書き方は認められない。
- 条件によっては、受取人の輸入許可や、到着時の処理費用が必要になる。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 店で売られる輸入食品には英語のラベルが必要です。日本語のパッケージのままの場合でも、英語の表示を確かめます。
- 食品を郵便で送ってもらうと、持ち込めないものは届かないことがあります。条件はBICONで毎回確かめます。
- 自分で飛行機で持ち込む食品は「持ち込み禁止品と検疫」で扱っています。
- お米と刺身用の魚は、それぞれ「お米」「刺身用の魚」の記事があります。
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