お米(Rice)
ひとことで言うと
オーストラリアで作られるお米の8割は中粒のジャポニカ米で、日本市場向けにコシヒカリなど粒の短い品種も作られています。産地はNSWとビクトリア州のマレー川・マランビジー川の流域です。日本から生のお米(精米を含む)を持ち込むことはできません。
オーストラリアのお米
農林水産省(Department of Agriculture, Fisheries and Forestry、DAFF)のページ(新しいタブで開く)によると、オーストラリアのお米づくりの概要は次のとおりです。
- 産地は、NSWのマランビジー川の流域と、NSW・ビクトリア州のマレー川の流域です。家族経営の約2,000の農家が作っています。
- 作られるお米の80%は、中粒のジャポニカ米です。夏は暑くても湿気の少ない気候が、ジャポニカ米に合っています。
- 残りは長粒のインディカ米で、香りのあるお米も含みます。
- 日本市場向けに、コシヒカリなどの粒の短い品種も作られています。
- お米づくりは、かんがいの水が使えることが前提です。水がほとんどない年は、お米が作られません。
買うときに見る表示
店では、英語で粒の長さや品種が書かれています。
| 英語の表示 | 意味 |
|---|---|
| medium grain | 中粒 |
| short grain | 短粒 |
| long grain | 長粒 |
| Koshihikari | コシヒカリ |
原産国の表示で、オーストラリア産か輸入品かを確かめられます。表示の見方は「食品表示とアレルギー表示」を見てください。
日本からの持ち込みと郵送
DAFFのページによると、生(炊いていない)のお米は持ち込めず、廃棄されます。煎ったお米、パーボイルドライス、ポン菓子のようなお米、電子レンジで温めるパックご飯、米粉などの加工品は、輸入の条件を満たす必要があります。条件は、輸入条件の検索システム(BICON)で確かめます。
炊いたご飯の保存
FSANZのページ(新しいタブで開く)によると、炊いた料理など傷みやすい食品は、5〜60℃の温度帯で細菌が増えやすくなります。
- 傷みやすい食品は5℃以下の冷蔵庫で保存します。
- 室温に置いた時間が2時間未満なら冷蔵庫に戻せます。2〜4時間ならすぐに食べ、4時間を過ぎたら捨てます。
- 残り物は冷蔵庫で保存し、数日以内に食べきります。
手順
- 店で、medium grainやshort grain、品種名の表示を見て選ぶ。
- 原産国の表示を確かめる。
- 炊いたご飯は、長く室温に置かず、冷蔵庫で保存する。
- 日本からお米の加工品を送ってもらうときは、事前にBICONで条件を確かめる。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 生のお米は、日本から持ち込むことも郵送することもできません。
- パックご飯や米粉などの加工品にも条件があります。入国時の申告は「持ち込み禁止品と検疫」を見てください。
- オーストラリアのお米の生産量は、水の量によって年ごとに変わります。
- 日本の食材の探し方は「日本食材の買い方」を見てください。
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