刺身用の魚(Sashimi grade fish)
ひとことで言うと
生で食べる魚は、信頼できる店で「sashimi grade」と表示されたものを選ぶのが基本です。加熱用の表示がある魚は生で食べません。7日以上の冷凍で寄生虫は死にますが、細菌は死にません。妊娠中の人や高齢者などは、生の魚を避けるよう公的機関が案内しています。
生の魚を安全に食べるには
生の魚を使う料理(刺身、寿司、セビーチェ、スモークサーモンなど)には、食の安全上のリスクがあります。以下は、オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)とNSW食品局(NSW Food Authority)の案内をまとめます。
魚の選び方
FSANZのページ(新しいタブで開く)で挙げられている点は次のとおりです。
- 生で食べる用として、業者が処理し売っている魚がいちばん安全です。
- 信頼できる店で、「sashimi grade」と表示された魚だけを買います。
- 加熱の方法が書かれた魚は、生の料理に使いません。
- 迷ったら、生で食べずに加熱します。
NSW食品局のページ(新しいタブで開く)は、寿司に使う生の魚は、sashimi gradeで、とても新鮮で、最高の品質のものでなければならないとしています。
冷凍と保存
- 7日以上冷凍すると、魚にいるかもしれない寄生虫は死にます。冷凍してあったか、どのくらいの期間かは、店に確かめます。
- 冷凍しても、有害な細菌は死にません。そのため、質のよい魚を買うことが大切です。
- 冷凍の魚は、密閉容器に入れて冷蔵庫のいちばん下の段で解凍します。解凍したら2日以内に使います。
- 生で食べられる状態で売られている魚(冷燻のスモークサーモンなど)は、冷蔵庫で保存し、期限内に食べます。
買い物と持ち帰り
NSW食品局は、次の点を案内しています。
- 魚介類は信頼できる店で買います。
- 店や魚市場に保冷バッグやクーラーボックスを持って行きます。店に氷を入れてもらえるか聞けますが、店に氷を用意する義務はありません。
- 魚介類は、買い物の最後に買います。
- 帰ったら、すぐに冷蔵庫か冷凍庫に入れます。
- 冷蔵庫の外に2時間以上置いた生の魚は食べません。
調理するとき
- 生の魚を触る前と後に、温かい水とせっけんで手をよく洗います。
- 生の魚は、他の食品、特にそのまま食べる食品から離して準備します。
- まな板と包丁は分けるか、使った後によく洗ってから他の食品に使います。
注意が必要な人
妊娠中の人、高齢者、病気の人は、リステリア菌などのリスクがあるため生の魚を食べないように、というのがFSANZの案内です。
NSW食品局は、免疫が大きく下がっている人や妊娠中の人に、刺身、店で買った寿司、生がき、そのまま食べる冷たいむきえび、スモークサーモンを避けるよう案内しています。缶詰のかきは安全としています。
手順
- 信頼できる店で、「sashimi grade」の表示がある魚を選ぶ。
- 冷凍してあったかどうか、どのくらいの期間かを店に確かめる。
- 保冷バッグに入れて持ち帰り、すぐに冷蔵庫に入れる。
- 手と調理器具を清潔にし、他の食品と分けて準備する。
- 迷ったら加熱して食べる。
ここに注意してね!
- 店の魚を生で食べるときは、「sashimi grade」の表示を目安にします。表示のない魚を生で食べるのは避けます。
- NSW食品局は、自分で釣った魚介類は必ずよく加熱し、生で食べないよう案内しています。自分で採った貝類も食べないよう案内しています。釣りのルールは「釣りのルール(州ごと)」で扱っています。
- 食中毒が疑われるときの相談先は「食の安全と衛生」にまとめています。
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