「アラビカ100%」が消えた? スーパーのコーヒーに変化
オーストラリアのスーパーのコーヒーで、ラベルや中身がひっそり変わっていると報じられています。原因は、高級な豆とされるアラビカ豆の値上がりです。アラビカ豆の値段は1kgあたりA$15.40(約1,540円)と、50年ぶりに近い高さになりました。ロブスタ豆はA$8.73(約870円)です。
大手スーパーColesのオーガニック・フェアトレードのフリーズドライコーヒーは、2024年初めから100gあたりA$4(約400円)からA$8(約800円)へと2倍になりました。表示も「アラビカ100%」から「インスタントコーヒー」に変わりました。Vittoriaは一部の商品から「アラビカ100%」の表示を外し、ロブスタを混ぜた商品を「考え抜いて科学的に作ったブレンド」と紹介し、Mocconaも「アラビカ100%」を「コーヒー豆100%」に変えました。オーストラリアの食品表示のルールでは、特に原料をうたわない限り、豆の種類を書く必要はありません。クイーンズランド大学の味覚の専門家は、商品が変わったのに知らされなければ、消費者はだまされたと感じて当然だと話しています。
日本でも、値段は同じでも量が減る「ステルス値上げ」が話題になってきました。毎日飲むものだからこそ、ラベルの変化に気をつけたいですね。
いつものコーヒーの味が少し変わった気がしたら、ラベルを見直してみるといいかもしれません。豆の種類を書かなくてもよいルールだとは知りませんでした。値段だけでなく、中身の表示もチェックしたいですね。