クーバー・ペディ(Coober Pedy)
南オーストラリア州の北部、スチュアート・ハイウェイ沿いにある、オパール採掘の町です。「世界のオパールの都」と呼ばれ、人口は約2,000人です。町の北約25kmには、色とりどりの丘が広がるカンク=ブレイクアウェイズ保護公園があります。
オパールの町の素顔
クーバー・ペディ(Coober Pedy)は、南オーストラリア州(SA)の北部にある町です。地元のクーバー・ペディ・ディストリクト・カウンシル(District Council of Coober Pedy)の歴史のページ(新しいタブで開く)によると、「世界のオパールの都(Opal Capital of the World)」と呼ばれ、人口は約2,000人です。スチュアート・ハイウェイ(Stuart Highway)沿いにあり、アリススプリングスの南680kmです。
町の歴史
同じページに沿って、主な流れをまとめます。
- 何千年もの間、先住民の人々がこの砂漠を移動しながら暮らしていました。水が得られるかどうかで、人々がいる場所が決まっていました。
- 1915年2月、金を探していた一行がオパールを見つけました。
- 1920年に、オパールの採掘地の名前が「クーバー・ペディ」に決まりました。先住民の言葉で「穴の中の白人」という意味です。1922年には地下の貯水タンクができました。
- 1960年代の終わりから、オパールの需要の高まりと、ヨーロッパからの移民の増加で町が大きくなりました。
- 1981年にクーバー・ペディ法(Coober Pedy Act)ができ、1987年1月に最初のカウンシル選挙が行われました。
- 近年は採掘をする人が減り、観光の役割が大きくなっています。
町の歴史の案内板が並ぶヘリテージ・トレイル(Heritage Trail)があり、パンフレットはビジター・インフォメーション・センターで受け取れます。
カンク=ブレイクアウェイズ保護公園
カンク=ブレイクアウェイズ保護公園(Kanku-Breakaways Conservation Park)は、町の北約25kmにある1万4,300haの公園です。色とりどりの丘や、上が平らな台地、地元で「ムーン・プレーン(moon plain)」と呼ばれる小石に覆われた平原があります。日の出や日の入りの時間には、景色の色の変化が見られます。
公園はアンタキリンジャ・マトゥ=ヤンクニチャチャラ(Antakirinja Matu-Yankunytjatjara)の人々の伝統的な土地です。公園全体が先住民の遺産の場所で、州の国立公園野生生物法(National Parks and Wildlife Act 1972)と先住民遺産法(Aboriginal Heritage Act 1988)で守られています。商業目的の撮影には許可が必要です。
行き方
カウンシルの行き方のページ(新しいタブで開く)で案内されている、主な行き方です。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 車 | アデレードから北へポート・ウェイクフィールド、オーガスタ・ハイウェイでポート・オーガスタへ進み、スチュアート・ハイウェイに入る。アリススプリングスからはスチュアート・ハイウェイを南へ |
| 飛行機 | アデレードとの間に、ふだん週4便ほど。所要2時間 |
| 長距離バス | アデレードから毎日(11時間)、アリススプリングスから毎日(8時間) |
町にはタクシーがなく、空港から町へのシャトルバスもありません。町の見どころを回るには、車を借りるのがよいと案内されています。
町の設備
ビジター・インフォメーション・センターの隣には、汚水の処理場(ダンプ・ポイント)と飲み水の給水所があります。ダンプ・ポイントは無料で、飲み水は有料。長い車の駐車場もありますが、夜のキャンプには使えません。
費用
カンク=ブレイクアウェイズ保護公園の車の入園許可は、1台A$13.50、コンセッションA$11.20です(2026年10月時点)。許可はオンラインでも買えます。
ここに注意してね!
- 公園への道:カンク=ブレイクアウェイズ保護公園への道は未舗装で、特に雨で状態が大きく変わります。公園の全体や一部が閉鎖されたり、4WDだけがすすめられたりすることがあります。出かける前に道路の状況を確認してください。
- 飲み水:町の給水所の水は有料です。長距離を走る前に、水を十分に用意しましょう。
- 長距離の運転:アデレードやアリススプリングスから遠く離れた町です。「長距離・アウトバックの運転」を読んでおきましょう。
- 先住民の遺産:カンク=ブレイクアウェイズは公園全体が先住民の遺産の場所です。決められたルールを守って訪れましょう。
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