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長距離ドライブ旅行(Road trips)

ひとことで言うと

オーストラリアの長距離ドライブでは、町と町の間が長く、給油所や携帯電話の電波がない区間もあります。州の交通当局は、2時間ごとの休憩、明るい時間の運転、水や燃料の余分な準備を呼びかけています。出発前に道路の状況を確認し、車が故障したら車から離れないことが大切です。

目次
  1. 長い道のりで気をつけること
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 手順
  4. 日本との違い・注意点

長い道のりで気をつけること

町と町の間が数百km離れていることも珍しくありません。長距離のドライブで特に気をつけたいのは、疲れによる居眠り、燃料と水の不足、道路の状況、大型トラック、野生動物です。

日本と違う交通ルールは「日本との交通ルールの違い」、内陸の未舗装路などは「アウトバックの運転」で取り上げています。

疲れによる運転

西オーストラリア州(WA)の道路局(Main Roads WA)のページ(新しいタブで開く)は、次のように呼びかけています。

  • 毎晩7時間以上眠る。
  • 運転は交代し、2時間ごとに運転する人を替える。
  • 明るい時間だけ運転するよう計画する。
  • あくびが出る、まばたきが増える、頭を起こしていられない、目の焦点が合わないといったときは危険のサインです。

クイーンズランド州(QLD)政府のページ(新しいタブで開く)も、2時間ごとに15分の休憩をとる計画を立て、出発前によく眠るよう呼びかけています。

ロードトレイン

WAの道路局のページでは、WAには長さ27.5mから60mまでの大型トラック(ロードトレイン、road train)が走っています。すぐ後ろを走ると、運転手からは見えないかもしれません。追い越しは、先まで見通せる長い直線で、対向車がまったくいないときだけにします。

未舗装の道路と動物

同じページの説明では、未舗装の道路は砂利や土の道。ロービームをつけ、前の車との距離をとり、急ブレーキを避けます。道ばたに動物がいたら速度を落とします。動物が最もよく動くのは明け方と夕方です。衝突を避ける心得は「動物との衝突に注意」の記事へ。

州・準州ごとの違い

クオまる

州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。

道路の状況(通行止め、冠水など)は、州・準州ごとに案内されています。

州・準州道路情報の案内(公式ページの記載)
NSW各州の公式ページで確認
VIC各州の公式ページで確認
QLDQLDTraffic(www.qldtraffic.qld.gov.au)または電話13(新しいタブで開く) 19 40
WA各州の公式ページで確認
SA交通局の道路状況ホットライン1300 361 033、または交通局の「アウトバックの道路警報(Outback Road Warnings)」(SAの国立公園局のページ(新しいタブで開く))
ACT各州の公式ページで確認
TAS各州の公式ページで確認
NT各州の公式ページで確認

手順

出発前と運転中の準備は次のとおりです。

  1. 行き先と道順を決め、地図を用意する。郊外ではインターネットがほとんどつながらないことがあるため、オフラインの地図を入れておく(QLD政府)。
  2. 道路と天気の状況を確認する。
  3. 遠くへ行くときは、友人や警察に道順を伝えておく(QLD政府)。
  4. 予定より2〜3日長くもつ食べ物と水、遠くまで走るときは予備の燃料を積む(WAの道路局)。給油所の間が長いため、給油の計画を立てる。
  5. 冷却水、オイル、ヒューズ、ラジエーターホース、ファンベルトなどの予備の部品を用意する。
  6. 運転中は2時間ごとに休み、運転を交代する。

ここに注意してね!

  • 故障しても車から離れない:SAの国立公園局は、砂漠の公園で助けを求めて車を離れ、歩いて行くと命に関わるとしています。
  • 連絡手段:SAの砂漠の公園では、HF無線か衛星電話と、非常用位置発信機(EPIRBまたはPLB)を持つよう求められています。
  • 暑さ:SAの国立公園局は、内陸の日中の気温が40℃台後半になることがあるとしています。暑さへの備えは「熱波」にまとめています。
  • 公園の道の閉鎖:SAの砂漠の公園の一部の道は、毎年12月1日〜3月15日に安全のため閉鎖されることがあります。
  • 給油所が少ない:アウトバックでは、給油所の間がとても長いことがあります。

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車・運転長距離・アウトバックの運転(Outback driving)内陸部や北部の長距離ドライブでは、町と町、給油所の間が数百km離れることがあり、携帯電話も多くの場所でつながりません。出発前に道路状況を州の公式サイトで確認し、水・燃料・予備タイヤを多めに積み、行き先と帰る予定を誰かに伝えます。未舗装路では速度を落とします。車・運転動物との衝突に注意(Wildlife collisions)カンガルーなどの野生動物は夜明けと夕暮れに道路へ出やすく、地方の道路では衝突事故が起きています。動物を見たら速度を落としてまっすぐブレーキをかけ、急ハンドルは切りません。けがをした動物を見つけたら、自分で抱えず、州・準州の窓口や野生動物の救護団体に連絡します。車・運転日本と違う交通ルール(Road rules for visitors)オーストラリアも日本と同じ左側通行ですが、ラウンドアバウト、信号のない交差点での優先、メルボルンのフックターンなど、日本と違うルールがあります。交通ルールは州・準州ごとに定められているため、運転する州の公式ページで確認してください。車・運転速度制限とスピードカメラ(Speed limits)オーストラリアでは、標識のある道路は標識の速度、標識のない道路は州・準州が定める既定の速度が上限です。市街地の既定速度は多くの州で50km/hですが、NTは60km/hです。スクールゾーンの速度や時間、仮免許・P免許の上限速度も州ごとに違います。観光キャンプの基本(Camping tips)国立公園でキャンプをするときは、決められた場所にテントを張り、水を十分に持って行き、ごみは全て持ち帰るのが基本です。たき火ができるかは公園や火の使用禁止の状況で変わります。野生動物にえさをやってはいけません。自然・安全熱波への備え(Heatwave)熱波は、最高気温と最低気温がその土地としては異常に高い日が3日続く状態です。オーストラリアでは、ほかのどの自然災害よりも多くの命を奪ってきました。気象局(BOM)の熱波予報と警報を確認し、水分補給と涼しい場所で過ごすことが基本です。観光グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)ビクトリア州の南西の海岸を走る全長242kmの道路で、第一次世界大戦の帰還兵が建設した戦争記念の道でもあります。沿道には、海の侵食でできた石灰岩の柱「トゥエルブ・アポストルズ」などの景勝地があります。