キャンプの基本(Camping tips)
ひとことで言うと
国立公園でキャンプをするときは、決められた場所にテントを張り、水を十分に持って行き、ごみは全て持ち帰るのが基本です。たき火ができるかは公園や火の使用禁止の状況で変わります。野生動物にえさをやってはいけません。
公園局が案内する基本
国立公園のキャンプのルールは、州や公園ごとに少しずつ違います。以下は、南オーストラリア州(SA)とニューサウスウェールズ州(NSW)の公園局の案内をもとにした基本です。行く公園のページでも、必ずルールを確かめてください。キャンプ場の予約のしかたは「キャンプ場の予約」で扱っています。
テントを張る場所
- 決められたキャンプ場やサイトを使います。周りの植物を傷めないためです(SA国立公園局のページ(新しいタブで開く))。
- 着いたら、地面の標識でキャンプしてよい場所を確かめます(NSW国立公園局のページ(新しいタブで開く))。
- 洪水や潮が運んだごみの跡より高い所に張ります。かれた川底や道路の排水路には張りません。
- テントを張る前に上を見て、落ちそうな枯れ枝や、張り出した枝がないか確かめます。ビクトリア州の公園でも、木や枝の下や、川の近くの低い土地に張らないよう呼びかけられています(パークス・ビクトリアのバーマー国立公園のページ(新しいタブで開く))。
水
- 多くのキャンプ場には飲み水がありません。着く前に確かめ、いつも十分な飲み水を持って行きます(NSW)。
- 飲む・料理・洗い物の全てに足りる量を持って行きます。公園の自然の水を使うときは、使う前に処理します(SA)。
たき火
- たき火は決められた炉でだけします。公園によってはたき火ができないため、出かける前に確かめます(NSW)。
- たき火から目を離さず、その場を離れるときや寝る前には完全に消します(NSW)。
- 公園の中で薪を集めることは禁止です。処理していない製材の端材など、きれいな薪を持って行きます。火は水で消します。砂をかけると、燃えさしが何時間もとても熱いままになるためです(SA)。
- 西オーストラリア州では、国立公園のキャンプ場でたき火ができない公園があります(ケープ・ル・グラン国立公園のページ(新しいタブで開く))。
- 公園の火の使用禁止や、トータル・ファイア・バン(Total Fire Ban)のときは、その指示に従います(「火の使用禁止(Total fire ban)」)。
ごみとトイレ
- 公園にはごみ箱がありません。ごみは全て持ち帰ります(SA)。
- 食べ物とごみは、動物が開けられない容器に入れ、動物から離して保管します(NSW)。
- トイレがない所では、キャンプ場や歩道、小川から十分に離れ、シャベルで20cm以上の深さに埋めます(SA)。
野生動物
- 野生動物にえさをやってはいけません。人の食べ物に頼るようになり、人を怖がらなくなります(SA)。攻撃的になることもあります(NSW)。
そのほか
- 発電機が使えるかどうかは、地元の公園の事務所で確かめます(SA)。
- たき火やキャンプ場、周りの自然の中では、子どもから目を離さず、警告の標識に注意します(SA)。
- 天気予報を確かめ、道路やキャンプ場が自分の車や道具に合っているかを確かめます(NSW)。
手順
- 行く公園のページで、キャンプ場の場所、予約、料金、たき火ができるかを確かめる。
- 必要なら公園のパスを買い、キャンプ場を予約する(「国立公園の入園料とパス」「キャンプ場の予約」)。
- 飲み水、きれいな薪(たき火ができる場合)、ごみ袋、ふたのできる容器、シャベルを用意する。
- 出発の直前に、天気予報と火の使用禁止の情報、公園のお知らせを確かめる。
ここに注意してね!
- ごみ箱がない:南オーストラリア州の国立公園にはごみ箱がありません。ほかの州でも、ごみは全て持ち帰るつもりで準備しましょう。
- 飲み水がない:NSWでは、多くのキャンプ場に飲み水がありません。必要な量を持って行きましょう。
- 火の使用禁止:たき火が禁止される日があります。州ごとの決まりは「火の使用禁止(Total fire ban)」にまとめています。
- 大雨と洪水:川の近くの低い土地や、かれた川底にテントを張らないようにします。洪水への備えは「洪水への備え」の記事へ。
- キャンピングカー:借り方は「キャンピングカー」で説明しています。
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観光釣り(Recreational fishing)オーストラリアでの趣味の釣りは、許可の要否や、釣ってよい魚の大きさ・数などのルールが州・準州ごとに違います。出かける前に、釣りをする州の漁業当局のページで確かめます。磯釣りでは、ライフジャケットの着用が義務の場所もあります。観光長距離の歩道(Long-distance walks)オーストラリアの州の公園当局は、数日かけて歩く長距離の歩道を管理しています。南オーストラリア州のヘイセン・トレイル(1,200km)のような長いものから、2〜4日で歩ける国立公園のコースまであります。多くの歩道で、キャンプ場の事前予約や登録が必要です。観光長距離ドライブ旅行(Road trips)オーストラリアの長距離ドライブでは、町と町の間が長く、給油所や携帯電話の電波がない区間もあります。州の交通当局は、2時間ごとの休憩、明るい時間の運転、水や燃料の余分な準備を呼びかけています。出発前に道路の状況を確認し、車が故障したら車から離れないことが大切です。
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