キャンプ場の予約(Camping in national parks)
ひとことで言うと
国立公園のキャンプ場は、州・準州ごとの予約システムで事前に予約・支払いをするのが基本です。QLDとNTは事前の予約と支払いが必要で、現地では払えません。予約の受付は、QLDとSAでは最大12か月前、WAでは180日前からです。人気の場所は早めに予約します。
予約の大まかな流れ
オーストラリアの国立公園には、多くのキャンプ場があります。予約の方法とルールは、公園を管理する州・準州の機関ごとに違います。国立公園の管理のしくみは「国立公園の基本」で説明しています。
多くの州では、次のような流れが共通しています。
- 州・準州のオンライン予約システムで、事前に予約して支払う
- 予約の確認や許可証がメールで届く
- 入園料やパスは、キャンプの料金とは別にかかることがある
州・準州ごとの違い
クオまる
州によってちがうから、住んでいる州を確認してね。
2026年10月時点の主な内容です。
| 州・準州 | 予約のしかた | 主な決まり | 公式ページ |
|---|---|---|---|
| NSW | 公園局のサイトでオンライン予約。電話は National Parks Contact Centre(1300 072 757、7時〜19時) | 350を超えるキャンプ場がある。キャンプ場によっては、同じサイトに泊まる全員分の予約と支払いが必要 | NSW国立公園局(新しいタブで開く) |
| VIC | パークス・ビクトリアの予約サイトでオンライン予約。電話 13 1963 でも手伝ってもらえる | 1回の手続きで、1つのキャンプ場につき3サイトまで。予約にはキャンプ場と日程、連絡先、車の登録番号が必要。キャンプ料金は2027年7月まで半額。2026年7月1日から、グレート・オーシャン・ロード沿いの一部のキャンプ場は、グレート・オーシャン・ロード海岸・公園局のサイトで予約する | Parks Victoria(新しいタブで開く) |
| QLD | Queensland National Parks Booking Service でオンライン予約。窓口や電話 13 QGOV(13 74 68)も可 | 到着前の予約と支払いが必要。予約は12か月前から。人気の場所は少なくとも6週間前の予約がすすめられている | QLD公園局(新しいタブで開く) |
| WA | Park Stay WA でオンライン予約 | 予約と支払いは180日前から。旅行の前日まで変更・取り消しができる。オンライン予約に移行中のキャンプ場がある | DBCAのお知らせ(新しいタブで開く) |
| SA | オンラインまたは予約代理店で事前に予約 | 最大1年前から予約できる | SA国立公園局(新しいタブで開く) |
| ACT | ACT公園局(Parks ACT)のサイトからオンライン予約 | 公共のキャンプ場は事前の予約が必要で、料金がかかる。車で行くキャンプは決められたキャンプ場だけ。ナマジ国立公園(Namadgi National Park)の多くの場所では、歩いて行く人のキャンプが認められている。団体は許可が必要 | ACT公園局(新しいタブで開く) |
| TAS | キャンプ場ごとに違う | 予約制のキャンプ場と、先着順のキャンプ場がある。たとえばマウント・フィールド国立公園のキャンプ場は、2026年10月時点で予約不要の先着順(2026年後半に予約制を導入予定)。国立公園に入るには公園パスも必要 | マウント・フィールドのキャンプ場(新しいタブで開く) |
| NT | NTの公園予約システムでオンライン予約 | 指定のキャンプ場は事前のオンライン予約と支払いが必要で、現地では払えない。決められたキャンプ場以外でキャンプするには許可が必要 | NT政府のページ(新しいタブで開く) |
連邦政府が管理するカカドゥ国立公園とウルル=カタ・ジュタ国立公園は、それぞれの公園の公式ページに案内があります。
手順
QLDの例です。ほかの州も、おおむね同じ流れです。
- 公園の注意情報(Park alerts)、天気予報、山火事の警報や火の使用禁止を確認する。
- 予約システムでキャンプ場と日程を選び、予約して支払う。
- メールで届く予約・支払いの確認と、キャンプの許可のタグを受け取る。
- タグを印刷する。印刷できない場合は、許可番号、キャンプ場、到着日と出発日、人数、名字、車の登録番号を紙に書き、防水の袋に入れる。
- キャンプを始めたらすぐに、タグをテントや車などの目立つ所に掲示する。
予定が変わったら、予約システムで変更や取り消しをします。SAとWAでも、ほかの人が使えるように早めの変更・取り消しが求められています。
費用
キャンプの料金は州やキャンプ場の設備によって違います。金額は各州の公式ページに載っています。入園料やパスは「国立公園の入園料とパス」にまとめています。
ここに注意してね!
- 予約なしで行くと泊まれないことがあります。特に学校の休みや祝日は早めに予約します。
- NTの指定のキャンプ場のように、現地で支払いができない場所があります。
- WAでは、オンライン予約のしくみが変わってきています。最新の情報はDBCAのページで確認してください。
- 火の使用禁止の日は、たき火ができません(「火の使用禁止」)。
- 食べ物は野生動物に取られないよう、ふたのできる容器や車にしまいます。「動物とのふれあいのルール」も読んでおきましょう。
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観光ACTの自然公園(Nature parks in the Australian Capital Territory)首都特別地域の自然公園は、準州政府のACT公園局が管理しています。準州の半分近くを占めるナマジ国立公園は入園無料です。動物や自然を見られるティドビンビラ自然保護区は、車1台ごとの入園料がかかります。観光NSWの国立公園(National parks in New South Wales)ニューサウスウェールズ州には890を超える国立公園と保護区があり、NSW国立公園・野生生物局が管理しています。入園料がかかるのはそのうち45の公園で、車1台ごとにかかります。シドニーの近くにも、ロイヤル国立公園などの国立公園があります。観光NTの国立公園(National parks in the Northern Territory)北部準州の多くの国立公園と保護区は準州政府が管理し、準州の外から来た人はNT公園訪問者パスが必要です。パスはオンラインでだけ、出かける前に買います。カカドゥとウルル=カタ・ジュタは連邦の公園で、別のパスが必要です。
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観光国立公園の基本(National parks in Australia)オーストラリアの国立公園は、多くを州・準州政府が管理し、カカドゥとウルル=カタ・ジュタなど一部を連邦政府のパークス・オーストラリアが管理しています。入園料やパス、ルールは管理する機関ごとに違うため、行く前にその機関の公式ページで確認します。観光国立公園の入園料とパス(Park passes and entry fees)国立公園の入園料とパスは州・準州ごとに別の制度です。タスマニアは全国立公園でパスが必要、NSWとWAは決まった公園で車の入園料、NTは州外の訪問者に訪問者パスが必要です。ウルル=カタ・ジュタとカカドゥは連邦の別のパスです。観光ブッシュウォーキングの安全(Bushwalking safety)国立公園で歩くときは、コースと天気・警報を事前に調べ、行き先と帰る時間を家族や友人に伝えます。水は1人2L以上、地図、救急セットを持ち、人里離れた場所へは個人用の遭難信号発信機(PLB)を持っていきます。緊急時は000に電話します。車・運転キャンピングカー(Campervan)キャンピングカーで旅をするときは、どこで夜を過ごしてよいかのルールを先に確認します。道路や公園に車を止めて泊まることをカウンシルの条例で禁止し、罰金を科している地域があります。国立公園のキャンプ場は事前の予約や許可が必要なことが多く、州の休憩所はキャンプ場ではありません。自然・安全火の使用禁止(Total Fire Ban)火事が広がりやすい危険な日には、州・準州の消防などが火の使用禁止(Total Fire Ban)を出します。禁止の日は、たき火や炭・薪を使うバーベキューなど、屋外で火を使うことが法律で禁じられます。ガスや電気のバーベキューの扱いなど、細かい決まりは州ごとに違います。観光動物とのふれあいのルール(Wildlife encounters)オーストラリアの国立公園などでは、野生動物にえさをやることが法律や規則で禁止されています。違反すると罰金の対象になる場所もあります。野生動物には触らず、距離をとって見るのが基本です。動物にさわったりえさをやったりしたい場合は、それが認められた動物園や野生動物公園を利用します。