エスペランス(Esperance)
西オーストラリア州の南海岸の町です。車で30分のケープ・ル・グラン国立公園には、白い砂浜と透明な海のラッキー・ベイがあります。国立公園は車の入園料がかかり、ペットは入れません。
南の海岸の町
エスペランス(Esperance)は、西オーストラリア州(WA)の南海岸の町です。町の近くにあるケープ・ル・グラン国立公園(Cape Le Grand National Park)は、州の生物多様性・保全・観光施設省(Department of Biodiversity, Conservation and Attractions、DBCA)が管理しています。公園の伝統的な所有者はウジャリ(Wudjari)の人々です。
行き方と観光案内所
エスペランス・シャイア(Shire of Esperance)が運営する観光サイトでは、次のように案内されています。シャイアは、ニュンガー(Nyungar)のケパ・クール・ウジャリ(Kepa Kurl Wudjari)の人々と、ンガジュ(Ngadju)の人々を、この土地の伝統的な管理者としています。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 車 | パースから約8時間、カルグーリーから約4時間、アルバニーから約4時間30分 |
| 飛行機 | パースとの間に毎日定期便があり、約90分。空港は町の北、車で25分 |
| 長距離バス | 州のバス(Transwa)が、パース、アルバニー、カルグーリーから運行 |
観光案内所(Esperance Visitor Centre)の電話は1300 66 44 55です。
ケープ・ル・グラン国立公園
エスペランスから車で30分の公園です(公園のページ(新しいタブで開く))。大きな花こう岩と白い砂浜が続く海岸の公園で、内陸の低木の原野には、ピグミー・ポッサム(pygmy possum)やウエスタン・グレー・カンガルーがすみます。泳ぐ、サーフィン、釣り、ボートなどができます。
| 見どころ | 内容 |
|---|---|
| ラッキー・ベイ(Lucky Bay) | 白い砂浜と透き通った青緑色の海。キャンプ場がある |
| ヘルファイア・ベイ(Hellfire Bay) | 岩の岬に挟まれた静かな湾 |
| シスル・コーブ(Thistle Cove) | 海岸の眺めと「口笛を吹く」岩がある湾 |
| フレンチマン・ピーク(Frenchman Peak) | 高さ262m。急な登りで、頂上から公園とルシェルシュ諸島(Recherche Archipelago)が見える |
| ル・グラン・ビーチ(Le Grand Beach) | マウント・ル・グランのふもとの広い浜。キャンプ場がある |
| ロシター・ベイ(Rossiter Bay) | 鳥の多い、静かな湾 |
公園の海岸の見どころをつなぐ、ル・グラン・コースタル・トレイル(Le Grand Coastal Trail)は20kmの歩道です。景色は良いものの、きつい道で、経験のある人向けです。
ラッキー・ベイの名前
ラッキー・ベイのページの説明では、1802年にマシュー・フリンダース(Matthew Flinders)の船が夏の嵐を避けてここに逃げ込んだことから、この名前が付きました。湾の東の端の岩には、そのことを記念する銘板があります。
キャンプ
ラッキー・ベイとル・グラン・ビーチに予約制のキャンプ場があります。ラッキー・ベイのキャンプ場は人気があるため、早めに予約するよう案内されています。国立公園のキャンプ場では、たき火はできません。予約の流れは「キャンプ場の予約」にまとめています。
ほかの町からの道のり
内陸のハイデン(ウェーブ・ロックの町)までは、およそ382kmです(コンディニン・シャイアのページ(新しいタブで開く))。波の形の岩については「ウェーブ・ロック」の記事で紹介しています。
費用
ケープ・ル・グラン国立公園の入園料は次のとおりです(2026年10月時点)。入口の料金所(Entry Station)で払い、公園の案内も受け取れます。有効なパークパスがあれば入園料はかかりません。
| 区分 | 通常 | コンセッション |
|---|---|---|
| 一般の車(12人以下) | 1台A$17.00 | 1台A$10.00 |
| 大型の車(13人以上) | 1人A$8.00 | 1人A$3.50 |
| バイク | A$10.00 | なし |
WAのパスの種類は「国立公園の入園料とパス」に。キャンプの料金は別にかかります。
ここに注意してね!
- ペットは入れない:公園では、野生化したネコやキツネを減らすため、1080という毒の入った肉のえさがまかれています。人にも毒で、犬やネコは死ぬため、ペットは公園に入れません。
- ごみ箱がない:公園にはごみ箱がありません。ごみは全て持ち帰ります。
- 浜辺の運転:浜辺は車が砂にはまりやすく、乾いた砂でもぬれた砂でも動けなくなることがあります。4WDで浜を走るときは、ゆっくり走り、ほかの人や動物に注意します。通常の交通ルールが適用されます。
- 海岸の危険:この地域は海岸の危険が大きいと案内されています。泳ぐ前に「海の安全(旗の間で泳ぐ)」を読んでおきましょう。
- 野生のハチ:野生化したミツバチが問題になっている地域です。巣に近づかないよう呼びかけられています。
- 個人用の救難ビーコン:救助が必要になったときのため、個人用の位置発信機(PLB)を持って行くことがすすめられています。
この記事をシェアする