国内の移動手段(Getting around Australia)
ひとことで言うと
オーストラリアは国土が広く、都市間の長い移動には飛行機、州内の移動には電車や長距離バス、都市の中では電車・バス・トラム・フェリーを使います。都市の公共交通は州ごとに運営され、ICカードやタッチ決済の仕組みも都市ごとに違います。
移動の全体像
都市の公共交通は、州・準州ごとに運営されています。運賃の払い方も都市ごとに違います。
移動の種類
| 移動 | 主な手段 | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 都市と都市の間(州をまたぐ) | 飛行機、長距離列車 | 国内線、長距離列車 |
| 空港と市内の間 | 電車、バス、タクシー | 空港から市内へ |
| 都市の中 | 電車、バス、トラム(ライトレール)、フェリー | 下の表を参照 |
| 郊外や自然の多い地域 | レンタカー | 旅行者の運転と国外運転免許証 |
都市ごとの公共交通の払い方(2026年10月時点)
| 都市 | 運営 | ICカードなど | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|
| シドニー(NSW) | Transport for NSW | Opalカード、タッチ決済 | シドニーの公共交通 |
| メルボルン(VIC) | Transport Victoria(PTV) | myki、タッチ決済(大人運賃のみ) | メルボルンの公共交通 |
| ブリスベン・SEQ(QLD) | Translink | go card、タッチ決済 | ブリスベンとSEQの公共交通 |
| パース(WA) | Transperth | SmartRider | パースの公共交通 |
| アデレード(SA) | Adelaide Metro | metroCARD、タッチ決済(Tap and Pay) | アデレードの公共交通 |
| キャンベラ(ACT) | ACT政府 | ACTの公式ページで確認 | キャンベラの公共交通 |
ホバート、ダーウィンなどの都市の公共交通は、各州・準州の公式ページに案内があります。
地域の電車・バス
州内の地方へ行く電車やバスは、都市の公共交通と仕組みが違うことがあります。たとえばNSWの地方へ行くNSW TrainLinkの地方路線の電車とバスは、事前に乗車券の予約が必要です(NSW交通局のページ(新しいタブで開く))。ビクトリア州では、mykiはメルボルンと州内の地方の多くで使えます(ビクトリア州交通局のページ(新しいタブで開く))。
手順
- 移動する都市と区間を決める。
- 都市の中の移動は、その都市のICカードかタッチ決済の方法を確認する。
- 公共交通では、乗るときと降りるときに読み取り機にタッチするのが基本です。都市や乗り物によって違いがあるので、各都市の記事で確認する。
ここに注意してね!
- ICカードは都市ごとに別で、使える地域が決まっています。都市ごとにカードや払い方を確認します。
- タッチ決済に対応している都市では、ICカードを買わずにクレジットカードやスマートフォンで乗れる場合があります。ただし割引運賃の人が使えないなど、条件がある場合があります。
- 降りるときのタッチを忘れると、高い運賃がかかる仕組みの都市があります。
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観光アデレードの公共交通(Adelaide Metro・metroCARD)アデレードのバス・電車・トラムはAdelaide Metroのネットワークで、運賃はどれも同じです。1回の運賃で2時間、距離に関係なく乗り換えられます。metroCARD、Visa・Mastercard・American Expressのタッチ決済、アプリで払え、バスでは現金は使えません。市内中心部のトラムと循環バスは無料です。観光キャンベラの公共交通(Transport Canberra・MyWay+)キャンベラのバスとライトレールは、ACT政府のTransport Canberraが運営します。払い方はMyWay+のカードか、Visa・Mastercardのタッチ決済で、乗るときと降りるときの両方でタッチします。最初のタッチから90分以内の乗り換えは無料で、1日と1か月の上限があります。観光パースの公共交通(Transperth・SmartRider)パースの電車・バス・フェリーはTransperthのネットワークで、ICカードのSmartRiderか、Visa・Mastercardのタッチ決済で乗れます。運賃は2区間(3.2km以内)か、3時間どこでも乗れるGo Anywhereの2種類が基本で、1日の上限があります。日曜日はSmartRiderとタッチ決済なら無料です。
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観光シドニーの公共交通(Opal)シドニーの電車・メトロ・バス・フェリー・ライトレールは、Opalカードか、タッチ決済のクレジットカード・デビットカード・スマートフォンで乗れます。運賃は距離と時間帯で決まり、1日・1週間の上限額があります。空港駅を使うと駅使用料が加わります。観光メルボルンの公共交通(myki・無料トラムゾーン)メルボルンの電車・トラム・バスは、ICカードのmykiで乗ります。市中心部とドックランズの無料トラムゾーン(Free Tram Zone)の中だけでトラムに乗るなら、運賃はかからず、タッチも不要です。観光ブリスベンとSEQの公共交通(Translink・go card)ブリスベンを含む南東クイーンズランド(SEQ)の電車・バス・フェリー・トラムは、Translinkのネットワークです。2026年10月時点では、距離や払い方に関係なく運賃は1回50セントの均一料金です(空港行きのAirtrainを除く)。go card、タッチ決済のカード、紙の乗車券で乗れます。観光国内線(Domestic flights)オーストラリアの国内線では、国内線ターミナルから乗る場合、機内持ち込みの液体の量に制限はありません。予備のバッテリーとモバイルバッテリーは預け入れ荷物に入れられません。西オーストラリア州やタスマニア州へ飛ぶときは、州の検疫で生の果物や野菜などが制限されます。観光長距離列車(Long-distance trains)州政府が運営する長距離・地方の列車には、NSWのNSW TrainLink、ビクトリア州のV/Line、クイーンズランド州のQueensland Rail Travel、西オーストラリア州のTranswaがあります。長距離の列車は事前の予約が必要なものが多く、座席指定の仕組みは会社や路線ごとに違います。観光空港から市内へ(Airport transfers)主要な空港から市内へは、電車、バス、タクシーなどで移動できます。シドニーとパースは空港に電車の駅があり、メルボルンとアデレードはバス、ブリスベンは空港線の電車(Airtrain)が使えます。シドニーの空港駅では、運賃に加えて駅使用料がかかります。車・運転旅行者の運転と国外運転免許証(International Driving Permit)旅行者・ワーホリ・留学生など一時滞在の人は、有効な外国の免許でオーストラリアを運転できます。ただし運転できる期間や、英語でない免許に必要な英訳・国際運転免許証の扱いは州・準州ごとに違います。永住ビザを得ると、多くの州で一定期間内に州の免許へ切り替える必要があります。