建築(Architecture)
オーストラリアには、世界遺産のシドニー・オペラハウスや王立展示館、流刑の時代の建物群、国際コンペで選ばれたキャンベラの国会議事堂など、見学できる建築が各地にあります。
シドニー・オペラハウス(NSW)
連邦政府の気候変動・エネルギー・環境・水省(DCCEEW)のページ(新しいタブで開く)によると、シドニー・オペラハウスは2007年に世界遺産に登録されました。
設計はヨーン・ウッツォン(Jørn Utzon)で、後期近代建築の傑作とされています。建築と工学の限界を押し広げ、20世紀後半以降の建築に長く影響を与えました。シドニー・ハーバーという場所に応えたデザインも評価されています。
今も世界有数の忙しい劇場で、年に最大2,500の公演や催しが行われます。観客は約150万人、訪れる人は推計400万人です。詳しくは「シドニー・オペラハウス」を見てください。
王立展示館(VIC)
DCCEEWのページによると、メルボルンの王立展示館(Royal Exhibition Building)とカールトン庭園は、2004年に世界遺産に登録されました。
王立展示館は、1880年のメルボルン国際博覧会のために、1879年から1880年にかけてカールトン庭園に建てられました。1888年には、メルボルンで2回目の国際博覧会の会場にもなりました。19世紀半ばに始まった国際博覧会の時代を伝える、重要な建物の一つです。詳しくは「王立展示館とカールトン庭園」を見てください。
流刑の時代の建物群
DCCEEWのページによると、「オーストラリアの囚人遺跡群(Australian Convict Sites)」は、2010年7月31日に、オーストラリアで18番目の世界遺産になりました。
11か所で構成され、18〜19世紀に囚人が植民地へ送られた歴史を伝えています。オーストラリアには、囚人に関わる場所が3,000以上残っています。タスマニア州のポート・アーサー史跡については「ポート・アーサー史跡」を見てください。
国会議事堂(ACT)
オーストラリア議会のページ(新しいタブで開く)によると、キャンベラの国会議事堂(Parliament House)のデザインは、320以上の応募があった国際コンペで選ばれました。選ばれたのは、ニューヨークの建築事務所ミッチェル/ジョゴラ&ソープ(Mitchell/Giurgola & Thorp)の案です。
建物は丘の上に建てるのではなく、丘に収まるように造られています。主任建築家のロマルド・ジョゴラ(Romaldo Giurgola)は、丘の上に建てると「国民の上に立つ政府」を表してしまうと考えました。
見どころは次のとおりです。
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| 前庭 | 先住民の芸術家マイケル・ネルソン・ジャガマラ(Michael Nelson Jagamara)がデザインした196m²のモザイク |
| 大理石のホワイエ(Marble Foyer) | 48本の大理石の柱。床の石灰岩には、約3億4,500万年前の海の生き物の化石が見られる |
| 大広間(Great Hall) | 画家アーサー・ボイド(Arthur Boyd)がデザインした大きなタペストリー |
| 屋上 | ウォルター・バーリー・グリフィン(Walter Burley Griffin)が設計したキャンベラの街並みを見渡せる |
下院の議場は緑、上院の議場は赤を基調にしています。それぞれ、イギリスの議会の色と、オーストラリアのユーカリの緑や大地の赤土の色を反映しています。
ここに注意してね!
- 国会議事堂は、議会のページで「世界で最も開かれた議会の建物の一つ」と紹介されています。見学できる時間や場所は、オーストラリア議会のページ(新しいタブで開く)で確認してください。
- 世界遺産の一覧は「オーストラリアの世界遺産」を見てください。
- 美術館や博物館の建物も見どころです。「主な美術館・博物館」も見てください。
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