シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)
ひとことで言うと
デンマークの建築家ヨーン・ウッツォンが設計し、1973年に開館した劇場で、2007年に世界遺産に登録されました。今も公演が行われる劇場で、日本語を含む複数の言語の館内ツアーがあります。
港に突き出た劇場
シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)は、ニューサウスウェールズ州(NSW)のシドニー港に突き出たベネロング・ポイント(Bennelong Point)に建つ劇場です。
世界遺産として
2007年に世界遺産に登録されました。登録の理由は、20世紀の建築の傑作であることです(ユネスコのページ(新しいタブで開く))。
- 3つのまとまりからなる、組み合わさった貝殻のような屋根(シェル)が、2つの主なホールとレストランを覆っています。
- シェルは大きな基壇の上にあり、周りのテラスは歩行者の通路になっています。
- 設計者ヨーン・ウッツォン(Jørn Utzon)の構想を、技術者オーヴ・アラップ(Ove Arup)の工学が実現させたとされています。
DCCEEWのページ(新しいタブで開く)では、オペラハウスを世界で最も忙しい舞台芸術の施設の一つとしています。年に最大2,500の公演やイベントが行われます。オペラハウス自身の説明では、毎年1,090万人を超える人が訪れます。
歴史
オペラハウスの公式ページ(新しいタブで開く)によると、主な出来事は次のとおりです。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1956年 | 国際設計競技が行われ、233の案が集まる(その中からウッツォンの案が選ばれた) |
| 1959年 | 工事が始まる(公式ページでは3月2日) |
| 1973年10月20日 | エリザベス2世女王によって開館 |
| 2007年 | 世界遺産に登録 |
工事は4年の予定でしたが、14年かかりました。費用は当初見積もりのA$700万に対し、最終的にA$1億200万で、大部分は州の宝くじでまかなわれました。屋根は100万枚を超えるスウェーデン製のタイルで覆われています。
ベネロング・ポイントの名前は、イギリスの植民者が来た1788年当時のエオラ(Eora)の人、ウーララワーレ・ベネロング(Woollarawarre Bennelong)にちなみます。
館内ツアー
建物の歴史や建築を案内するツアーもあります。
- 一般的な館内ツアー(Sydney Opera House Tour)は、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語、韓国語、中国語(普通話)で行われています。
- 段差のない「モビリティ・アクセス・ツアー」、建築ツアー、舞台裏ツアーなどもあります。
料金と時間は公式ページに載っています。
ここに注意してね!
- オペラハウスは観光地であると同時に、今も使われている劇場です。公演の予定によって、入れる場所や時間が変わることがあります。
- シドニー中心部からの行き方は「シドニーの公共交通」で扱っています。
- 夏の屋外は日差しが強いので、帽子や日焼け止めで対策します。
この記事をシェアする
次に読むならこれ
観光ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)シドニーの西に広がる砂岩の台地で、2000年に「グレーター・ブルーマウンテンズ地域」として世界遺産に登録されました。中心のブルーマウンテンズ国立公園へはシドニーから電車でも行けます。入園料はグレンブルック地区だけで、車1台1日A$8です(2026年10月時点)。観光グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)クイーンズランド州の沖に約2,300km続く、世界最大のサンゴ礁生態系を含む海洋公園で、1981年に世界遺産に登録されました。海洋公園はゾーンごとにルールが決まっており、ツアーの参加者には環境管理料がかかります。観光カカドゥ国立公園(Kakadu National Park)北部準州(NT)のダーウィンの東にある国立公園で、自然と文化の両方の価値で世界遺産に登録されています。入園には公園のパスが必要で、多くの水辺にイリエワニがいます。熱帯の夏は洪水で行けなくなる場所があります。
関連する記事
観光オーストラリアの世界遺産(World Heritage in Australia)オーストラリアには、ユネスコの世界遺産一覧表に登録された物件が21件あります(2026年10月時点)。内訳は文化遺産5件、自然遺産12件、複合遺産4件です。グレートバリアリーフ、ウルル=カタ・ジュタ、シドニー・オペラハウスなどが含まれます。観光シドニーの公共交通(Opal)シドニーの電車・メトロ・バス・フェリー・ライトレールは、Opalカードか、タッチ決済のクレジットカード・デビットカード・スマートフォンで乗れます。運賃は距離と時間帯で決まり、1日・1週間の上限額があります。空港駅を使うと駅使用料が加わります。観光シドニー・ハーバー(Sydney Harbour)シドニー・オペラハウスとハーバーブリッジがある、シドニーの湾です。サーキュラー・キーからフェリーで湾内を回れます。湾の岬や島の多くはシドニー・ハーバー国立公園で、海沿いの遊歩道や歴史的な建物があります。スポーツ・文化ビビッド・シドニー(Vivid Sydney)ビビッド・シドニーは、毎年5月から6月にシドニーで23日間開かれる、光・音楽・アイデア・食の祭典です。2027年は5月28日から6月19日までの予定です。光の作品を巡る「ライト・ウォーク」は無料で楽しめます。地域ガイドシドニー(Sydney)ニューサウスウェールズ州の州都で、2021年国勢調査ではシドニー都市圏に約523万人が住んでいます。都市圏は多くのカウンシルに分かれ、ごみの回収などのルールは住所のカウンシルごとに違います。在シドニー日本国総領事館があり、名古屋市の姉妹都市です。地域ガイドシドニーの見どころシドニー中心部とその周辺にある主な観光地のうち、州や国の公的な施設を中心に、入場料が無料か有料か、開いている時間をまとめます。料金や時間は変わるため、出かける前に各施設の公式サイトで確認してください。