グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)
クイーンズランド州の沖に約2,300km続く、世界最大のサンゴ礁生態系を含む海洋公園で、1981年に世界遺産に登録されました。海洋公園はゾーンごとにルールが決まっており、ツアーの参加者には環境管理料がかかります。
サンゴ礁の海のあらまし
グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)は、クイーンズランド州(QLD)の北東の沖に広がるサンゴ礁の海です。海洋公園と世界遺産の両方に指定されています。
基本データ
グレートバリアリーフ海洋公園局(Great Barrier Reef Marine Park Authority、Reef Authority)のページ(新しいタブで開く)に出ている、海洋公園の主なデータです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 面積 | 34万4,400平方km |
| 長さ | QLDの海岸に沿って約2,300km |
| 範囲 | QLDの北の端から、バンダバーグ(Bundaberg)のすぐ北まで |
| 幅 | 60〜250km |
| サンゴ礁など | 約3,000のサンゴ礁、600の大陸島、300のサンゴ礁の小島(コーラル・ケイ)、約150のマングローブの島 |
| 海洋公園の設置 | 1975年(グレートバリアリーフ海洋公園法) |
同じページでは、グレートバリアリーフは世界のサンゴ礁生態系の約10%を占めるとしています。海洋公園の中でサンゴ礁が占めるのは約7%で、残りは海草の藻場、マングローブ、砂地、深い外洋などです。
70を超える先住民の伝統的所有者(Traditional Owner)のグループにとって、グレートバリアリーフは「海の国(Sea Country)」です。
世界遺産として
グレートバリアリーフは1981年に世界遺産に登録されました(DCCEEWのページ(新しいタブで開く))。DCCEEWは、気候変動がサンゴ礁と自然の世界遺産にとって最大の脅威だとしています。保護の取り組みは「Reef 2050計画(Reef 2050 Plan)」に沿って行われています。
生き物
Reef Authorityのページでは、主な生き物として次の数を挙げています。
- 硬いサンゴ:450種類
- 魚:1,625種類
- ウミガメ:6種
- クジラとイルカ:30種以上
- クラゲ:100種以上
ゾーンのルール
海洋公園は、いくつかのゾーン(区域)に分かれています。ゾーンごとに、できる活動、禁止の活動、許可が必要な活動が決まっています。釣りやボートで出かける場合は、ゾーンの地図や無料アプリ「Eye on the Reef」でルールを確認します。ルールを守らないと罰金の対象になることがあります。
費用
ツアーでグレートバリアリーフ海洋公園に入る人には、環境管理料(Environmental Management Charge、EMC)がかかります。EMCはツアー会社が集めて、Reef Authorityに納めます。
| 区分 | 料金(2026年10月時点) | 主な条件 |
|---|---|---|
| 1日の参加者 | 1日A$8.50 | 3時間以上のツアーなど |
| 半日の参加者 | A$4.25 | 3時間未満のツアーなど |
2027年4月1日から、1日の参加者はA$9.00、半日の参加者はA$4.50に上がります。ツアー代金に含まれているかどうかは、ツアー会社に聞くとわかります。
ここに注意してね!
- QLDの熱帯の海には、ハコクラゲ(box jellyfish)やイルカンジ(Irukandji)などの危険なクラゲが一年中います。とくに11月〜5月は危険が高まります(QLD政府のページ(新しいタブで開く))。「北部の海のクラゲの季節」を読んでおきましょう。
- シュノーケルやダイビングの注意点は「シュノーケルとダイビングの安全」にまとめています。
- 海洋公園は広く、場所によってゾーンのルールが違います。自分で船を出す場合は、必ずゾーンを確認してください。
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