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北部の海のクラゲの季節(Marine stinger season)

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ひとことで言うと

オーストラリア北部の熱帯の海には、ハコクラゲやイルカンジなど命にかかわるクラゲがいます。クイーンズランド州では11月〜5月、北部準州では10月1日〜6月1日が特に危険な季節です。監視のある海水浴場の旗の間で、クラゲよけネットの中で泳ぎ、肌を覆うスーツを着ます。

目次
  1. 北部の海の危険なクラゲ
  2. 手順
  3. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

北部の海の危険なクラゲ

オーストラリア北部の熱帯の海には、刺されると命にかかわる危険なクラゲ(marine stingers)がいます。代表的なのは、ハコクラゲ(box jellyfish)とイルカンジ(Irukandji)です。これらのクラゲは一年中いる可能性があり、特に多くなる時期を「クラゲの季節(stinger season)」と呼びます。

州・準州ごとの季節

地域危険が高まる季節公式ページ
QLD(熱帯の海)11月〜5月。一年中いるが、この時期に危険が高まるQLD政府のページ(新しいタブで開く)
NT10月1日〜6月1日。刺された記録は一年のすべての月にあるNT政府のページ(新しいタブで開く)

クイーンズランド州のライフセービング団体であるサーフ・ライフセービング・クイーンズランド(Surf Life Saving Queensland、SLSQ)も、クラゲの季節を11月〜5月としています(SLSQのページ(新しいタブで開く))。

ハコクラゲ(box jellyfish)

SLSAのBeachsafeのページ(新しいタブで開く)によると、ハコクラゲ(学名 Chironex fleckeri)は次のようなクラゲです。

項目内容
見た目ほぼ透明。箱の形のかさは直径38cmまで
触手かさの4つの角から最大17本ずつ。最大3mまで伸びる
すむ場所QLDのアグネス・ウォーター(Agnes Water)より北の浅い熱帯の海、NTのすべての海、WAの海(南はエクスマス(Exmouth)まで)

刺されるとすぐに焼けるような激しい痛みが出て、むちで打ったような跡が残ります。重い場合は呼吸や心臓が止まることがあります。

NT政府のページでは、ハコクラゲは色がなく見えにくいことがあるとしています。雨の後や海が穏やかなときは、川や小川の河口、ボート用のスロープの近くに多くいることがあります。NTのトップエンドでは1975年以降に14人が亡くなっており、全員が子どもです。子どもは体が小さいため、危険が大きくなります。

イルカンジ(Irukandji)

イルカンジは、イルカンジ症候群(Irukandji syndrome)を起こす小さなハコクラゲの仲間です。体は親指の爪ほどの小ささで、触手が4本だけのものもあります。症状は軽いものから命にかかわるものまであります。

刺されてすぐは平気に見えても、しばらくしてから激しい症状が出ることがあります。NT政府のページでは、刺された後に悪化する症状として、手足・おなか・背中の強い痛み、頭痛、吐き気、大量の汗、呼吸の苦しさなどを挙げています。

手順

刺されないために

QLD政府とSLSQのページでは、次のことを勧めています。

  1. ライフセーバーのいる海水浴場で、赤と黄色の旗の間で泳ぐ。
  2. 安全の標識を見て、従う。海水浴場が閉鎖されているときは海に入らない。
  3. クラゲよけネット(stinger net)がある場所では、その中で泳ぐ。
  4. 全身を覆うライクラのスーツ(stinger suit)を着る。覆う肌が多いほど守られます。
  5. 浜に打ち上げられたクラゲに触らない。打ち上げられても刺すことがあります。
  6. わからないことはライフセーバーに聞く。

SLSQのページでは、QLD北部の監視のある海水浴場やクラゲよけネットの場所、海水浴場の開閉の状況を確認できます。

刺されたとき

QLD政府とNT政府のページに共通する手当ての流れは次のとおりです。

  1. 海から出る。
  2. 000に電話するか、近くにいればライフガードに助けを求める。
  3. 必要なら心肺蘇生(CPR)を始める。
  4. 刺された所に酢をかける。真水は使わない。
  5. すぐに医療機関で手当てを受ける。重い場合は抗毒素の治療が必要なことがあります。

応急手当は生き物によって違い、くわしくは「注意が必要な生き物」や「クラゲへの注意」にまとめています。

ここに注意してね!

  • 北部の熱帯の海では、季節以外の時期でも危険なクラゲがいる可能性があります。「季節が終わったから安全」とは限りません。
  • SLSQは、クラゲの季節にはスーツを着ることと、クラゲよけネットの中で泳ぐことの両方を呼びかけています。
  • 北部の海や川の河口には、ワニがいることもあります。「ワニへの注意」も読んでおきましょう。
  • グレートバリアリーフでのツアーも、QLDの熱帯の海です(「グレートバリアリーフ」)。

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