ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)
シドニーの西に広がる砂岩の台地で、2000年に「グレーター・ブルーマウンテンズ地域」として世界遺産に登録されました。中心のブルーマウンテンズ国立公園へはシドニーから電車でも行けます。入園料はグレンブルック地区だけで、車1台1日A$8です(2026年10月時点)。
シドニーの西の山地
ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)は、ニューサウスウェールズ州(NSW)のシドニーの西にある山地です。深い谷、切り立った崖、滝、森の景色で知られます。
世界遺産「グレーター・ブルーマウンテンズ地域」
グレーター・ブルーマウンテンズ地域(Greater Blue Mountains Area)は、2000年に世界遺産に登録されました(DCCEEWのページ(新しいタブで開く))。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 広さ | 約1万平方km。大部分が森に覆われた砂岩の台地 |
| 場所 | シドニー中心部から内陸へ60〜180km |
| 標高 | 海抜100m未満から、最も高い所で約1,300m |
| 構成 | 8つの保護区(ブルーマウンテンズ、ウォレマイ、イェンゴ、ナタイ、カナングラ・ボイド、ガーデンズ・オブ・ストーン、サールミア・レイクスの各国立公園と、ジェノラン・カルスト保護区) |
この地域は、オーストラリア特有のユーカリの植生がどう進化してきたかを示す場所とされています。101種のユーカリが生えており、これは世界全体の14%を超えます。
恐竜の時代からの「生きた化石」とされるウォレマイ・パイン(Wollemi pine)も、この地域の人が近づけない谷に、3つの小さな群生だけが知られています。400種類を超える動物が暮らし、コアラなどの希少な種も含まれます。
日々の管理はNSW政府が行っています。
ブルーマウンテンズ国立公園
世界遺産の中心の一つが、ブルーマウンテンズ国立公園(Blue Mountains National Park)です。NSW国立公園・野生生物局(NPWS)のページ(新しいタブで開く)では、公園は常に開いているものの、悪天候や火災の危険があるときは閉鎖されることがあるとしています。一部は夜間に閉まります。
主な見どころには、エコー・ポイント展望台(スリー・シスターズ、Echo Point lookout (Three Sisters))やエバンス展望台(Evans lookout)、ウェントワース・フォールズからルーラへの遊歩道などがあります。
ビジターセンターは、ブラックヒース(Blackheath)のブルーマウンテンズ・ヘリテージセンター(Blue Mountains Heritage Centre)です。開館は毎日9時〜16時で、クリスマスの日は休みです(2026年10月時点)。
行き方
- 電車:行く場所によって、グレンブルック、ウッドフォード、フォールコンブリッジ、ルーラ、ウェントワース・フォールズ、カトゥーンバ、ブラックヒースなどの駅から行けます。時刻はNSW交通局(Transport NSW)のサイトで調べます。
- 車:シドニーからM4とグレート・ウェスタン・ハイウェイ(Great Western Highway)で、グレンブルック、カトゥーンバ、ブラックヒース方面へ行けます。夏の週末や祝日は道路が混むことがあります。
シドニーからの電車やバスの乗り方は「シドニーの公共交通」にまとめています。
費用
ブルーマウンテンズ国立公園の入園料は、グレンブルック地区(Glenbrook area)の見どころだけでかかり、車1台1日A$8です(2026年10月時点)。歩きや自転車で入る場合はかかりません。
NSWの年間パスでも入れます。年間パスの種類と料金は「国立公園の入園料とパス」で扱っています。
ここに注意してね!
- 崖のふちや滝からは、写真を撮るときも含めて十分に離れます。決められた道を歩き、足元に注意します。
- 長いハイキング、道のない所、泊まりがけ、奥地へ行く場合は、入山計画の届け(trip intention form)と、個人用の遭難信号発信機(PLB)を持つことが勧められています。「ブッシュウォーキングの安全」も読んでおきましょう。
- 公園の中は携帯電話の電波が届きにくい場所があります。緊急時は000に電話しますが、電波が必要です。
- ペットや家畜(認定された補助犬などを除く)は持ち込めません。NSWの国立公園は禁煙です。
- 火の使用禁止(Total fire ban)の日があります(「火の使用禁止」)。
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