カカドゥ国立公園(Kakadu National Park)
北部準州(NT)のダーウィンの東にある国立公園で、自然と文化の両方の価値で世界遺産に登録されています。入園には公園のパスが必要で、多くの水辺にイリエワニがいます。熱帯の夏は洪水で行けなくなる場所があります。
カカドゥはどんな公園か
カカドゥ国立公園(Kakadu National Park)は、北部準州(NT)にある国立公園です。連邦政府のパークス・オーストラリア(Parks Australia)が管理しています。
世界遺産として
カカドゥは、自然と文化の両方の価値で世界遺産に登録された、オーストラリアに4件ある複合遺産の一つです(DCCEEWのページ(新しいタブで開く))。1981年に登録され、その後2回広げられました(公園のページ(新しいタブで開く))。
- 自然:氾濫原(floodplains)は、海面の変化が北部の生態系に与えた影響を示しています。国際的に重要な湿地もあります。
- 文化:先住民の人々にとって非常に重要な地域で、今も多くのコミュニティが暮らしています。岩絵(rock art)の遺跡は、何万年にもわたる人と環境の関わりの記録とされています。
公園のページでは、断崖と「ストーン・カントリー(Stone Country)」の地形は20億年を超える地質の歴史をもつと紹介されています。
行く時期
公園のページでは、一年を次のように分けています。
| 季節 | 公園のページの記載 |
|---|---|
| 乾季(Dry Season、5月〜10月) | 最も人気の時期。ほとんどの見どころが開いている。ホテルが混むため宿は早めの予約がすすめられる |
| 熱帯の夏(Tropical summer、11月〜4月) | 洪水で閉まる見どころがある。ブルクイ(Burrungkuy、ノーランジー)とイエロー・ウォーターは一年中開いている |
公園の伝統的所有者である先住民は、天気や植物の様子などをもとに6つの季節を区別しています。
雨季と乾季の全体的な説明は「北部の雨季と乾季」にまとめています。
行き方
公園へ行く商業便はありません。空の玄関口はダーウィンとアリス・スプリングスです。
- ダーウィンから:スチュアート・ハイウェイとアーネム・ハイウェイで約3時間です。ツアーも出ています。
- キャサリンから:スチュアート・ハイウェイとカカドゥ・ハイウェイで約3時間です。
燃料はジャビル(Jabiru)とクーインダ(Cooinda)で入れられます。出かける前に、公園の「アクセス・レポート(Kakadu Access Report)」で道路や見どころの閉鎖を確認します。
費用
入園には公園のパスが必要です。パスは7日間有効で、オンラインで買えます。NT住民は無料です(2026年10月時点)。
| 区分 | 乾季(5月15日〜10月31日) | 熱帯の夏(11月1日〜5月14日) |
|---|---|---|
| 大人(16歳以上) | A$40 | A$25 |
| 子ども(5〜15歳) | A$20 | A$12.50 |
| 家族(大人2人と子ども2人以上) | A$100 | A$65 |
| コンセッション | A$30 | A$19 |
同じページでは、2026年7月1日〜10月31日の訪問のために買うパスは、熱帯の夏(雨季)の料金になるとしています。
このパスはカカドゥ専用です。ウルル=カタ・ジュタ国立公園やNT政府の公園には使えません。ほかの公園のパスとの比較は「国立公園の入園料とパス」にあります。
日本とのちがいと注意点だよ!
- ワニ:イリエワニ(saltwater crocodile)は人を襲い、死者も出ています。氾濫原、淡水のビラボン(三日月湖)、川、海岸など、公園の多くの水辺にいます。標識がなくても、いると考えて行動します。膝の深さの水でも襲われることがあります。詳しくは「ワニへの注意」へ。
- 泳ぐ場所:公園の水辺や天然のプールで泳ぐのは危険があるとされています。公園のページでは、最も安全なのは公営やホテルのプールだとしています。
- 暑さ:気温は30℃以上になることが多く、夏は40℃を超えることもあります。14時30分〜18時30分の最も暑い時間は歩かないようにし、夏は11時以降は歩かないことが強くすすめられています。1人1時間に1L以上の水を持って飲みます。
- 携帯電話:公園のほとんどの場所で電波が届きません。出かける先と戻る時間を誰かに伝えておきます。
- 未舗装路:4WD専用の道もあります。洪水の川や小川を車で渡るのは非常に危険です。レンジャーの指示と通行止めに従います。
- 公園のページには、水辺の安全についての日本語の資料(PDF)も用意されています。
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