ラグビー(ラグビーリーグとラグビーユニオン、Rugby league and Rugby union)
オーストラリアでは、ラグビーリーグとラグビーユニオンという2つのラグビーが行われています。リーグは1チーム13人、ユニオンは15人で、得点の数え方も違います。2つは1907年、選手への支払いをめぐって分かれました。
リーグとユニオン
オーストラリアで「ラグビー」と呼ばれる競技には、ラグビーリーグ(Rugby league)とラグビーユニオン(Rugby union)の2つがあります。もとは同じ競技ですが、今はルールも運営団体も別です。
2つの違い
| 項目 | ラグビーリーグ | ラグビーユニオン |
|---|---|---|
| 人数(フィールド上) | 1チーム13人まで | 1チーム15人まで |
| 試合時間 | 通常80分(ハーフタイムは5分) | 80分まで(40分ずつの前半・後半) |
| トライ | 4点 | 5点 |
| コンバージョン(トライ後のキック) | 2点 | 2点 |
| ペナルティゴール | 2点 | 3点 |
| ドロップゴール | 1点(相手陣40mラインの外からは2点) | 3点 |
| 国内の主な団体 | ナショナル・ラグビーリーグ(NRL) | ラグビー・オーストラリア(Rugby Australia) |
ラグビーリーグは、NRLが公開している2023年版の競技規則(新しいタブで開く)によります。ラグビーユニオンは、国際統括団体のワールドラグビー(World Rugby)の競技規則(人数(新しいタブで開く)、時間、得点)によります。ユニオンでは7点のペナルティトライもあります。ユニオンの競技規則では、大会の主催者が15人より少ない人数の試合を認めることができます。
ラグビーリーグの「6回目のタックル」
ラグビーリーグでは、攻撃側は続けて5回までプレー・ザ・ボール(タックル後の再開)ができます。6回目のタックルを受けると、攻撃権が相手に移ります(NRLの競技規則)。ラグビーユニオンにはこの決まりはありません。
ラグビーユニオンの形式
Rugby Australiaは、ラグビーユニオンを年齢や性別を問わない競技と説明しています(Rugby Australiaのページ(新しいタブで開く))。7人制(Sevens)から15人制(XVs)まで、さまざまな形式があるとしています。
なぜ2つに分かれたのか
オーストラリア国立博物館(NMA)のページ(新しいタブで開く)が説明する経緯です。
- ラグビーユニオンは、選手に報酬を払わないアマチュアの考え方をとっていた。
- けがで仕事を休んでも補償がないことに、選手の不満があった。
- 1907年8月8日、シドニーでニューサウスウェールズ・ラグビーリーグ(NSWRL)ができた。
- 1908年4月20日、9チームでシドニーのリーグ戦が始まった。
NMAは、ラグビーリーグがNSW州とクイーンズランド州で人気の観戦スポーツだと説明しています。また、オーストラリアン・フットボールが広がった州と違い、NSW州とクイーンズランド州ではラグビーが主流だったとしています。
リーグ
NRLの公式サイトでは、男子のNRLテルストラ・プレミアシップと、女子のNRLWの日程が公開されています。NSW州とクイーンズランド州の対抗戦「ステート・オブ・オリジン(State of Origin)」も紹介されています。
ここに注意してね!
- ニュースや会話で「ラグビー」と言うとき、リーグとユニオンのどちらの話かを確かめると誤解がありません。略称は、リーグの国内リーグがNRLです(Study Australiaのページ(新しいタブで開く)でも、NRLを「rugby league」と説明しています)。
- 得点の数え方が違うため、同じ「トライ」でもリーグは4点、ユニオンは5点です。
- オーストラリアン・フットボールは別の競技で、「オーストラリアン・フットボール(AFL)」の記事で扱っています。
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