キングス・キャニオン(Kings Canyon)
ひとことで言うと
北部準州のワタルカ国立公園にある、高さ100mの赤い岩壁に囲まれた渓谷です。アリススプリングスの南西450kmにあり、渓谷のふちを一周する歩道が知られています。準州の外から来た人はNT公園訪問者パスが必要です。
赤い岩壁の渓谷
キングス・キャニオン(Kings Canyon)は、北部準州(NT)のワタルカ国立公園(Watarrka National Park)にある渓谷です。古い赤い岩壁が、キングス・クリーク(Kings Creek)から100mの高さにそびえ、その上には岩のドームが並ぶ台地があります(NT政府のワタルカ国立公園のページ(新しいタブで開く))。
公園はジョージ・ギル山脈(George Gill Range)の西の端を含みます。渓谷の下の谷には、マクドネル山脈のソテツ(MacDonnell Ranges Cycad)などの植物が守られています。
主な歩道
NT政府の歩道のページで紹介されている歩道です。
| 歩道 | 距離と時間 | 難易度 | 内容 |
|---|---|---|---|
| キングス・キャニオン・リム・ウォーク(Kings Canyon Rim Walk) | 1周6km、3〜4時間 | グレード4(中級〜難しい) | 時計回りに歩く決まり。最初に急な登りがあり、体力のある人向け。途中に「エデンの園(Garden of Eden)」と呼ばれる水たまりがある(泳げない) |
| サウス・ウォール往復(South Wall Return) | 往復4.8km、約2時間 | グレード3(中級) | 急な登りで渓谷の南の壁へ。同じ道を戻る |
| キングス・クリーク(Kings Creek) | 往復2.6km、約1時間 | グレード2(やさしい) | 家族向け。丈夫な靴が必要 |
| キャスリーン・スプリングス(Kathleen Springs) | 往復2.4km、約1.5時間 | グレード1(やさしい) | 舗装された道で、車いすで通れる。キングス・キャニオンから道路で21km |
キャスリーン・スプリングスの水場は、地元の先住民にとって特別な意味を持つ場所で、野生動物にも大切なため、泳ぐことはできません。長い距離を歩く人向けには、ジャイルズ・トラック(Giles Track)もあります。
行き方
公園はアリススプリングス(Alice Springs)の南西450kmにあり、3つの道順があります。
- スチュアート・ハイウェイとラセター・ハイウェイ、ルリジャ・ロード(Luritja Road):すべて舗装されていて、2WDの車で行けます。ユララ(Yulara)からはラセター・ハイウェイとルリジャ・ロードで行けます。
- レッド・センター・ウェイ(Red Centre Way):ウエスト・マクドネル山脈を通るララピンタ・ドライブ経由で、4WDが勧められています。ハーマンスバーグ(Hermannsburg)またはグレン・ヘレン(Glen Helen)とワタルカ国立公園の間を走るには、ミーリーニー・ループ・パス(Mereenie Loop Pass)という許可が必要です。販売場所はNT政府のページに載っています。
- アーネスト・ジャイルズ・ロード(Ernest Giles Road):スチュアート・ハイウェイからこの道を通ってルリジャ・ロードに出る道順も、4WDが勧められています。
費用
準州の外から来た人は、NT公園訪問者パス(NT Parks Visitor Pass)が必要です。大人の料金は1日A$10、3日A$20です(2026年10月時点)。パスはオンラインでだけ、出かける前に買います。ほかの期間の料金は「NTの国立公園」にまとめています。
ここに注意してね!
- 暑さ:NTは10月から4月にかけて40℃を超えることがあります。公園では暑さ対策がとられていて、いちばん暑い9月から3月は入園が制限されます。予報の気温が36℃以上の日は、リム・ウォークは9時より前に歩き始めなければならず、9時を過ぎると歩き始められません。サウス・ウォール往復は11時より前に歩き始めます。
- 水と装備:水を多めに持って飲み、帽子、日焼け止め、虫よけ、合った服と靴を身につけるよう案内されています。日中の暑い時間に激しく動くのは避けます。
- 崖:崖のふちから2m以上離れます。下に人がいることがあるため、崖から石を投げてはいけません。
- キャンプはできない:国立公園の中では、テント、キャンピングカーでの泊まりはできません。公園内でのたき火や薪集めもできません。
- ごみ:ごみ箱はないので、ごみは持ち帰ります。ペットはキングス・キャニオンの駐車場でだけ、リードをつけて連れて行けます。
- 長く歩く前には「ブッシュウォーキングの安全」を読んでおきましょう。
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