マグネティック島(Magnetic Island)
クイーンズランド州タウンズビルの北東約8kmにある島で、グレートバリアリーフ世界遺産地域の中にあります。島の78%が国立公園などで守られ、野生のコアラやイワワラビーがいます。タウンズビルからフェリーで約20〜40分です。
どんな島か
マグネティック島(Magnetic Island)は、クイーンズランド州(QLD)のタウンズビル(Townsville)の北東約8kmにある島です。グレートバリアリーフ世界遺産地域の中にあります(州公園局のマグネティック島国立公園のページ(新しいタブで開く))。
島の自然
州公園局の紹介ページでは、島は主に花崗岩でできていて、約7,500年前に海面が上がるまでは本土とつながっていたとされています。
- 島の陸地は5,184haで、その78%が国立公園と保護公園(conservation park)として守られています。
- 島の大部分はユーカリの林で、岬にはフープパイン(hoop pine)が生えています。周りには砂浜、サンゴ礁、マングローブ、海草の藻場があります。
- 海草の藻場には、アオウミガメやジュゴンがすんでいます。砂浜はウミガメが卵を産む場所です。
- 花崗岩の岩の間にはイワワラビー(Allied rock-wallaby)が、林の多くの場所にはコアラがすんでいます。
コアラのことは「コアラ」の記事で紹介しています。
島の歴史
同じページの説明では、島の伝統的な名前はユンベヌン(Yunbenun)で、伝統的な所有者はウルグルカバ(Wulgurukaba)の人々です。「カヌーの人々」とも呼ばれ、数千年にわたって島と近くの本土につながりを持ってきました。島には貝塚や石器、岩絵の場所があります。ウルグルカバの人々は、州公園局(QPWS)と協力して公園の管理にかかわっています。
1770年、ジェームズ・クックが、島のせいで方位磁石が狂ったと考えて「マグネティック島」と名づけました。その後、フープパインの伐採、タウンズビル港の検疫所、19世紀からの観光、パイナップルの栽培などが行われました。第二次世界大戦中の砲台の跡は、州の文化財(Queensland Heritage Register)に登録されています。
行き方と島の中の移動
行き方などの基本です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 島へ | タウンズビルから旅客フェリーとカーフェリー。ネリー・ベイ(Nelly Bay)の港まで11.5km、約20〜40分 |
| 島の中 | 路線バスで歩道の入口や主な場所に行ける。自転車・スクーター・車を借りることもできる |
| 公園の開園 | 一年中。強風やサイクロンでフェリーが止まると島に渡れないことがある |
| 気候 | 熱帯で、雨季はふつう12月〜4月。乾季の5月〜11月が訪れやすい時期 |
自転車は歩道と交通の少ない道だけで乗るよう案内されています。アルマ・ベイ(Alma Bay)からホースシュー・ベイ(Horseshoe Bay)への道を自転車で越えることは勧められていません。
見どころ
見どころのページで中心として紹介されているのは、次の2つです。
- フォーツ・ジャンクション(Forts Junction):国立公園の入口で、島の情報や移動の案内があります。入口のあたりは車いすで利用できます。
- フォーツ・ウォーク(Forts Walk):島で最も人気の歩道です。コアラ、景色、第二次世界大戦の砲台の跡を見ることができます。
公園のきまり
主なきまりは次のとおりです。
- 国立公園でのキャンプはできません。
- 野生の動物にえさをやってはいけません。
- ペットは国立公園に入れません。公園に接する砂浜・砂丘・マングローブ・岩場などの潮間帯にも入れません。ロッキー、アーサー、フローレンスなど一部の浜には犬を連れて行けません。
- 島の外から虫や種、土を持ち込まないよう、出かける前に靴や荷物をきれいにします。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 海にはクラゲ(stingers)がいることがあり、暖かい時期に多くなります。州公園局は、体全体を覆うライクラのスーツなどを勧めています。「クラゲへの注意」を読んでおきましょう。
- サメは一年中います。明け方と夕方の遊泳を避け、一人で泳がないよう案内されています。タウンズビルの周りの海岸にはイリエワニがいる場所もあります。
- 泳ぐときはライフセーバーがいる浜を選びます(「海の安全」)。
- 多くの歩道には水がありません。水、日焼け止め、帽子、虫よけ、歩きやすい靴を持って行きます。
- 島の大部分は国立公園で、動植物はすべて保護されています。日本の観光地と違い、ペットを連れて行けない場所が多くあります。
- 歩道や施設は閉鎖されることがあります。最新の警報は州公園局のページに出ます。
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