スーパーの口座と確認方法
多くの従業員は、雇用主がスーパーを払い込む基金(super fund)を自分で選べます。選ばない場合は、すでに持っている口座(stapled super fund)に払われます。自分の口座はmyGovからATOのオンラインサービスで確認でき、基金の比較には政府の「YourSuper comparison tool」が使えます。
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
基金と口座の関係
(スーパー)は、基金(super fund)の口座に積み立てられます。制度の全体は「スーパーアニュエーション」で説明しています。
払い込み先の決まり方
雇用主が払うスーパー(Super Guarantee)の払い込み先は、次の順で決まります。
| 状況 | 払い込み先 |
|---|---|
| 自分で基金を選び、雇用主に伝えた | 選んだ基金 |
| 選んでいないが、すでに口座がある | すでにある口座(stapled super fund) |
| 選んでおらず、口座もない | 雇用主が選ぶ基金(default fund)。MySuper の商品から選ばれる |
基金を選ぶ権利があるかは、雇用の条件によります。州のアワードで払われる人や、公務員など、選べない人もいます。自分が選べるかどうかは、ATOの基金の選び方のページ(新しいタブで開く)で確かめられます。
Stapled super fund(ついてくる口座)
Stapled super fundは、本人に結びついた既存の口座です。仕事を変えても、その口座が新しい雇用主に引き継がれます。本人が何かをする必要はありません。新しい雇用主がATOに問い合わせ、払い込み先を確認します。
口座が複数ある場合、ATOは次のような点を考えて1つを決めます。
- 以前にstapled fundとされた口座か
- 最近拠出があった口座か
- 残高
- 口座を作った時期
ATOの決め方に不安がある場合は、基金の選択の用紙(Superannuation standard choice form)で希望の基金を伝えられます。
雇用主がstapled fundの情報を求めると、ATOから本人にも結果が通知されます。
基金の種類
ATOは、基金の基本的な種類として次の5つを挙げています。
- 業界の基金(industry funds):特定の業界向けのものと、誰でも入れるものがある
- 小売の基金(retail funds):主に金融機関が運営し、誰でも入れる
- 公的部門の基金(public sector funds):主に政府で働く人向け
- 企業の基金(corporate funds):主に特定の企業で働く人向け
- 自己管理型の基金(SMSF):自分で運営し、法律を守る責任を負う
YourSuper comparison tool(比較ツール)
YourSuper comparison toolは、ATOの比較ツールです。MySuper(余分な機能や手数料のない基本的な口座)の商品を比べられます。情報は、オーストラリア健全性規制庁(Australian Prudential Regulation Authority、APRA)が提供しています。
- 手数料などを差し引いた運用成績(net return)の順に表示される(年4回更新)
- 最大4つの商品を詳しく比べられる
- から使う個人向けの版では、自分の口座も一緒に表示される
各商品には、APRAの成績評価(Performing、Underperforming、Not assessed)が表示されます。2年続けて「Underperforming」と評価された商品は、新しい加入者を受け付けられません。
ATOは、自分は金融アドバイザーではないとしています。基金を選ぶときは、手数料、保険、運用の選択肢、成績などを考えるよう案内しています。
口座をまとめる
口座が複数あると、手数料が重なることがあります。myGovからATOのオンラインサービスで、口座を1つにまとめられます。
まとめる前に、元の基金の解約手数料や、保険がなくなるかどうかを確認するようATOは案内しています。口座をまとめても、雇用主の払い込み先は変わりません。払い込み先を変える場合は、雇用主に伝えます。
手順
自分の口座を確認する
- myGovのアカウントを作り、ATOとつなぐ。
- ATOのオンラインサービスで「Super」を開き、口座の一覧を確認する。
- 必要なら「Super」→「Information」→「YourSuper comparison」で、自分の口座と他の MySuper の商品を比べる。
基金を選んで雇用主に伝える
- YourSuper comparison toolやASICのMoneysmartの情報で、基金を比べる。
- 新しい基金にする場合は、その基金で口座を開く。
- 雇用主から受け取る基金の選択の用紙(Superannuation standard choice form)に記入し、雇用主に渡す。
口座をまとめる
- 元の基金に、手数料や保険への影響を確認する。
- myGovからATOのオンラインサービスで「Super」→「Manage」→「Transfer super」を選ぶ(口座が2つ以上あるときだけ表示される)。
- ATOアプリを登録している場合は、アプリで依頼を確認する。
- 基金は一般に3日ほどで移す。
費用
口座の管理には、基金ごとの手数料がかかります。手数料は基金や商品によって違います。YourSuper comparison toolで年間の手数料の合計を比べられます(2026年10月時点)。
ここに注意してね!
- 口座を作らずに働き始めると、雇用主の選んだ基金で新しい口座が作られることがあります。すでに口座がある人は、その口座が使われます。
- 基金の選択は、運用成績や手数料、保険の内容で結果が大きく変わることがあります。個別の判断は金融アドバイザー(financial adviser)に相談してください。
- 行方不明のスーパーは「行方不明のスーパーを探す」で説明しています。
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