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TFN(納税者番号、Tax File Number)の取得

ひとことで言うと

オーストラリアで働くなら、税務署(ATO)が発行するTFNを取得します。申請は無料で、就労できるビザを持ちオーストラリア国内にいる人はオンラインで申請でき、通常28日以内に郵送で届きます。TFNを雇用主に伝えないと、給料から最高税率で税金が差し引かれます。

目次
  1. TFNとは
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点
TFN 123 456 789 $
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

TFNとは

TFN(Tax File Number)は、税務署(Australian Taxation Office、ATO)が発行する個人の番号です。税金と(スーパー)の手続きで使います。通常は9桁で、転職・改名・引っ越し・出国をしても一生同じ番号を使います。

申請は何歳でもでき、手数料はかかりません。

申請の窓口は立場によって分かれる

ATOは、立場ごとに申請方法を分けています。

立場主な申請方法
永住者・一時滞在者(ワーキングホリデー、学生ビザなど)で、就労できるビザを持ち国内にいる人オンラインの「Individual Auto-Registration(IAR)」
就労できるビザがない一時滞在者国外居住者向けの紙の申請書(国内にいても同じ)
就労できるビザがない永住者オーストラリア居住者向けの申請
国外に住み、オーストラリアに収入がある人国外居住者向けの申請

就労できるビザには、ワーキングホリデービザ(subclass 417・462)が含まれます。ビザの条件は内務省の「VEVO」で確認できます。

ビザに次の条件が付いている場合は、IARを使えません。

  • 8101 NO WORK
  • 8103 NO WORK
  • 8116 NO WORK/APD ACTIVITY

TFNを持たない場合

TFNの取得は義務ではありません。ただし、TFNがないと次のようになります。

  • 雇用主や金融機関は、支払いから多くの税金を差し引く必要がある
  • 確定申告をオンラインでできない
  • (事業者番号)を申請できない
  • 政府の給付金を申請できない

雇用主にTFNを伝えず、免除の申告もしない場合、雇用主は最高税率で源泉徴収します。給料からの差し引きの仕組みは「源泉徴収(PAYG)」で説明しています。

手順

  1. 内務省のVEVOで、ビザに就労の条件が付いているか確認する。
  2. ATOの永住者・一時滞在者向けTFN申請のページ(新しいタブで開く)からIARで申請する。書類の送付は不要です。
  3. 申請の受付番号(ATO receipt ID)を控えておく。
  4. TFNは、申請書に書いたオーストラリア国内の住所へ郵送で届く。

ATOは、完了した申請を受け付けてから28日以内に届くとしています。その間に重複して申請すると、処理が遅れる原因になります。28日を過ぎても届かない場合は、受付番号を用意してATOに問い合わせます。

すでにTFNを持っていて番号がわからない人も、IARで確認できます。

申請中に仕事を始める場合

雇用主に出すTFN申告書(TFN declaration)で「申請中」を選べます。その後28日以内にTFNを雇用主に伝えます。この28日間、雇用主は通常の税率で源泉徴収します。28日を過ぎても伝えないと、以後の支払いには最高税率が適用されます。

費用

申請は無料です(2026年10月時点)。

ここに注意してね!

  • TFNは自分で申請しないと発行されません。届くまで最大28日ほどかかるため、早めの申請が便利です。
  • 郵送先はオーストラリア国内の住所です。住所が決まってから申請します。
  • ATOは、TFNを伝えるのは仕事を始めた後にするよう案内しています。求人への応募時やインターネット上でTFNを伝えないでください。
  • TFNを伝える相手は、ATO、雇用主、銀行、スーパーのファンド、大学など正当な理由がある相手に限られます。
  • 番号の紛失や悪用が疑われるときは、すぐATOに連絡します。詳しくはATOのTFNのページ(新しいタブで開く)にあります。

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