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暮らしのマナー(Everyday etiquette and rules)

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ひとことで言うと

オーストラリアの暮らしのマナーには、法律や規則で決まっているものがあります。たとえば、住宅の騒音には時間の制限があり、公共交通で座席に足をのせると罰金の対象になります。内容は州・準州ごとに違うため、住んでいる州の公式ページで確認します。

目次
  1. きまりになっているマナー
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 日本との違い・注意点

きまりになっているマナー

暮らしのマナーのうち、州・準州の法律や規則で決まっていて、公的機関が案内しているものを取り上げます。法律で決まっていることは、守らないと罰金などの対象になることがあります。

住宅の騒音には時間の制限がある

NSW州やVIC州などでは、家庭の機器や音楽の音が、決まった時間に近所の家の中で聞こえてはいけないという規則があります。対象は、芝刈り機、電動工具、エアコン、プールのポンプ、楽器、ステレオやテレビなどです。

近所の騒音に困ったときの方法として、ニューサウスウェールズ州(NSW)の環境保護庁(Environment Protection Authority、EPA)は次を挙げています(NSW EPAのページ(新しいタブで開く))。

  • 相手に穏やかに話す。音の大きさに気づいていない人も多い。
  • 時間の制限を確認する。
  • 地元のカウンシルに相談する。
  • 自分で地方裁判所に騒音停止命令(noise abatement order)を求める。

ビクトリア州(VIC)では、住宅の騒音の苦情を調べるのはカウンシルです(EPA Victoriaのページ(新しいタブで開く))。

公共交通のルール

公共交通での行為にも、規則と罰金があります。NSW州の交通局(Transport for NSW)は、次の行為を違反として挙げています(Transport for NSWのページ(新しいタブで開く))。

行為反則金(penalty notice)最高額
座席に足をのせるA$100A$1,100
ごみを捨てるA$200A$1,100
たばこ・電子たばこを吸うA$300A$550
酒を飲む(運行会社が認める場合を除く)A$400A$1,100
不快な言葉づかい・行為、つばを吐くA$400A$1,100
ドアをふさぐ、設備を操作するA$400A$5,500

金額は2026年10月時点のNSW州のものです。Transport for NSWは、席を譲る、場所を空ける、ドアの前に立ち止まらない、大きな声や音楽で周りに迷惑をかけない、といったマナーも呼びかけています。

ビクトリア州でも、有効な切符を持たずに乗ったり、交通の違反をしたりすると、罰金の対象になることがあります(Transport Victoriaのページ(新しいタブで開く))。検査官(Authorised Officer)は制服または私服で、金属のバッジと写真付きの身分証を持っています。

行事の始めの「土地への敬意の表明」

会議や行事の始めに、その土地の伝統的所有者に敬意を表す言葉が述べられることがあります(Reconciliation Australiaのページ(新しいタブで開く))。くわしくは「土地への敬意の表明」で説明しています。

州・準州ごとの違い

住宅の騒音の時間の制限(家庭の機器や音楽が、近所の家の中で聞こえてはいけない時間)の例です。

州・準州芝刈り機・電動工具など楽器・ステレオ・テレビなどエアコン
ニューサウスウェールズ州(NSW)土日祝は8時前と20時以降、ほかの日は7時前と20時以降金・土・祝日の前日は8時前と0時以降、ほかの日は8時前と22時以降土日祝は8時前と23時以降、ほかの日は7時前と23時以降。厳しい・極端な熱波のときは制限なし
ビクトリア州(VIC)平日は7時前と20時以降、土日祝は9時前と20時以降月〜木は7時前と22時以降、金は7時前と23時以降、土と祝日は9時前と23時以降、日は9時前と22時以降冷房は、平日は7時前と23時以降、土日祝は9時前と23時以降。暑さの健康警報(heat health warning)のときは制限なし
クイーンズランド州(QLD)各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認
西オーストラリア州(WA)各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認
南オーストラリア州(SA)各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認
オーストラリア首都特別地域(ACT)各準州の公式ページで確認各準州の公式ページで確認各準州の公式ページで確認
タスマニア州(TAS)各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認各州の公式ページで確認
北部準州(NT)各準州の公式ページで確認各準州の公式ページで確認各準州の公式ページで確認

NSW州はNSW EPAのページ、VIC州はEPA Victoriaのページによります。2026年10月時点の内容です。

VIC州では、決められた時間内でも、音量が必要以上に大きいなどの場合は、カウンシルの職員が「不当な騒音」と判断することがあります。NSW州でも、カウンシルが騒音を抑えるよう通知を出すことができます。

ここに注意してね!

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