保育の種類(Types of early childhood education and care)
ひとことで言うと
オーストラリアの保育には、平日の日中に預ける保育園(long day care)、保育者の家で少人数を預かるファミリー・デイケア、就学前の子ども向けのプリスクール、学童保育(OSHC)、一時保育などがあります。施設の比較と保育料補助(CCS)の見積もりは、政府のサイト「StartingBlocks.gov.au」でできます。
主な保育の種類
政府のサイト「StartingBlocks.gov.au」のページ(新しいタブで開く)と教育省のページ(新しいタブで開く)が挙げている主な種類です。
| 種類 | 対象の年齢 | 特徴 |
|---|---|---|
| 保育園(Centre Based Day Care、long day care) | 0歳から就学前まで | 保育施設で、資格のある保育者が預かる。1日8時間以上、通常は月〜金曜に開いている。年齢ごとのグループに分かれることが多い |
| ファミリー・デイケア(Family Day Care) | 主に0〜12歳 | 登録した保育者の家などで、少人数を預かる |
| プリスクール(Preschool) | 主に3〜5歳 | 小学校に入る前の子ども向け。キンダーガーテン(kindergarten)と呼ばれることもある。単独の施設のほか、ほかの保育施設や学校の一部のこともある |
| 学童保育(Outside School Hours Care、) | 小学生など | 授業の前後や学校の休み、学校が休みになる日に預かる。プリスクールの子どもを預かる施設もある |
| 一時保育(Occasional care) | 0歳から就学前まで | 短い時間、必要なときに預ける |
| 在宅保育(In Home Care) | 子どもの家庭 | 保育者が子どもの家で預かる。ほかの保育を使えない家庭(勤務時間が不規則、近くに施設がないなど)に限られる |
このほか、地方や遠隔地を回る移動式の保育(mobile services)や、家族・友人・ベビーシッター・ナニーなどの私的な預け先もあります。
プリスクールの呼び方と始まる年齢は州・準州で違います。くわしくは「プリスクール(就学前教育)」と「就学前教育の呼び方(州ごと)」にまとめています。
保育料補助(CCS)が使える保育
国の保育料補助(Child Care Subsidy、CCS)を受けられるのは、国の承認を受けた次の4種類の保育です。
- 保育園(Centre Based Day Care)
- ファミリー・デイケア(Family Day Care)
- 学童保育(OSHC)
- 在宅保育(In Home Care)
補助の仕組みは「保育料補助(CCS)」で説明しています。
施設の質の評価
保育園やファミリー・デイケアなどは、国の質の基準(National Quality Framework、NQF)に沿って運営されます。施設は7つの分野で評価され、全体の評価が決まります。
| 全体の評価 | 意味 |
|---|---|
| Excellent | 特に優れている。国の機関(ACECQA)だけが与える |
| Exceeding National Quality Standard | 多くの分野で国の基準を上回る |
| Meeting National Quality Standard | 国の基準を満たしている |
| Working Towards National Quality Standard | 一部の分野に改善が必要 |
| Significant Improvement Required | 子どもの安全などに深刻な問題があり、すぐに対応が取られる |
| Provisional – Not Yet Assessed | 新しく承認され、まだ評価されていない |
評価の証明書は、施設に常に掲示されています。
手順
- 必要な預け方(毎日か、短時間か、学校の前後か)を考える。
- StartingBlocks.gov.auで近くの施設を探し、料金、空き、質の評価を比べる。
- 施設を見学し、質問する。
- 施設に申し込み、保育料補助(CCS)を申請する。
費用
料金は施設ごとに違います。StartingBlocks.gov.auで、各施設の料金と、補助を受けた後の自己負担の見込みを調べられます(2026年10月時点)。
ここに注意してね!
- 保育の種類によって、対象の年齢、預ける場所、開いている時間が違います。
- 施設に心配なことがあれば、まず施設に伝えます。解決しなければ、州・準州の規制当局に苦情を出せます。
- 保育料補助を受けられるかどうかは、ビザの種類などの条件で変わります。条件は「保育料補助(CCS)」の記事にあります。
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教育・子育て移住者向けの無料英語(AMEP、Adult Migrant English Program)AMEPは、対象となる移住者と人道的入国者が無料で英語を学べる連邦政府の制度です。18歳以上で英語がほとんど話せない永住者、対象の一時ビザを持つ人などが参加できます。2020年10月1日より後に対象のビザが始まった人は、6か月以内の登録などの期限があります。教育・子育て英語試験の種類(English language tests)オーストラリアのビザ申請で英語力の証明に使える試験は、内務省が決めています。2025年8月7日以降に受けた試験では、IELTS、PTE Academic、TOEFL iBT、Cambridge C1 Advanced、OET など9種類が認められています(2026年10月時点)。自宅で受けるオンライン試験は認められていません。教育・子育て家族手当(Family Tax Benefit、FTB)家族手当(FTB)は、子どもを育てる家庭の費用を助ける連邦政府の給付です。子どもごとに出るPart Aと、ひとり親や収入が主に1人の家庭向けのPart Bがあります。受け取るには、オーストラリア市民・永住ビザなどの居住の条件と、世帯の収入の条件を満たす必要があります。
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教育・子育て保育料補助(Child Care Subsidy、CCS)保育料補助(CCS)は、国の承認を受けた保育施設の料金を国が補助する制度です。補助は施設に直接支払われ、保育料が下がります。補助の率は家族の所得で決まり、所得A$88,520以下なら90%です(2026年10月時点)。受けるには、市民・永住ビザなどの居住の条件と、子どもの予防接種の条件を満たす必要があります。教育・子育てプリスクール(就学前教育、preschool・kindergarten)小学校に入る前の年に、先生が行う週15時間ほどの就学前教育を受けられます。呼び方は州・準州で違い、プリスクール、キンダー(kinder、kindy)、キンダーガーテンなどと呼ばれます。始められる年齢の基準日や、無償・費用の支援の仕組みも州ごとに違います。教育・子育て就学前教育の呼び方(州ごと、preschool・kindergarten・kinder)小学校に入る前の年の教育は、州・準州によってPreschool、Kinder、Kindy、Kindergartenと呼び方が違います。NSWとACTの「Kindergarten」は小学校の最初の学年で、WAとTASの「Kindergarten」は就学前の1年間です。州ごとの呼び方を表にまとめました。教育・子育て保育施設の探し方(StartingBlocks.gov.au)保育施設は、政府の無料サイト「StartingBlocks.gov.au」で探して比べられます。質の評価、料金、空き状況などを見られ、保育料補助(CCS)の見込みも計算できます。候補が決まったら、少なくとも1回は見学し、質問をしてから申し込むよう案内されています。教育・子育てプレイグループ(playgroups)プレイグループは、小さな子どもと親・保育者が地域で集まり、一緒に遊び、学び、つながる場です。子どもの遊びを通した学びと、親どうしの交流や情報交換に役立ちます。探すときは、各州・準州のプレイグループの団体のサイトを使います。